幼少期の英語教育、たくさんありますよね。現在は他の教材をメインにしている我が家。今回は息子が2歳の時に受講した“こどもちゃれんじEnglish”の体験談です。こどもちゃれんじEnglishを受講したきっかけと効果、2年で退会した理由、料金をはじめ紹介制度やコンサートのことまでお伝えします。
しまじろう”というキャラクターの魅力が受講のきっかけ
そんな経験から、子どもには早い段階で英語を習得して欲しい、という願いもあり、マタニティの頃から他社の英語教材を購入。そして多角的なアプローチを目的に “こどもちゃれんじEnglish”も併用することにしました。
こどもちゃれんじEnglishとはしまじろうと一緒におうちで英語を学べる、定期的に届くタイプの英語教材です。
1番のきっかけは、“こどもちゃれんじ”を受講していたので、ベビーの頃から親子でしまじろうのファンだったこと。そして、こどもちゃれんじでもらえるのは普通のぬいぐるみなのですが、こどもちゃれんじEnglishになると、英語でお話をするしまじろうがもらえるから。
ちょっとくだらない理由に思われますが、ベビー期のしまじろうの存在って絶大なのです。それに、好きから入ると上達も早い!
幼少期の英語教育はこどもちゃれんじEnglishだけでOK?
まず家庭の方針により、どこまで英語を取り入れたいか、これまでの英語環境はどうだったか、によると思います。
我が家の結論としては、これだけで日常会話ができるようになるのは難しいと判断しました。ただ英語を好きになるきっかけ作りには、大変効果のある英語教材だと思いました。
理由としてあげられるのは、発売元の同じベネッセから、オールイングリッシュを売りにした“World Wide Kids”があります。
対して“こどもちゃれんじEnglish”は日本語と英語のMixされたプログラムです。
英語教材を選ぶ際に、オールイングリッシュにこだわりを持つ家庭も多いかと思います。
ただ、日本語が優位である家庭で育った幼稚園くらいの子どもに、いきなりオールイングリッシュで英語教育を始めると、「何を言っているかわからないからイヤだ!」と拒否するケースもあるそうです。
英語学習を始める前から、嫌いになられては困ってしまいますよね。
それもあってか“こどもちゃれんじEnglish”は、日本語と英語がMIXされて進むことで、英語を身近に感じやすく、物心ついてから英語学習をスタートする「きっかけの教材」として採用するにはとってもおススメだと思いました。
だからといって、英語学習の効果が低いわけではありません。
英語教材として定評のある“World Wide Kids”のノウハウをうまく利用して作られており、DVDや玩具を併用し多角的に英語を学ばせます。
但しこれは5段階ある教材を受講したトータルの語彙数なので、いずれにしても継続的な受講は必須なのかもしれませんね。
子どもの英語教育は必須になる!?
2020年以降の小学校の英語教育の基本的な指針を抜粋しました。
2020年度より、これまで小学校5年生からだった英語教育が小学校3年生からスタート。小学校3年生、4年生は「外国語活動」という体験型の英語学習が設定されます。
例えば、2021年度から中学校の英語授業は、基本的に全てが英語で行われます。つまり、小学生の間に英語を聞き取れる力を養う必要があるわけです。
さらに、中学校では短い新聞記事を読んだり、テレビのニュースを見たりして、その概要を伝えられるようになることが目標として掲げられています。
そのため小学校では中学年から、英語を用いてコミュニケーションを図るための素地を養っていくことになります。
いかがでしょうか?
このように、公立の小中学校でも英語が日常会話としてできるようになる必要がでてくるのです。
参考 : 文部科学省・グローバル化に対応した英語教育改革実施計画
https://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/index.htm
こどもちゃれんじEnglishの料金は高いの?安いの?
