天才集団と称される「メンサ(mensa)」をご存じでしょうか?”全人口のうち上位2%のIQを持っていること”のみを条件とした、世界的な組織です。日本にもメンサの公式支部がありますが、一体どのような活動をしているのでしょうか?気になる入会方法もご紹介します。
メンサとは
日本にも公式な日本支部「JAPAN MENSA」が置かれています。JAPAN MENSAの会員数は、2018年9月時点で約3,500人。2018年の日本の総人口は1憶2520万人なので、計算上ではメンサ会員は1万人に1人もいないということになります。
「メンサ」とは本来ラテン語で、「テーブル」を意味する単語です。彼らは人種や教的信条、国籍、年齢、学歴などあらゆるバックグラウンドとは無関係に、「IQが高い」というひとつの条件のみでつながっています。知性才能を人類の向上に役立てること、知性に関する研究の激励、メンバーの知的な社会的活動を促進させることが活動の目的です。
メンサ会員になるには?
入会の条件
入会テスト
テストに合格した場合でも、20歳未満の場合は保護者の承諾書の提出が必要です。入会テストの受験料は10,000円。一度受けたあとは1年以上あけることを条件に、生涯で最大3回まで受けることができます。
15歳未満の人も入会できないわけではありません。ただし15歳未満の場合は、メンサの入会テストではなく、専門医の知能測定の証明書を提出することで入会ができます(メンサの日本支部では、申請前1年以内に受けたWAISや WISCといった知能測定の証明書が有効)。
15歳未満の場合、もちろん本人に入会する意思があることが前提です。15歳以上であれば、検査の証明書で入会することもできます。
テストに合格したあとは?
メンサに入会したらどんなメリットがある?
また毎月会員向けの会報が発行されており、知的好奇心をくすぐるような情報が届きます。メンサ会員だけのワークショップやセミナーにも参加でき、より知能を高めるような機会を得られるでしょう。
メンサメンバーはどんな活動をするの?
一方、海外のメンサ支部では、メンサ会員内でSIG(Special Interest Groups)と呼ばれる趣味のサークル活動が活発です。スポーツ同好会や切手収集など内容はさまざまで、会員たちは個々の好奇心を追及しています。
有名な日本人のメンサ会員は?
たとえば高学歴芸人としてクイズ番組に登場することが多い、お笑いコンビ「ロザン」の宇治原史規さんや、脳科学者の茂木健一郎さん。各種メディアでも活躍している美人女医の川村優希さんや、弁護士の福永活也さんもメンサ会員です。
パパママに周知率が高い芸能人で言えば、仮面ライダーエグゼイドに出演していたモデルの岩永徹也さんも、じつはメンサに入会しています。
腕試しに入会テストを受けてみては?
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