2023年08月18日 公開

【廃材利用】ダンスみたいな動き♪レインボースティック

読み終わった雑誌を使って廃材利用工作を作ってみませんか?カラフルな細い紙が、広がったり細くなったり巻きついたりと、不思議な動きをする紙工作です。まるでダンスをしているようにも見える柔らかな動きは、お子さまの年齢問わず喜ばれます。思いついたときにすぐ作れる材料と手軽さもポイントです!

読み終わった雑誌やフリーペーパーなどを使って、廃材利用工作を作ってみましょう!

材料も作り方も、とてもシンプルですが、できあがりは虹色の紙がダンスを踊っているように見えて、とてもきれいな工作です。上手に手で回すとふんわりと動いて、癒し効果も♪
小さいお子さまから小学生くらいまで、幅広い年齢のお子さまに喜んでもらえますよ。

リサイクルに出す前の雑誌が生まれ変わりるので、環境にもお財布にも優しいですね。

動画で動きを確認しよう

動画のように、広がったり細くなったり、絡まるようで絡まらない不思議な虹色の紙が、優雅にダンスを踊ります。使うページの色によって印象が異なるものが作れるので、何本か作ってみて、できあがりを比べると楽しそうですね。

雨の日や猛暑日など、外遊びが難しい日などの室内遊びにもオススメの工作です。特に何か材料を買ってこなければ作れないわけではないので、本当にいつでも、思いついたときにすぐ作り始められます。それに、材料がすでに読み終わった雑誌なので、作り方を失敗してもハラハラせず、大らかな気持ちで何度でもトライできるメリットもあります。

それでは、さっそく材料と作り方をご紹介しますね。

レインボースティックの材料

材料

・読み終わった雑誌やフリーペーパーなど
・ハサミやカッター
・のり
・セロテープ

レインボースティックの作り方

一番初めの手順として、雑誌の表紙から工作の中心になる持ち手を作ります。まず、雑誌の表紙をハサミ(またはカッター)で切り離します。(色柄は何でもOK)

鉛筆などを中に入れて巻きつけながら、上の写真のように細めの棒を作ってください。棒の形になったら、緩んでしまう前に、すぐにセロテープで固定します。

雑誌の表紙を使う理由は、他のページよりも紙質が硬くしっかりしているためです。この工作の中心になる部分なので、簡単に破れたり曲がったりしないように、しっかり強めに作ってください。

つづいて、虹色の細い紙パーツを作っていきます。

写真のように、雑誌からなるべくカラフルなページを選んで、何ページが切り取ります。広告のページなどを使うと、はっきりとした色が使われていることが多いので、使いやすいかもしれません。ある程度、文字や別の色が混ざっていても問題ありません。(工作が完成すると、そこまで目立たなくなります。)

切り取ったページからそれぞれ5㎜幅のパーツを2本ずつ、5色用意します。紙の長さはそろえてください。今回は26cmの長さの雑誌を使いましたが、もっと長くても大丈夫です。

次に、裏表紙から①4.5㎝✕5㎝を1枚、②3㎝✕5㎝を1枚切り取ってください。

①4.5㎝✕5㎝の方を、最初に作った持ち手(表紙を丸めて作った棒)に軽く巻きつけて、少し余裕を持たせた太さにしたらセロテープで留め、持ち手から取り外します。(上写真参照)

今度は、②3㎝✕5㎝の方を持ち手に巻きつけます。先ほどの太さよりも細めにし(持ち手の棒の太さと同じくらいの太さ)、セロテープで留めたら、こちらも取り外します。

①の方の筒に2㎝の深さの切込みを数か所、②の方に1.5㎝の深さの切込みを数か所いれてください。できたら、花のように切込みを開きます。(写真右上参照)

もう一度、持ち手の棒に両方の筒(花状)を通します。大きい方①は下へ、小さい方②は棒の上へ通したら、小さい方のみ一番上の端にセロテープで固定します。(上写真参照)

下の方に通した筒は、スムーズに動かせることが重要なので、持ち手の棒とは固定しないことがポイント!スルスルとひっかからずに下の筒が上下に移動できるか確認してください。もし、持ち手の棒にひっかかるようでしたら、セロテープを全体に巻いて表面を滑らかにするか、下部に通す筒を少し大きめに作ってみてください。

完成までもう一息!レインボー部分づくり

先ほど、中心の持ち手(棒)の一番上に固定した筒の切込みに、雑誌ページから切り取った5㎜幅の紙をのりで貼っていきます。のりをつけるのは、花びらのように切込みを入れた部分とその根元。花びらのような切込みの数と、今から貼る5㎜幅の紙の本数は同じではなくても大丈夫です。大体のバランス(間隔)をみながら、根元にしっかりのりをつけて上の写真(左上)のように固定していけばOK!
(ちなみに、その裏をひっくり返した写真は右上です。これくらいの適当さで問題ありません)

つづいて、棒の下の方に通した筒の方に作業を移します。こちらも花びらのような形になっているので、同じようにバランス(紙の間隔)が大体同じくらいになるようにのりで貼っていきましょう。のりが少ないと、動かしたときにパラっと取れてしまうことが多いので、のりで一枚一枚しっかりと固定することがポイントです。

上下どちらにも細い紙を付けたら完成です。できあがりでは、このような細めの形に見えます。

手に挟んで、まわしてみよう!

それでは、遊んでみましょう。

両手に挟んで竹とんぼをくるくる動かすような要領で、レインボースティックを回します。すると、遠心力にのって、細い紙がふんわりと広がったり、巻きつくように細くなったりと、なんだかとても幻想的な動きを繰り返します。まるでダンスを踊っているみたいで、きれいですよ!

できあがりの動きと、回し方&手の動かし方は、こちら動画でも確認できます。
室内遊びに、ぜひ取り入れてみてくださいね。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

いしこがわ理恵
いしこがわ理恵

在英12年目ハンドメイド好きの2児の母。武蔵野美術大学卒業。現在は教育に携わる仕事の他に、日本にルーツのある子どもたちを対象とした日本語子ども会活動・児童文庫活動も行っています。興味の範囲が幅広いので、常にいろいろな方向にアンテナをはりつつ情報収集が日課です。ハッピー子育てに役立つ情報をみなさまにお届けできれば嬉しいです。Instagram @rie.ishikogawa