AKB48の歌でも有名なフォーチュンクッキー。その歴史や食べ方はあまり知られていません。フォーチュンクッキーは子ども会やクリスマス、年末年始やさまざまな行事でみんなが集まるときに、盛り上がれるおやつです。自宅で簡単に作れますので、そのレシピをご紹介します。
フォーチュンクッキーは日本生まれ?
アメリカやカナダなどで食後にフォーチュンクッキーを出す中華料理店が多いので、中国の食べ物と思われがちですが、実はフォーチュンクッキーは日本の辻占煎餅(つじうらせんべい)が起源とも考えられています。
北陸地方の神社で新年になるとお祝いとして配られた辻占煎餅は、その形やおみくじ状のものがはさまれている点など、フォーチュンクッキーとはさまざまな共通点があります。
1894年アメリカ・カリフォルニアで開催された国際展覧会で、日本人の庭師、萩原真さんという人が、もともとゴマ味噌味の辻占煎餅をアメリカ人向けに少し甘い味に変えて振舞ったのが起源だといわれています。
フォーチュンクッキーの食べ方は?
フォーチュンクッキーを作ってみましょう!
材料 (約15個分)
卵白Mサイズ1個分
砂糖40g
薄力粉25g
バター(マーガリン)15g
バター(マーガリン)フライパンにひく用少々
おみくじなどクッキーの個数
1 卵白を軽く泡立てたら、砂糖をいれて混ぜ合わせます。
2 1に薄力粉を加え混ぜ合わせます。
3 2に溶かしたバターまたはマーガリンを加えて混ぜ合わます。
4 フライパンにバターまたはーガリンをひいたら生地をうすくのばします。
5 フライパンで焼いている生地が茶色になってきたら裏返して焼きます。
6 裏も焼けたらお皿などに取り出し、半分におります。
7 中におみくじやメッセージをいれて、お皿のふちなどで成形したら完成です。
今回ご紹介したのはフライパンで作るレシピです。
火傷に注意しながらお子さまと一緒に作ってみるのもおすすめです。
パーティーなど大人数で作りたいときには、フライパンのかわりにホットプレートを利用するのもいいかもしれませんね。
クッキーを焼きあげる工程も楽しいですが、おみくじの文面を考えたり、おみくじをはさんで成型する工程も盛り上がること間違いなし!
チョコペンなどを利用してデコレーションしてみたら、さらに楽しいクッキーになりそうですね。