ボール投げは、親子でできる楽しい遊びの一つですが、「投げる」動作はどうやったらできるようになるのでしょうか。パパママにとってはすでに当たり前にできる動作は、子どもに伝えるのが難しいものですよね。発達に合わせて、子どもにボール投げを教える方法をまとめてみました。
ボール投げはいつからできる?
・1歳半ころ…ボールを手にとって、相手に転がす
・2歳半ころ…下手投げで、相手にボールを投げる
・3歳ころ…上手投げで、相手にボールを投げる
・3歳半ころ…ボールを投げて、的に当てる
・4歳ころ…放物線を描くようにボールを投げる
・4歳半ころ…投げられたボールをキャッチする
ボール投げのためには、体が上手に使えるだけでなく、「ボールを投げてね」という指示を理解し、真似できることも必要です。運動機能だけでなく、コミュニケーション面が発達した上でできるようになるということですね。
https://www.nhk.or.jp/tokushi/sman5/teacher/2014_014_06_shidou.html
ボールの投げ方・捕り方を教える方法
ボールの投げ方を教えるコツ
1:ボールを片手で持つ
2:ボールを持っていない方の足を前に出す
3:ボールをもった手を頭より上・背中より後ろにひく
4:2の足に体重をかけ、ボールを振り下ろす
手を振りかぶるように下ろすのがポイント。この動作が難しい場合の対策は、遊びの中で練習するのがおすすめです。具体的な方法は、後で詳しくご紹介します。
ボールの捕り方を教えるコツ
キャッチする時は、腕だけでボールに向かうのではなく、「体の真ん中でキャッチする」ことを意識すると、受け止めやすくなります。
いろいろな投げ方を楽しもう
上に投げるのが難しい場合は、「空に届くように」など、上に向かうイメージを声がけすると、うまく投げられるようになります。
https://www.sukusuku.com/contents/3624
ボールを相手に向かって投げるコツ
そんな時は、まず「相手の方を見て投げること」をアドバイスしてあげましょう。目線を定めることで、飛距離も伸び、目標も定まります。「こっち、こっち!」という声かけを習慣にすると、自然とコミュニケーションのきっかけにもなります。
また、前に踏み出した足の方向もポイントで、つま先が相手に向かうようにしてあげてください。体の方向が定まるので、真っすぐ飛びやすくなります。
ボールを使わずに、投げる動作を練習してみよう
タオルを使って
紙鉄砲を鳴らして
紙鉄砲の折り方は、以下の動画が参考になります。
【昔あそび】紙鉄砲の折り方・お子様とどうぞ!【Paper Gun】
紙飛行機を飛ばして
スタンダードな紙飛行機の折り方は、以下の動画が参考になります。
【一般的・普通の紙飛行機の作り方】簡単!!よく飛ぶ!!折り紙
https://www.kawai.jp/physical/health/parent_child/detail04.php
親子で楽しいキャッチボールを!
今回ご紹介した方法を活用して、ボール投げを教えてあげてください。そして、親子でキャッチボールの時間を楽しみましょう。