2017年01月21日 公開

実は効果大!素朴な竹馬遊びに秘められた力とは?

竹馬は昔の遊び道具かと思いきや、最近では竹馬をカリキュラムに取り入れている幼稚園や小学校が増えているそうです。竹馬には子どものさまざまな能力をはぐくむ驚くべき力があります。竹馬のかんたんな作り方や乗り方のコツをご紹介します。

竹馬は昔の遊び道具かと思いきや、最近では竹馬をカリキュラムに取り入れている幼稚園や小学校が増えているそうです。竹馬には子どものさまざまな能力をはぐくむ驚くべき力があります。竹馬のかんたんな作り方や乗り方のコツをご紹介します。

知育にも体育にも!あなどれない竹馬パワー

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竹馬にはじめて乗るときに感じる最初の壁は「バランス」ですよね。パパママにも覚えがあると思いますが、誰かに支えてもらいながら乗ることはできても、自分だけでは立つこともむずかしいのが竹馬です。
でも、バランスのコツを会得してしまえば、竹馬で全力ダッシュしたり、飛び跳ねたりすることもできるようになります。
竹馬を操るには、筋肉の微妙な力加減が必要です。体重をどのように移動すればよいのか、手足をどう動かせば安定して進めるのか等々、竹馬を上手に操るにはコツが必要です。
竹馬に乗っている子どもは、筋力だけでなく、神経や脳もフル回転させています。竹馬は、体育だけでなく、知育にも効果的な道具というわけです。

手作りで竹馬をつくってみましょう!

竹馬を作ってみた。

【材料】
竹(ある程度太く、まっすぐなもの)
針金
(工具)
のこぎり、ノミ、ペンチ

まず棒と足台をつくりましょう。

1.子どもの身長にあわせて竹をカットし棒(手でもつ部分)をつくります。
2.節にあわせて竹をカットし、足台をつくります。子どもの足のサイズにあわせましょう。
3.カットした足台用の竹にのこぎりで切れ目を入れ、ノミなどでたたいて溝をつくります。この溝に棒(手で持つ部分)を差し込んで竹馬の本体をつくります。

次に、棒と足台だけだと、子どもが乗ったときに足台が抜け落ちてしまうので、「支え棒」をつくって足台と棒をつなぎます。

4.まず、足台や棒よりも細い竹を選び、足台と棒をつなげられるだけの長さにカットします。
5.足台の底側に、支え棒を差し込む穴をつくります。
6.棒側にも支え棒を差し込む穴をつくります。
7.二つの穴に支え棒を差し込んだら、足台・棒・支え棒の3点ががっちり固定されるよう、針金などをしっかり巻きつけて完成です(棒と足台が直角に固定されていますか?)

子どもに遊ばせる前に、パパママが支えながら子どもを乗せて、足台が抜け落ちないか、しっかり確認することを忘れないようにしましょう!
のこぎりやノミなど刃物を子どもに使わせるときはパパママが注意してあげましょうね。組み立てを子どもにお手伝いさせれば、親子の楽しい工作時間になりますよ。

手元に材料がないときは市販の竹馬でもOK!

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商品名:パカポコ
メーカー:アーテック

手元に竹馬の材料がないときなどは、市販の竹馬を購入してみてはいかがでしょうか。お値段はピンきりですが、3,000円くらいでしっかりとした作りの竹馬を買うことができます。
また、より簡易で竹馬の代用にもなる商品(パカポコ)があるので、こちらもチェックしてみてください。

竹馬の乗り方のコツは「重心移動」

【動画】竹馬の説明

竹馬を上手に乗るコツは「重心移動」です。このコツをつかまないと、どれだけ練習を重ねても竹馬をつかいこなすことはできません。

竹馬に乗る際、体を地面に垂直に維持しようとしても、腕の長さの分だけ体の重心が後方に下がってしまいますよね。
重心を少しだけ前方に置くように意識すれば、立つことは簡単です。ただ、そのままで歩きはじめると、頭や胴体の重さにひっぱられて、どうしても後方に重心がかたよってしまいます。勢いよく歩きはじめても、だいたい数歩程度しか進めないのはそのためです。
そこで、歩いているあいだは、立っているときよりもさらに重心を前方に置くようにすれば、安定を保つことができます。

知育体育の万能ツール!竹馬をつかいこなそう

竹馬のかんたんな作り方と乗り方のコツをご紹介しました!つくる段階から子どもと一緒に楽しめて、体幹やバランス感覚をきたえることもできる竹馬は、知育・体育どちらにも有効な遊び道具です。ぜひご家庭で竹馬遊びにチャレンジしてみてください。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター