2016年09月16日 公開

10月開催!全国の絢爛豪華な秋祭り4選

楽しかった夏休みが終わり、いつもの生活に戻ったことで、少しさびしい思いをしているお子さまもいるかもしれません。でも大丈夫!日本には素晴しい秋祭りがたくさんあります。日本屈指の花火大会から芸術品のような屋台行列まで、これぞ日本の美!という4つの秋祭りをご紹介します。

楽しかった夏休みが終わり、いつもの生活に戻ったことで、少しさびしい思いをしているお子さまもいるかもしれません。でも大丈夫!日本には素晴しい秋祭りがたくさんあります。日本屈指の花火大会から芸術品のような屋台行列まで、これぞ日本の美!という4つの秋祭りをご紹介します。

腕利き花火職人の競演!「土浦全国花火競技大会」

 (68771)

inoc/CC BY 2.0
「土浦全国花火競技大会」は毎年10月に開催される日本屈指の競技花火大会です。全国から腕自慢の花火師たちが集い、1年間試行錯誤を重ねて完成させた見事な作品を披露してくれます。競技とは別に行われる、秋の大空に花開くワイドスターマインの連続打ち上げはこの大会の名物で、「土浦花火づくし」と呼ばれています。

10月に開催される花火大会は少ないこともあり、毎年大勢の観客が押し寄せます。子ども連れで出かける場合は、迷子にならないようくれぐれもご注意くださいね!

【開催日程】
2017年10月7日 午後6:00~午後8:30(荒天延期。大会の開催は前日午前9:00に決定)

【開催地】
土浦全国花火競技大会
茨城県土浦市(桜川畔、学園大橋付近)

【アクセス情報】
・JR常磐線土浦駅 徒歩約30分(シャトルバス運行あり)

美しい屋台にうっとり「高山祭」

 (68777)

16世紀後半まで遡るという、長い歴史をもつ「高山祭」。春の「山王祭」、秋の「八幡祭」という2つの祭りで構成されています。毎年秋に行われる八幡祭は、高山市内の櫻山八幡宮の例祭です。最大の特徴は、意匠を凝らした華やかな屋台の数々。山車というレベルを大きく超えた、芸術品と呼ぶにふさわしいきらびやかな屋台がお披露目されます。

「神楽台」から「鳳凰台」まで全11台の屋台が集結!祇園祭、秩父夜祭とともに「日本三大美祭」の1つに数えられる高山祭。ため息が出るほど美しい屋台は、国の重要有形民俗文化財に指定されています。

【開催日程】
2017年10月9日、10日

【開催地】
櫻山八幡宮
岐阜県高山市桜町178
(屋台曳き回しルートなどは公式サイトにてご確認ください)

【アクセス情報】
・JR高山本線高山駅 徒歩約20分(シャトルバス運行あり)

江戸の粋と美がよみがえる!「川越まつり」

 (68772)

川越まつりは、川越氷川神社の例祭を起源として、360年以上もの歴史をもつ関東有数の秋祭りです。国の重要無形民俗文化財に指定されている山車行事で有名。市内の各町がそれぞれもつ自慢の山車を、雅な装束に身を包んだ一行が曳き回します。

この際、異なる町の山車が出会うと、お互いに挨拶の意味を込めてお囃子合戦が繰り広げられます。この粋な光景は「曳っかわせ」と呼ばれており、川越まつりの大きな見どころです。

【開催日程】
2017年10月14日、15日

【開催地】
川越まつり
埼玉県川越市内(詳しくは公式サイトをご確認ください)

【アクセス情報】
・JR川越線・埼京線・東武東上線川越駅、西武新宿線本川越駅
※会場周辺は交通規制が行われるため、公共交通機関をご利用ください

華やかな異国情緒に酔いしれる!「長崎くんち」

 (68773)

Marine-Blue/CC BY-SA 3.0
 (68774)

Houjyou-Minori/CC BY-SA 4.0
「長崎くんち」は長崎の守り神である諏訪神社のお祭りです。毎年10月7日から3日間行われるこのお祭りは、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

長崎くんちの期間中、会場となる長崎市内では趣向を凝らしたたくさんの演目が披露されます。竜宮船や南蛮船など異国情緒あふれる船型に車をつけて街中を曳く「曳物」や、総重量1tといわれる太鼓山を担ぎ手たちが空高く放り投げる「コッコデショ」など、豪華な演し物(だしもの)が続々登場!

特に有名なのが「龍踊(じゃおどり)」です。江戸時代、異国との交流の玄関口となった長崎らしく、龍が玉を求めて乱舞し雨乞いや五穀豊穣を祈るという中国由来の龍踊は、長崎くんちを象徴する華やかな踊りです。

【開催日程】
2017年10月7〜9日

【開催地】
諏訪神社
長崎県長崎市上西山町18−15(そのほかの開催場所は公式サイトにてご確認ください)

【アクセス情報】
・JR長崎本線長崎駅 路面電車「諏訪神社前」すぐ

秋祭りで「日本の美」を感じてみては

楽しい夏休みが終わり、2学期がはじまると、ちょっとけだるそうにしている子がいるかもしれません。そんなときは、ご紹介した秋祭りに連れて行ってあげてはいかがでしょうか。目をみはるような美しさと賑やかさに、お子さまの心にきっと大切ななにかが刻まれることでしょう。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター