2017年01月31日 公開

雪に囲まれてほっこり暖かく?かまくらが体験できる雪まつり!

冬といえば冷たい雪を使った雪合戦や、雪だるま、雪像、そしてかまくらを楽しめる季節ですね。極寒の地だけで味わえるかまくらのぬくもりは、普段とは一味違った暖が取れて人気です。そこでそんなかまくらを体験できる雪まつりをご紹介します。

冬といえば冷たい雪を使った雪合戦や、雪だるま、雪像、そしてかまくらを楽しめる季節ですね。極寒の地だけで味わえるかまくらのぬくもりは、普段とは一味違った暖が取れて人気です。そこでそんなかまくらを体験できる雪まつりをご紹介します。

かまくらと言えば!秋田は横手の雪まつり!

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(社)横手市観光協会/CC BY 3.0
400年以上の歴史を持つ秋田県横手市の雪まつりは、日本夜景遺産に認定されるほどの美しさと人気を誇っています。元々は水神様を祀るための小正月行事でした。期間中、横手市内にはかまくらが100基も設置され、夜に緩やかな炎の光でライトアップされる様は幻想的の一言です。見るだけでなく、中で甘酒やお餅を食べながら、更け行く夜を楽しめます。

【所在地】
秋田県横手市役所本庁舎前道路公園、横手公園、
羽黒町武家屋敷通り、二葉町かまくら通り
【開催日時】
平成29年2月15日(水)、16日(木) 午後6:00~午後9:00
【アクセス情報】
横手市への各種ルートはこちら
http://www.city.yokote.lg.jp/koho/page300006.html

花火も一緒に楽しめる!長野県飯山市の雪まつり!

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長野県の飯山市には、かまくらの里と呼ばれるエリアがあり、毎年20基ほどのかまくらが設置されます。何よりの名物は期間限定で開催される「レストランかまくら村」で、中では地元の特産品がぎっしりつまった「のろし鍋」が食べられます。こちらは予約必須なのでどうぞお早めに。また今年は土曜日の夜に花火も合わせて催されます。レストランは1/27〰2/28、お祭りは2/11〰2/12にわたって開催されます。

【所在地】
長野県飯山市寿807-2
【開催日時】
2月11日(土) 午前10:00~午後8:00
2月12日(日) 午前9:00~午後3:00
【アクセス情報】
北陸新幹線飯山駅・JR戸狩野沢温泉駅 タクシー15分

栃木の秘境の温泉地で楽しむかまくら体験!

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平家の落人伝説が伝わる、栃木の平家の里にて開かれるかまくら祭りです。横手のお祭りと同様に、こちらも日本夜景遺産に登録されており、かまくらの中では、なんとかまくらバーベキューを楽しむことも。夜は河川敷にミニかまくらが立ち並び、ろうそくで美しくライトアップされます。近辺ではそりや滑り台などさまざまなアウトドア体験ができるようになっており、昼夜問わずどの時間帯に行っても楽しめるお祭りです。

【所在地】
栃木県日光市平家の里
【開催日時】
平成29年1月28日(土)~3月5日(日) 午前9:00~午後9:00
【アクセス情報】
野岩鉄道湯西川温泉駅から日光交通バス湯西川温泉行き 本家伴久旅館前バス停 徒歩約15分

かまくらで食べるジンギスカンが人気!岩手の雪まつり

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Higasi/CC BY-SA 3.0)
雪まつりの規模としてはかなり大きめの岩手の雪まつりでは巨大迷路や滑り台、スノートレインやステージショーに加え、毎日の花火とかまくらの中で味わえるジンギスカンが大人気です。にぎやかな会場は夜になると、ライトアップされた雪像、氷像によって一変して幻想的な空気を醸し出します。12日の最終日には50回を記念した拡大バージョンの花火も行われるそうです。

【所在地】
岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1(小岩井農場まきば園内)
【開催日時】
平成29年 2月4日(土)~2月12日(日) 午前9:00~午後5:00(最終日のみ午後20:00まで)
【アクセス情報】
東北本線・田沢湖線盛岡駅から路線バス 小岩井農場まきば園バス停 バス約30分
田沢湖線小岩井駅 タクシー約10分

弘前城とかまくらのコラボレーション!

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横手のかまくら、岩手の雪まつりと並んで、みちのく五大雪まつりの一つであるのが青森県は弘前の「弘前城雪灯籠まつり」です。1977年にはじまったこの雪まつりでは、ライトアップされた弘前城周辺に無数の灯篭とミニかまくらが立ち並び、合わせてろうそくでライトアップされる様相は他では見られない神秘的なファンタジーを演出しています。ほかにも大雪像や滑り台、プロジェクションマッピングなど、雪を楽しむ方法がいくつも用意されています。

【所在地】
青森県弘前市下白銀町1
【開催日時】
平成29年2月9日(木)~12日(日) 午前9:00~午後9:00 
【アクセス情報】
奥羽本線弘前駅 タクシー約10分
市内循環100円バス 市役所前バス停 徒歩約4分

かまくらを見て、入って、味わって楽しむ冬

2017年現在、かまくらの楽しみ方としてただ見たり入ったりするだけでなく、地元の特産品を味わうスタイルと、無数の小さなかまくらの幻想的な風景を味わうスタイルがあります。どちらもお祭りの一部として組み込まれ、いまや日本を代表する夜景の一種として大いに人気を集めています。

スキーや雪合戦、もしくは温泉といった王道ではなく、たまにはかまくらをメインとした冬の楽しみ方を味わってみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター