小学校受験をするにあたり、多くの学校ではペーパーテストが必須です。
できるだけ楽しく子どもにペーパーテスト対策をしてもらえるためにアプリを使うのもアリではないでしょうか?いくつかご紹介したいと思います。
ペーパーの対策を始める前
我が家が小学校受験の対策を始めたのは年長の春。秋に試験があるので完全に出遅れていた状態でした。 塾に通っていなかったのでペーパーテストの勉強はどんなものがあるのか、どの程度の難度なのか、得意・不得意もわからず当初は途方に暮れていたことを思い出します。
ペーパーテストの取り組みで困っていたこと
何から手をつけたらいいのか、問題集は何を使うのか?どうやって子どもにやってもらうのか?などわからないことだらけ。
できなかった問題や間違えやすい問題の傾向を図るのも苦労しました。
アプリを使って勉強もさせてみたのですが、当時は幼児のアプリの数も少ない上に求めている内容とは程遠いもの。 結果として楽して勉強させるということは土台無理でコツコツとやっていくしかないという結論に達し、問題をコピーして何度も繰り返しやらせていました。
アプリでの学習をどのように取り入れるか
使い方は人それぞれですが、外出先や旅行先、移動中などにも気軽に取り組めるのが最大の利点ではないかと思います。
また、正答率やまちがえた問題だけを復習できる機能があるアプリもあり、学習の進捗管理は人間よりデジタルの方が正確なので助かることも多いのではないでしょうか。
少なくとも私自身は管理がとても苦手だったのでいま小学校受験に取り組むのであればアプリでの学習は確実に取り入れていただろうと思います。
現在の小学校受験関連アプリおすすめ4選
私が利用したアプリは必要とする機能が不足していることも多く長く使うことはありませんでしたが、時間が経ち今は良いアプリがいくつも出ていました。
その中で今小学校受験に取り組むのであればダウンロードしたいと思ったアプリを4つご紹介します。
できましたっち!
ジャック幼児教育研究所が監修しているアプリです。
さすが毎年合格者を多数出すジャックのコンテンツだけあり、問題の量・質など申し分ないと感じました。 ダウンロードは無料ですが200問以上の問題をご利用いただけます。無料以外の問題はアプリ内課金で利用することが可能です。
レベルも「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の3レベルが揃えられており、さまざまな分野の問題にトライできます。
そのため、子どもの理解習熟度を確認しやすいと思いました。
選択肢も問題に取り組むたびに変えるので解答を記憶してしまう心配もありません。
正答率も保護者用の管理画面でチェックすることができます。
私自身が子どもの小学校受験の時に求めていたものが詰め込まれていてとうらやましくなったアプリです。 iOS対応でアンドロイドではダウンロードできないのが残念ですが、内容はとても良いのでiPadをお持ちの方はダウンロード推奨です。
対象年齢 4歳以上
料金 無料 ※APP内課金あり
動作環境 iOS
おもいのどれ?
苦手な子どもも多い「つりあいの問題」に取り組む前にこのアプリで遊んでみると考え方を掴みやすいと思います。
私自身もつりあいの問題を教えるときにはかなり苦労した記憶があります。
幼児教室の授業を見学したときにシーソーの問題をやる前に実際に天秤で重さを比べることを子どもに体験させていましたが、その授業を受けて問題解答に落とし込むには相当な時間がかかると思いました。私の個人的な感覚ですが、こういったアプリを使っても良いと感じます。
簡単で楽しく遊べるアプリです。 iOS・Android共に対応しています。
対象年齢 4歳以上
料金 無料 ※APP内課金あり
動作環境 iOS,Andoid
季節感カード
幼児教室のプラチナム学習会が監修しているアプリです。
季節の行事やお花の名前を楽しく覚えられるアプリです。季節の問題はペーパーテストでの頻出項目です。コロナ禍の中、外に出かける機会も減ってしまいましたので、こうしたアプリで基礎知識を教えていくのも良いかもしれません。iOS・Android共に対応しています。
対象年齢 4歳以上
料金 無料
動作環境 iOS,Andoid
いくつあるかな?
これは実際に娘のミヤピーが使っていたアプリです。
積み木の数を数えるトレーニングができます。小学校受験でも頻出する問題でもあるのでこれは良い教材だと思っていました。
ただし、数字が理解できるのが前提です。
移動中などの隙間時間に遊びで使っていましたが、空間を把握する能力が伸びるように思いました。
対象年齢 4歳以上
料金 無料
動作環境 iOS,Andoid
※現在、iOS、Android共にストアから削除されてしまっているようです。
改善の目処が立ったら以下のページにお知らせが出るようなのでチェックしてみてくださいね。
いくつあるかな? | fantamstick.com
小学校受験においてアプリを活用する時に大事なこと
アプリをメインに勉強することは難しいと思います。
結局のところ、実際のテストは鉛筆を持って紙に書く形式です。
この形式に慣れるために、勉強のベースは紙で行い、隙間時間を使って遊びながら理解を深めるために使うあくまで補助教材であることを忘れずに利用するのが良いでしょう。
しかしながら、動きや音楽もつけていて楽しく取り組みができる教材なのでうまく利用すれば良い成果を生むことができるように思いました。
端末を子どもに預けっぱなしにしないなど親は注意を払う必要はありますが、親が教える時間的な手間や初めての問題に取り組むときのストレスは減ることでしょう。
次回もお楽しみに!