2017年10月13日 公開

おなじみ「魔女の宅急便」の原作は壮大な物語だった

ジブリ作品でも有名な「魔女の宅急便」。原作の童話には、ジブリ作品には描かれていないその後がありました。主人公のキキたちはどのように成長していったのか、お子さまと一緒に本・絵本で読んで楽しんでみましょう。魔女の宅急便の原作1~6巻をご紹介します。

ジブリ作品でも有名な「魔女の宅急便」。原作の童話には、ジブリ作品には描かれていないその後がありました。主人公のキキたちはどのように成長していったのか、お子さまと一緒に本・絵本で読んで楽しんでみましょう。魔女の宅急便の原作1~6巻をご紹介します。

【1巻】キキが新しい街での生活を始める

魔女の宅急便 (福音館文庫 物語) | 角野 栄子, 林 明子 |本 | 通販 | Amazon (64692)

タイトル:魔女の宅急便
著者  :角野 栄子(作)/ 林 明子(画)
出版社 :福音館書店

1巻の内容はジブリ作品でも使われているシーン。キキが相棒の黒猫ジジとともに、新しい街へ旅立ち生活を始めるところです。初めて降り立った街でキキが街の人たちに受け入れてもらえるよう奮闘する様子が描かれています。

【2巻】キキの宅配屋さんで起きた大問題

魔女の宅急便〈その2〉キキと新しい魔法 (福音館文庫 物語) | 角野 栄子, 広野 多珂子 |本 | 通販 | Amazon (64693)

タイトル:魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法
著者  :角野 栄子(作)/ 広野 多珂子(画)
出版社 :福音館書店

1巻の終わりに里帰りをしたキキが、お店を空けたままにしてはいられないと急いでコリコの街へ帰るところからはじまります。キキとジジは赤ちゃんカバやどこにいるかわからない人へのお届けものなど、さまざまな依頼をこなしていきますが、あるとき大問題が起こります。キキの失敗と再生、そして新しい挑戦の物語です。

【3巻】年下の魔女との出会いと成長

魔女の宅急便〈その3〉キキともうひとりの魔女 (福音館文庫 物語) | 角野 栄子, 佐竹 美保 |本 | 通販 | Amazon (64694)

タイトル:魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
著者  :角野 栄子(作) / 佐竹 美保(画)
出版社 :福音館書店

新しい街に来て宅配屋さんを始めてから4度目の春が訪れた頃、キキは16歳に。そのとき12歳の魔女が現れ、キキの仕事やデートの邪魔をしてきます。彼女に振り回されるなかで成長していくキキのお話です。

【4巻】キキととんぼの恋

魔女の宅急便 その4 (福音館文庫 物語) | 角野栄子, 佐竹美保 |本 | 通販 | Amazon (64695)

タイトル:魔女の宅急便 その4 キキの恋
著者  :角野 栄子(作) / 佐竹 美保(画)
出版社 :福音館書店

17歳になったキキは少年とんぼのことが気になっており、久しぶりに会えることを楽しみにしていました。しかし、会えなくなったことを知らせる手紙が届きます。ふたりがお互いに自分を見つめ、結びつきを強める様子を描いた一冊です。

【5巻】魔法が使えなくなってしまう

魔女の宅急便 その5 (福音館文庫 物語) | 角野 栄子, 佐竹 美保 |本 | 通販 | Amazon (64696)

タイトル:魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木
著者  :角野 栄子(作) / 佐竹 美保(画)
出版社 :福音館書店

一人前の魔女に近づいたキキは19歳になるものの、とんぼとの恋は思うように進展しない様子。そんなとき、突然魔法が使えなくなってしまいます。ほうきで飛べず、ジジのことばがわからなくなってしまったキキのお話です。

【6巻】15年後のお話

魔女の宅急便 その6 (福音館文庫 物語) | 角野 栄子, 佐竹 美保 |本 | 通販 | Amazon (64697)

タイトル:魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち
著者  :角野 栄子(作) / 佐竹 美保(画)
出版社 :福音館書店

最終巻となる6巻は、5巻の終わりから15年後のお話。キキはとんぼと結婚して双子のママになっています。魔女になることに執着していない姉のニニ、魔女になれないけれど魔女の血筋を意識する弟のトト、そんな双子を見守るキキととんぼ……。13歳になって一人立ちを迎える頃の子どもたちやキキたちの様子が描かれています。

小説で魔女の宅急便の世界をじっくり楽しもう

ジブリ映画で魔女の宅急便を見たことがある人もそうでない人も、小説の魔女の宅急便を読むといろんなワクワクが味わえます。ジブリファンなら映画と原作の違いを比較して読んでも、その後はこんな風だったのかと想像してみても面白いはずです。

本が苦手なお子さまでも、ジブリ映画でおなじみのキキのお話なら興味を持ってくれるはず。長編のお話ですが、面白さについどんどん読み進めてしまうことでしょう。

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この記事のライター