“こどもちゃれんじEnglish”になるとかなり減り20%くらいなのですが、その全員が“こどもちゃれんじ”と併用をしていました。
実は両方を一緒に受講すると割引率がかなり高く、料金がお安くなります。さらに、年間一括購入にすると安くなるため、1教材の料金は2,933円からとなるようです。
実際には2回以上は継続が必須だったり、学年があがると受講料も変わるのでご注意を。毎月ではなく、2か月に1回のお届けで年間6回となるのも特徴です。
対象年齢 | 毎回払い | 一括払い |
---|---|---|
ぷち(1歳) | 3,263円 | 17,598円 |
ぽけっと(2・3歳) | 3,263円 | 17,598円 |
ほっぷ(3・4歳) | 3,806円 | 20,856円 |
すてっぷ(4・5歳) | 3,806円 | 20,856円 |
じゃんぷ(5・6歳) | 3,806円 | 20,856円 |
対象年齢 | 毎回払い | 一括払い |
---|---|---|
ぷち(1歳) | 4,033円 | 21,822円 |
ぽけっと(2・3歳) | 4,033円 | 21,822円 |
ほっぷ(3・4歳) | 4,576円 | 25,080円 |
すてっぷ(4・5歳) | 4,576円 | 25,080円 |
じゃんぷ(5・6歳) | 4,576円 | 25,080円 |
隔月で年間6回、1回3000円~4000円弱だったら、比較的取り入れやすい絶妙な料金設定だと感じましたし、そのクオリティを考慮すると、利用価値はあると感じます。
知りたい!こどもちゃれんじEnglishのクオリティと効果
こどもちゃれんじは毎月届くので、意外とあっという間に1か月がたってしまいます。手つかずのまま次の教材が来てしまうことも。しかし、こどもちゃれんじEnglishは2か月に1回なので、繰り返しじっくり取り組めるのがよかったです。
そして外国の先生が出てくるので、発音に関してはネイティブなのもポイント。オールイングリッシュではなく、日本語で誘導があるので、子どもが話をできるようになってから始める場合は特に入りやすい。
そしてわかりやすいようゆっくりと話すので、参加もしやすいようでした。
内容も、その回のテーマであるフレーズの繰り返しが多く、定着しやすいと感じました。映像も子どもに伝わりやすいし、オリジナルのキャラクターやしまじろうが出てくるので、そこは強みです。
ポイントがしっかりと明確で、わかりやすくて楽しいので、大人も一緒に楽しめる、どちらかというと英語の教育番組を見ているような感覚でしょうか。
最年長「こどもちゃれんじ じゃんぷ」のカリキュラムで身につけられるフレーズ
・I like ….(⋯が好き。)
・Let me in. / OK. / No.(中に入れて。/いいよ。/だめ。)
・Here you are.
・I’m ready. / Not yet.
英語教材を様々比較検討してから内容をみると、最年長のカリキュラムでも決して高度とは言えない印象を持つかもしれません。
いつでも始められることも考慮しているのか、継続してステップアップするというより、常に初心者を意識している感じがしました。
その代わり、幼稚園に入って気づくと周りが英語を習い始めていて焦った、そんな時にもおススメ。学年の途中からでもスタートしやすいというのはありがたいですね。
そしてやはりベネッセの教材ですので、子どものサンプル数が多く、改善が繰り返されて、年ごとにブラッシュアップされているのは強みです。
届く玩具もDVDに連動しているので、遊びながら簡単な英単語が出ていたのに感動しました。
玩具と併せて英語で遊べるという、本当に英語を好きになる、抵抗をなくすという観点では、こどもちゃれんじユーザーには特におすすめしたいと思っています。
こどもちゃれんじEnglishを受講してよかった点
1)しまじろうコンサートに優先応募できる
実はしまじろうコンサートには2種類あって、英語バージョンがあるのです。こちらは日によっては激戦で当選するのが難しい人気のイベント。こどもちゃれんじEnglishの受講者は優先枠があるのはありがたい。
そしてベネッセの別教材“World wide kids”のユーザーも参加するのですが、コンサートのスタッフと英語でコミュニケーションをとることができます。このようにインプットだけではなく、アウトプットの機会もあるのでうれしいです
2)少しずつ届くので飽きない
英語に限らずですが、やはり繰り返し継続をすることが大切ですよね。このペースだと何度もDVDをみるし、リズミカルな音楽も多く、マザーグースなど英語圏の子どもたちが実際に口ずさむ曲が使われているので、出先で聞こえてきて口ずさむ、なんて嬉しい効果
3)英語教材の中では料金が安価である
そのため手を出しやすく、英語の家庭学習ってどうなのかな、子どもが気に入るかな、と不安がある人にも安心。
あとは英語学習のトライアルとして、他の高額な英語教材を使いこなせるかわからない人にもおススメです。
また、こどもちゃれんじEnglishは学年別に分かれてはいますが、上の学年の教材を選ぶことができるのをご存知ですか?
