コロナ禍における自粛期間中、英語学習に励まれた方も多いのではないでしょうか?我が家も過去に一度挫折したスカイプ英会話に再度挑戦してみました。連載【小1から英検チャレンジ】vol.31です。
過去に挫折!Skype英会話
今回、一度挫折したSkype英会話に再度挑戦してみました。果たして今回は挫折せずに続けられるでしょうか。
Skype英会話に挫折した理由はこちらの記事をご覧ください。
【小1から英検チャレンジ】Vol.3 年長でオンライン英会話に挑戦 – 知育と幼児教育が3分でわかる|Chiik(チーク)マガジン
Skype英会話のメリットとデメリット
メリット
Skype英会話最大のメリットは費用が安いことです。
1回20~30分。1000円以下でレッスンを受けられる場合も多いです。
1ヶ月話し放題などのプランもあり、英会話スクールと比べて格安です。
週1回1時間の英会話スクールに通うより、1日に少しでもいいから毎日英語に触れていたほうが確実に伸びます。
また、レッスンの時間も都合の良い時間を予約することができますので、通常の英会話スクールのように毎週日時を固定されることもありません。
Skype英会話はコスト面でも、時間の面でも、そして英語に日々触れさせることでもメリットが大きいと考えられます。
デメリット
例えば水泳だったら検定があり、レベル分けされます。学習塾でもクラス分けテストなどで現状を確認することができます。
Skype英会話は時間も自由ですが学習計画も自由です。テストもありません。
特に自分のスケジュールを立てられない子どもの場合、続けられるかどうかは「親」がキーとなります。
学習の目標や先々のプランが親に無いとただ外国人の方と挨拶程度の会話の時間を繰り返すのみとなり費用と時間の無駄になります。
挫折から4年…再度挑戦してみた!
Skype英会話に挫折した4年前は英語学習に大きな目標もなく、日々なんとなく英語に触れさせるようにしなければと焦っていた時期でした。
英会話教室には週1回通っていたものの英語を話すことは全くできず、単語をちょっと言えるのみ。アルファベットはわかっても英単語を読むことすらできませんでした。
現在のの英語学習は「読む」「聞く」「書く」「話す」という4つの技能を均等に伸ばしていくことが求められています。
学習のマイルストーンとして「英検」を利用することによって4技能を学び、ミヤピーの英語力は大きく伸びたことを実感。
「読む」こともできますし、「聞き取り」もできるようになっています。ライティング対策として「書く」練習もしています。
あとは英語の4技能の中で自宅でのレッスンで不足してしまう「話す」ことに関して実践の場がほしいと思っていたのですが、今こそSkype英会話に再挑戦してみるときではないかと思い立ちました。
結果どうだったか?
4年前は「子ども向けのSkype英会話」というキーワードで検索したところを体験したのですが、今回は検索範囲を大きく広げ、大人の方を中心にしたSkype英会話も含めて探しました。
そこでいくつかのスクールを体験してみたのですが、思っていた以上に講師と英語で意思疎通を図っており驚きました。
4年前は簡単な挨拶と動物の名前を英語で言うなど簡単なもので、「英会話」とは程遠い状態。
このままレッスンをランダムに取り続けても、「英会話」にたどり着くとは思えませんでしたので、やはり英検をベースにした学習でステップアップをしていることを実感。
4年前はいくつかのスクールを体験した結果入会を見送りましたが今回は適宜レッスンを入れてみることにしました。
前回との変化
前回はフィリピン人講師による子どもにも楽しいレッスンをしてくれるプログラムを選んでいましたが、今回はスクールの選択肢を増やしたので前回と違うチョイスをしてみました。
利用したサービスはオンラインで様々な習い事ができるサービスとして人気の「カフェトーク」です。
英語以外の言語やピアノ・そろばんなど様々な講座が用意されています。
Cafetalk | Let the world spice up your life
講師について
アジア・アメリカ・カナダ・東ヨーロッパ・日本・・・様々な国の人とお話できるのがSkype英会話の良い点です。
娘はどの講師とも楽しくお話をしていました。講師の国籍はどこでもよかったのですが、問題は親の私です。
先生に「こういうことを指導してほしい」という要望を伝えられないのです。
結果、ミヤピーの学習プログラムをしっかりと理解し、要望通りに指導してくれたのは日本人講師の方と日本語が得意なアメリカ人講師のお二人でした。
単に英語を話す機会を与えるだけではなく、親が学習内容を管理できるようにしないと長続きできないのではないかとママミーヤは思います。
教育プログラムを親が選ぶ
以前体験したSkype英会話のスクールは自由な話題で話せるものもあれば子ども用の学習プログラムが予め用意してあり、段階的に進歩できるようなものもありました。
今回ママミーヤが最終的に選んだSkype英会話のサービスは各講師が各自でオリジナルの講座を提供しているものです。
それぞれの得意分野を教えてくれるので英会話だけではなく長文読解のクラスや英文法のクラスなどがありました。
教材も用意してくれている講座もあれば、生徒が選んだ教材を利用できるクラスもあります。
今お世話になっているのは日本人の講師と在日アメリカ人の講師。
日本人の講師の方に英語を習うということに疑問を感じる方もいるかも知れませんが、母国語でない言語を習得した苦労を知っている方は教えるポイントもよくご存知なのではないかと思いました。
つまづきやすいポイントもよくわかっているので、ミヤピーにとってはとても良い指摘をしてくれています。
日本語が堪能なアメリカ人の先生からは英語で文法を学んでいます。時制や冠詞など日本人にとって理解が難しい内容となりますが、欧米の人が使っている英文法の問題集を使い、簡単な会話を繰り返しながら理解を深めてくれます。本当につまづいてしまったときには日本語でフォローしてくれるので安心です。
いろいろな先生の授業を受けながら自分の希望にあった教え方をしてくれる方を見つけると良いと思います。
4年間での変化
しかし、現在は講師が言うことはほぼ全て理解し、会話も単語ではなくセンテンスで返すことができていました。
英検の学習を進めることでリスニング力・スピーキング力も伸びていることを実感しました。
今後の利用予定
おうち英語の中で私が直接フォローできない部分をプロにお願いしていますが、今の所学習スケジュールに則ってうまく組み合わせることができていると思います。
とっさに話すことや、時制や冠詞に加え、ライティングの指導をしてくれる講師もいるのでうまく組み合わせていきたいです。
あらためて思うのは読む・聞く・話す・書くの「4技能」をバランス良く伸ばせる英検の学習をマイルストーンとしていることの重要性です。
しっかりとした学習プランがないとあっという間に継続するモチベーションが失われていきます。Skype英会話のみで英語を習得させようとするのではなく、「何を学ぶべきか」「何が足りないか」をよく考えてあくまでも英語学習を長続きさせるための手段として上手に利用することが長続きさせるコツなのかな?とママミーヤは思います。
次回もお楽しみに。