赤ちゃんが寝返りやハイハイをし始めると、ジョイントマットの購入を検討するパパママが増えてきます。ジョイントマットにはどのような素材があり、どんな理由からおすすめされているのでしょうか?先輩パパママも使っているおすすめ商品とともに、その特徴をご紹介します。
ジョイントマットの基礎知識
ジョイントマットとは?
パーツ同士は簡単につなぎ合わせることができ、使用する数によってスペースに合ったサイズへ自由に大きさを変えられます。マットの端は、サイドパーツを取りつけることでキレイな辺に整えることが可能です。
同じ色、同じデザインでそろえて統一感を出すのもよし、組み合わせ次第でお好みの配色を楽しむもよし。子どもの食べこぼしや、クレヨンなどで落書きをしてしまっても、汚れた部分だけを取り外し洗えるため衛生的です。
約30cm四方が定番ですが、なかには約60cm四方の大判サイズのものもあります。リビングなど広範囲に敷く場合には、こうした大判サイズが便利。ばら売り、あるいは複数枚がセットになったものから購入することになるでしょう。デザインの種類も豊富で、組み合わせ方によってはおしゃれなインテリアにもなると定評があります。
設置する目的
その点ジョイントマットは、一般的なマットよりも厚さがありクッション性に優れています。硬いフローリングの上に敷くことで、赤ちゃんを衝撃から守りケガの予防に役立つでしょう。リビングや子ども部屋など、赤ちゃんが生活するスペースに敷いておくと安心です。
マンションなどの集合住宅の場合、ジョイントマットが生活音を吸収するため、子どもが歩き始めるようになってからの防音対策にもなります。
素材別ジョイントマットの特徴とメリット
EVA樹脂
ただし、ポリエチレン発泡体よりも価格が高い傾向にあります。
ポリエチレン発泡体
コルク
デメリットとしては、爪などで引っ掻くと表面がポロポロ剥がれてしまいやすい点と、防水加工が施されていない場合は水を吸収してしまうということ。コルクのジョイントマットを選ぶ場合は、防水加工の有無をチェックすることをおすすめします。
素材別おすすめ商品12選
EVA樹脂
販売元:タンスのゲン
約2cmの厚みが赤ちゃんを衝撃から守ります。大判タイプなので、リビングなど広範囲に敷きたい場合におすすめです。ベージュ×ブラウンの落ち着いたカラーは、どんなインテリアにも馴染むでしょう。単色や組み合わせカラーの違うタイプもあります。
販売元:アイリスオーヤマ
手ごろな価格でEVA樹脂素材のものを探している方におすすめです。厚みは約1cm。標準サイズの32cm四方が10枚セットになっているため、限られたスペースに敷きたい場合に適しています。
数字をくり抜くとパーツが細かく分かれるので、失くしてしまわないように注意しましょう。
販売元:タンスのゲン
木目調のジョイントマットは、高級感があり落ち着いた印象に仕上がります。表面に防滑フィルムを施してあるため、靴下を履いていても滑りにくいのが特徴です。傷がつきにくく、水洗い可能なのでいつでも衛生的に使えるでしょう。厚みは約1cm。
販売元:HAPPINESS
マットの表面に滑り止め加工が施されたタイプです。隙間ができにくく、飲み物をこぼしても床まで垂れません。
色はやさしい色合いのカプチーノ。厚み1.4cmで、大人が寝転んでもほどよい柔らかさを感じられるでしょう。
ポリエチレン発泡体
販売元:CBジャパン
ポップなカラーが子ども部屋に似合う、厚さ1.2cmのジョイントマットです。カラーバリエーションが10種類と豊富なので、好みのものを選べる点も魅力です。お手頃価格なので、「はじめてのジョイントマット」として試してみるのもいいかもしれません。
赤ちゃんだけでなくペットのいるご家庭の汚れ対策にもおすすめです。
販売元:アイリスオーヤマ
表面はPE素材、裏面がEVA素材の組み合わせでできた、厚み1cmのジョイントマットです。落ち着いた印象の木目調で、色はブラウンとライトブランの2パターン。インテリアの雰囲気を選ばず、どのお部屋にも使えます。
32cm四方の9枚入りなので、限られたスペースに敷く場合に重宝するでしょう。
販売元:アイリスオーヤマ
セット内容が無地一色なので圧迫感がなく、部屋を広く見せてくれます。0.5畳・1畳・3畳とサイズの異なる3タイプで、厚みはどれも1.8cmです。
ピンクとベージュのリバーシブルタイプなので、気分を変えたいときは裏返すだけで模様替えが完了します。
販売元:stanza interior
アースカラーのジョイントマットが、子ども部屋を優しくおしゃれな印象にしてくれます。ノンホルムアルデヒドで、抗菌・遮音。床暖房にも対応しています。6色のカラーがセットになっているため、お好みの組み合わせて楽しんでみてください。厚さは1cmです。
コルク
販売元:タンスのゲン
大粒のコルクを使用しているため、敷くだけで高級感のある空間に仕上がります。厚み0.8cmで、カッターやハサミを使えば簡単にカットすることが可能です。低ホルムアルデヒド仕様なので、小さな赤ちゃんがいる家庭でも安心でしょう。
販売元:アイリスオーヤマ
31.5cm四方のマットが9枚セットになっています。コルクマットは夏に涼しく、冬は温かなのが特徴。快適なジョイントマットを探している方、特に安価なものから試してみたい方はこの商品がおすすめです。厚みは0.8cm。
販売元:CBジャパン
表面のコルクにはポルトガル産のものを使用。厚みは0.8cmです。粒が粗目なので安っぽさがなく、ほかの素材にはない温かみを感じさせます。「コルクが細かめのほうが好み」という方は、シリーズでナチュレタイプも販売されているためそちらをチェックしてみましょう。
販売元:やさしいシリーズ
機能と見た目にこだわって選ぶなら、やさしいシリーズのコルクマットはいかがでしょう。床暖房・ホットカーペットに対応し、遮熱・防寒効果、さらに防音・防水にも優れています。
0.8cmの厚みは弾力性、クッション性も申し分なく、滑りづらいことからハイハイをしたがる赤ちゃんにもぴったりです。
使用にあたっての注意点
まずジョイントマットは、赤ちゃんが転倒したときのケガ予防に役立ちますが、なかにはマット自体が滑りやすいものもあります。購入の際には、マットの摩擦性を確かめておくと安心です。
細かなパーツに分かれるマットの場合、パーツがなくなってしまうケースや、パーツのすき間に食べこぼしやホコリが溜まりやすくなるというデメリットも。衛生面を考えると、こまめなお手入れが必要です。
また床暖房やホットカーペットを導入しているご家庭は、対応可能かどうかをチェックします。対応していないアイテムは、熱で溶けて床を傷める原因にもなってしまうため、必ず対応表示のある商品を購入しましょう。
ジョイントマットを使って赤ちゃんに安全を
ジョイントマットを上手く活用してハイハイ、つかまり立ち、たっちにあんよまで、安心して見守ってあげましょう。