我が家は5月初旬生まれということもあり、該当学年の教材だと少し簡単すぎるため、1学年上の教材を受講しています。
特に幼少期の英語カリキュラムになると、年齢や学年はそこまで気にしなくていいとわかりました。
実際、内容が難しすぎるという問題はありませんでしたし、それどころか、上の学年になってからも教材を繰り返し長く使えました。やはり英語は繰り返しが大切なので、これはとても良かったです。
そしてこのまま継続すれば、いずれは先取学習にもつながるというメリットもありますね。 特に、兄弟のいる家庭では特にみんなで使えるのでより経済的だなと思いました。
2年で退会をした理由
退会の理由としては、教材がこれ以上増えてしまうことにも抵抗があったことや、英語のレベルを考えると、もう少しステップアップしていきたいという思いがあったので、オールイングリッシュの教材にシフトしました。
もともと我が家は、メインでオールイングリッシュの英語教材を採用しており、色々な角度から英語を学べたらいいかなと思って導入したことがきっかけです。
実際に使ってみた効果は、しまじろうのぬいぐるみ目当てで始めたこともあり、子どもが自らこどもちゃれんじEnglishのDVDを流し、歌やフレーズを口ずさむなど、英語が好きになるきっかけとしては非常に高い効果を感じました。
日常生活に即したシーンが多いので、バスタイムやお出かけのシーンでは、短いセンテンスですが、英語で話したり発語もありました。そして 退会した今でも、息子自ら、思い出してはDVDをかけています。
親子で気に入っていることもあり、継続するかはかなり悩んだのですが、最終判断として、英語力がアップするというよりも、英語を好きになるきっかけ、導入としての目的は果たせたかなと思い、退会しました。
ただ、インターナショナルスクールに通っていたり、よほど英語に親しみのある環境で過ごしている子どもでない限り、教材として使える期間の長さは比較的期待が持てるはずです。
そして、いつでもまた始められるのも、こどもちゃれんじEnglishの強みですよね!
やってみようと思ったら!友人紹介でプレゼントを貰おう
「やってみよう!」と思ったら、ぜひ現在受講しているお友達を探してみてください。
なぜなら、友人紹介制度を利用するとラインナップが豊富で、実用的なしまじろうグッズがもらえるのです。
しかも、こどもちゃれんじとは別にこどもちゃれんじEnglishでも友人紹介制度があり、それぞれ別のラインナップ。オリジナルのキャラクターもいるのですが、とてもかわいいですよ。
受講料の割引制度など料金が安くなる制度はありませんが、入会後でも電話で紹介番号と名前を伝えれば友達と自分の分2つプレゼントがもらえるうれしい制度なので、ぜひ利用してみてください。
ごきょうだい・お友だち紹介|こどもちゃれんじEnglish|しまじろうの英語教材
こどもちゃれんじEnglishの効果と料金【まとめ】
5ステージの教材を6歳まで使用した効果としても、ネイティブのように話せるようになるのは難しいかもしれません。
が、英語教育の導入としては、料金も他の英語教材に比べて取り入れやすく、早期から長く楽しんでできるので、幼少期の英語学習には効果的であると感じました。
実際に我が家でも子どもがフルーツの名称を英語で話すようになったのは、こちらの玩具で遊んだ効果だと思っています。
いかがでしたでしょうか。子どもの英語の早期教育は大切だと実感しているので、ぜひ色々な角度から学んでみてください。