千葉県船橋市のふなばしアンデルセン公園は、3歳以下は入園料無料とお財布にやさしい施設ながら、子どもたちの五感を刺激する遊具や見どころが満載。一日中楽しめると評判の人気スポットです。3月上旬、筆者が2歳の息子と実際に遊んだ体験をもとに、園の楽しみ方を紹介します。
ふなばしアンデルセン公園って?
2015年のトリップアドバイザー、「トラベラーズチョイス 世界の人気観光スポット テーマパーク部門」で、大阪のユニバーサル・スタジオを抑え、日本の3位に選ばれたことで一躍その名が日本中に知れ渡ることに。2016年4月には、年間来場者数が過去最高の90万5207人を記録。関東の超人気スポットのひとつになりました。
東京ドーム6個分に相当する30ヘクタールの広大な園内は、5つのゾーンに分かれており、野外施設のほか、子ども美術館といった屋内施設も完備。自然体験のみならず、ワークショップやアトリエプログラムが充実しています。
【開園時間】
午前9:30~午後4:00
※4月8日~10月31日の土曜・日曜・祝日と3月20日~4月7日、6月15日、7月20日~8月31日の全日は午前9:30~午後5:00 となります。
【休園日】
月曜日(祝日、春・夏・冬休み期間は開園)
【入園料金】
一般900円 高校生600円 小・中学生200円 幼児(4歳以上)100円 3歳以下無料
【所在地】
千葉県船橋市金堀町525
【交通】
(電車・バス)新京成線「三咲駅」からバス「セコメディック病院」行きで約15分「アンデルセン公園」下車徒歩1分
(車)東関東自動車道「千葉北」インターより、国道16号を柏方面へ約30分(小室交差点を左折)
(駐車場)あり
1回500円(※12/1~3/15は1回300円)
前売り券でお得に入園
【前売料金】
一般810円 高校生540円 小・中学生180円 幼児(4歳以上)90円
混雑情報はHPで事前にチェックを
例えば、土日のどちらかにしようと迷ったとき、ちょっとでも空いていると予想される日を選ぶなどの目安になりますよ。
3歳以上は、ワンパク王国ゾーンで思いっきり遊ぶ
特にローラースライダーは、長い行列ができるほどの人気ぶりで、保護者同伴であれば、2歳の息子でも滑ることができました。ただ、上から滑ってきた大人は、「お尻が痛い」とみんな口々に言っていたので、何度も乗りたい方は、段ボールかヒップソリの持参をおすすめします。
開園と同時の入場でベストポジションを確保しよう
そのため、オンシーズン中にワンパク王国ゾーンを中心に一日中遊びたい方は、開園と同時に入場しましょう。早めの来場で芝生広場にレジャーシートやワンタッチテントなどでベストポジションを確保。その場所を拠点にして一日遊ぶことができます。
授乳中の子どもをお持ちのママは、ワンタッチテントが重宝するのでおすすめです。授乳場所やおむつ替え台を探す手間もなく、人目を気にすることなくゆっくり過ごせますよ。
0-2歳は、メルヘンの丘&花の城ゾーンでまったり
絶品アイスはぜひ味わって
子ども美術館のプログラムは必見!
ワークショップ室や版画、食、染め、織り、陶芸、木工のアトリエ、さらに衣装やフェイスペインティングで変身してアンデルセン童話を体験できるアンデルセンスタジオなど。8つのアトリエがあり、毎月アトリエごとの特色を生かしたプログラムが用意されています。
企画展も随時開催されており、中には展示品にも関わらず、子どもが遊べる工夫のものがあり、見るだけでなく遊べます。プログラムや展示会は事前にHPでご確認を。
天気があまり良くない日や逆に暑すぎる日などは、子ども美術館でものづくり体験をしながら、一日過ごすのもいいですね。
入園料金無料日も要チェック
◇中学生以下入園無料
3月3日ひなまつり
4月2日H.C.アンデルセンデー(H.C.アンデルセンの誕生日)
5月5日こどもの日
6月15日千葉県民の日
◇すべてのお客様入園無料
10月第4日曜日 市民無料開放デー(ふなばしアンデルセン公園開園記念)
駐車場が満車になるほど混雑が予想されますが、気合を入れて、朝からお出かけしてみてはいかがでしょうか。