2017年04月01日 公開

家族連れで一日遊べる良コスパ、ふなばしアンデルセン公園

千葉県船橋市のふなばしアンデルセン公園は、3歳以下は入園料無料とお財布にやさしい施設ながら、子どもたちの五感を刺激する遊具や見どころが満載。一日中楽しめると評判の人気スポットです。3月上旬、筆者が2歳の息子と実際に遊んだ体験をもとに、園の楽しみ方を紹介します。

千葉県船橋市のふなばしアンデルセン公園は、3歳以下は入園料無料とお財布にやさしい施設ながら、子どもたちの五感を刺激する遊具や見どころが満載。一日中楽しめると評判の人気スポットです。3月上旬、筆者が2歳の息子と実際に遊んだ体験をもとに、園の楽しみ方を紹介します。

ふなばしアンデルセン公園って?

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「みにくいアヒルの子」や「マッチ売りの少女」などで知られる、デンマークの作家H.C.アンデルセンの童話の世界観を表現した、総合公園として1996年にオープン。

2015年のトリップアドバイザー、「トラベラーズチョイス 世界の人気観光スポット テーマパーク部門」で、大阪のユニバーサル・スタジオを抑え、日本の3位に選ばれたことで一躍その名が日本中に知れ渡ることに。2016年4月には、年間来場者数が過去最高の90万5207人を記録。関東の超人気スポットのひとつになりました。

東京ドーム6個分に相当する30ヘクタールの広大な園内は、5つのゾーンに分かれており、野外施設のほか、子ども美術館といった屋内施設も完備。自然体験のみならず、ワークショップやアトリエプログラムが充実しています。

【開園時間】
午前9:30~午後4:00
※4月8日~10月31日の土曜・日曜・祝日と3月20日~4月7日、6月15日、7月20日~8月31日の全日は午前9:30~午後5:00 となります。

【休園日】
月曜日(祝日、春・夏・冬休み期間は開園)

【入園料金】
一般900円 高校生600円 小・中学生200円 幼児(4歳以上)100円 3歳以下無料

【所在地】
千葉県船橋市金堀町525

【交通】
(電車・バス)新京成線「三咲駅」からバス「セコメディック病院」行きで約15分「アンデルセン公園」下車徒歩1分

(車)東関東自動車道「千葉北」インターより、国道16号を柏方面へ約30分(小室交差点を左折)

(駐車場)あり
1回500円(※12/1~3/15は1回300円)

前売り券でお得に入園

入場の際、チケット売り場はそれほど混雑しませんでしが、前売り入場券は1割引きで買えるため、事前購入がおすすめです。筆者は、スマホで事前購入しましたが、コンビニでも買えるようです。引き換えなしで、そのままゲートから入場できるので便利ですね。

【前売料金】
一般810円 高校生540円 小・中学生180円 幼児(4歳以上)90円 

混雑情報はHPで事前にチェックを

ふなばしアンデルセン公園のHPには、「混雑予想カレンダー」なるものがあります。前年度の入園者数をもとに、その日の団体客の予約状況やイベントによって、予想されたものですが、混雑を避けたいという方はぜひこちらもチェックしてみてください。

例えば、土日のどちらかにしようと迷ったとき、ちょっとでも空いていると予想される日を選ぶなどの目安になりますよ。

3歳以上は、ワンパク王国ゾーンで思いっきり遊ぶ

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ワンパク王国ゾーンには、約50メートルのローラースライダーやロープスライダー、アスレチックなどの遊具が充実しており、幅広い年齢層が楽しめるため、とても人気のエリアです。

特にローラースライダーは、長い行列ができるほどの人気ぶりで、保護者同伴であれば、2歳の息子でも滑ることができました。ただ、上から滑ってきた大人は、「お尻が痛い」とみんな口々に言っていたので、何度も乗りたい方は、段ボールかヒップソリの持参をおすすめします。

