子どもにとっておばけはとても気になる存在。おばけが好きな子も嫌いな子も楽しく読める、おばけを題材にしたおすすめ絵本をご紹介します。ちょっぴり怖い話から、楽しい話までさまざまな絵本を集めてみましたので、参考にしてくださいね。
こわがりなお子さまでも大丈夫
著者:ジャック・デュケノワ(作)、大澤晶(訳)
出版社:ほるぷ出版
次は一体何色になるのでしょうか?おばけたちのゆかいなパーティーの様子が楽しい絵本です。
「おばけが出てくる絵本やテレビは絶対に見たくない!」というお子さまもいますが、この絵本に出てくるおばけはどれもかわいらしく、こわがりなお子さまもおばけが好きになってしまうかもしれません。
おばけの体の色が変わる場面では、「次は何色になるんだろう?」とワクワクドキドキしてしまいます。ストーリーが単純でわかりやすいので、小さなお子さまでも楽しめますよ。
夜なかなか眠らないお子さまに
著者:せな けいこ (作・絵)
出版社:福音館書店
夜、なかなか寝ようとしないお子さまは多いですよね。そんなお子さまにぜひ読んであげて欲しいのがこの絵本。最後の衝撃的な展開を見たら、「眠くない!」と言い張っていたお子さまも素直に寝てくれるかもしれません。
短い言葉の繰り返しで構成されているので、小さなお子さまにもわかりやすい内容です。
ほのぼのした気分に
著者:安西水丸(作・絵)
出版社:教育画劇
作者の安西水丸さんは、村上春樹さんとの共作エッセイなどで有名なイラストレーター。安西水丸さんの書くエッセイは、文章もイラストもほのぼのとした雰囲気です。
この絵本も安西さんのエッセイ同様ほのぼのしていて、読み終えた後にほんわかした気分になりますよ。おばけなのに全然こわくなくて、かわいらしいところもポイントです。絵本を見た後に、アイスクリームが食べたくなるかも。
絵本が好きになるきっかけに
著者:新井洋行(作)
出版社:くもん出版
この作品の醍醐味は、なんといってもお子さま自身が参加できるという点。ストーリーに合わせて指でこすったり絵本を揺らしたり。お子さまがアクションを起こすごとにストーリーが展開していきます。
絵本の読み聞かせは受け身なことが多いため、飽きてしまうお子さまも多いのではないでしょうか。しかしこの絵本なら、最後まで飽きずに見ることができるはず。
お子さまが絵本を好きになるきっかけになるかもしれません。
小さなお子さまも大きなお子さまも楽しめる
著者:ふくべあきひろ(作)、かわしまななえ(絵)
出版社:PHP研究所
このシリーズは、「お子さまが苦手なことを克服できるように」と考えられたもので、「変身してみたら大変だった」というオチが多いです。しかし今回は、おばけに対する恐怖心の克服が目的なので、いつもとは違うオチに。最後には思わず吹き出してしまう、予想外の展開が待っています。
おばけがこわいと思っているお子さまも、「おばけって意外といいものかも」と思ってくれるかもしれません。
小さなお子さまも大きなお子さまも楽しめる内容です。また、テンポよく読める構成になっているので、お子さまを最後まで飽きさせません。
おばけの絵本が絵本を好きになるきっかけに
今回ご紹介したおばけの絵本はどれも単純なストーリーです。どれもお子さまが飽きずに最後まで見られるよう工夫が凝らされています。
おばけの絵本が、絵本を好きになるきっかけになるかもしれませんね。