その季節によって用いられる言葉は異なります。小さいうちからそれを自然に使い分けられるようになっていれば、大きくなってから苦労することもありませんよね。そこで今回は、7月に用いられる天気言葉を5つご紹介します。
雨が降り続く梅雨っていつからいつまで?
太陽暦では6月10日頃〜7月10日頃までの期間をさします。
梅の実が熟す時期に降る雨ということで、梅雨という名称が付けられました。
梅雨にさしかかると「梅雨入り」、梅雨が終わると「梅雨明け」という言葉もあります。
お子さまには「梅雨明けまだかな〜?」と問いかけてみるといいかもしれませんね。
30度以上が真夏日って知ってましたか?
ところでみなさんは、何度以上になると真夏日になるかご存知ですか?
答えは、最高気温が30度以上の日のこと。
25度以上だと「夏日」、35度以上だと「猛暑日」と呼ぶそうですね。
天気予報を見ながら「明日は真夏日かな?夏日かな?それとも猛暑日かな?」と、質問形式にしたら覚えやすいかもしれません。
子どもも待ち遠しい海開きってどんな意味?
または、その日に開催される行事のことを「海開き」といいます。
行事としてきちんと海開きを行う場合は、神主さんなどによって執り行われる場合が多く、シーズン中の安全や繁盛を祈願しているそうです。
なお、一般の登山者を迎え入れる「山開き」や、川涼みの開始を祝う「川開き」という言葉もあります。
あわせて覚えてみてください。
「夏台風」ってなんで厄介な存在なの?
7月~8月にかけて発生する台風を「夏台風」
9月~10月にかけて発生する台風を「秋台風」と呼びます。
夏台風は移動速度が遅く、自転車並みの速度で移動することがあります。
また、進路が不安定で蛇行することもあります。
そのため台風による強風や大雨が一か所に集中してしまったり、台風の進路の予想が難しく思わぬ被害にみまわれることがあります。
秋台風は移動速度が速く、急な襲来となることもあり天気予報をみて早急に対応をする必要があります。
夏台風がご自宅の地域を覆いはじめたら、しばらく家でじっとしていなければなりません。
家の中で過ごす時間。「夏台風」と「秋台風」のお話しや、英語を習っているお子さまには「台風」と「typhoon」「hurricane」の違いなどを話題にしてみてもいいかもしれませんね。
子どもにも危険を及ぼす「夏バテ」!
それこそが「夏バテ」です。
暑さにより自律神経系に乱れが生じて引き起こされます。
夏バテは大人だけでなく子どもにも現れる症状です。
食欲不振や微熱などが続く場合は、病院にいって診断してもらった方が良いかもしれませんね。
夏バテにはくれぐれもご注意を。
独特なニュアンスで覚えるのも大変!
普段の会話にもとり入れて、小さいうちから覚えてしまいましょう。