開園と同時の入場でベストポジションを確保しよう

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今回、2歳の息子を連れての初来園だったため、「ワンパク王国ゾーン」に狙いを定めて、北口から入場しました。岡本太郎の「平和を呼ぶ」像を過ぎると、目の前に大きな芝生の広場が見え、辺り一面テントがずらり!わが家は開園1時間半後の入場でしたが、持参したテントを張る場所を探すのに一苦労しました。

そのため、オンシーズン中にワンパク王国ゾーンを中心に一日中遊びたい方は、開園と同時に入場しましょう。早めの来場で芝生広場にレジャーシートやワンタッチテントなどでベストポジションを確保。その場所を拠点にして一日遊ぶことができます。

授乳中の子どもをお持ちのママは、ワンタッチテントが重宝するのでおすすめです。授乳場所やおむつ替え台を探す手間もなく、人目を気にすることなくゆっくり過ごせますよ。

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わんぱく王国コーナーには、どうぶつふれあい広場もあり、ヤギ、ヒツジにタッチしたり、ウサギ、モルモットを抱っこできる時間も用意されています。
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0-2歳は、メルヘンの丘&花の城ゾーンでまったり

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メルヘンの丘ゾーンには、童話「みにくいアヒルの子」をモチーフにした噴水があり、水が勢いよく出る様子に子どもたちもくぎ付け。
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ワンパク王国ゾーンでひと通り遊んだ後は、デンマークの牧歌的風景を再現したメルヘンの丘ゾーンと、小さな子ども向けの遊具があるという花の城ゾーンに移動。こちらは、アンデルセンの童話をモチーフにした花壇があり、お年寄りや小さな子ども連れの家族がまったりとピクニックをしながら、花を愛でて楽しんでいる姿が見られました。
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メルヘンの丘ゾーンにある、子どもたちに人気だという「花のめいろ」。筆者が行ったときは、ちょうど菜の花が満開でした。
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今回、筆者はワンパク王国ゾーンを拠点にしましたが、結局2歳の息子が楽しんだのは、アンデルセン童話をイメージしたオブジェや遊具がある花の城ゾーン。中でも、アンデルセン童話「妖精が丘」に登場するトカゲをモチーフにしたネット遊具「妖精の家」がツボにはまったようで、他の子どもたちと夢中になって遊んでいました。
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こちらのゾーンにも芝生広場があるため、子どもの年齢によって、どのゾーンで遊ぶかを事前に決めてから、拠点を決めた方が移動距離は少なくてすむかと思います。

絶品アイスはぜひ味わって

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地元・高橋牧場の手作りアイスが食べられる「牧場のあいす屋さん」。搾りたて牛乳を使った人気の「牛乳アイス」(300円)は、絶品!牛乳の濃厚かつ自然な甘さが、子どもにも安心の味わいでした。

子ども美術館のプログラムは必見!

息子が2歳ということもあり、今回は子ども美術館に寄らずに帰ってきてしまいましたが、この室内施設だけでもふなばしアンデルセン公園に行く価値があります。

ワークショップ室や版画、食、染め、織り、陶芸、木工のアトリエ、さらに衣装やフェイスペインティングで変身してアンデルセン童話を体験できるアンデルセンスタジオなど。8つのアトリエがあり、毎月アトリエごとの特色を生かしたプログラムが用意されています。

企画展も随時開催されており、中には展示品にも関わらず、子どもが遊べる工夫のものがあり、見るだけでなく遊べます。プログラムや展示会は事前にHPでご確認を。

天気があまり良くない日や逆に暑すぎる日などは、子ども美術館でものづくり体験をしながら、一日過ごすのもいいですね。

入園料金無料日も要チェック

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ふなばしアンデルセン公園は、年に5回、入園料金が無料になる日があります。

◇中学生以下入園無料
3月3日ひなまつり
4月2日H.C.アンデルセンデー(H.C.アンデルセンの誕生日)
5月5日こどもの日
6月15日千葉県民の日

◇すべてのお客様入園無料
10月第4日曜日 市民無料開放デー(ふなばしアンデルセン公園開園記念)

駐車場が満車になるほど混雑が予想されますが、気合を入れて、朝からお出かけしてみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター