七月の行事として有名な七夕。彦星さまと織姫さまのロマンチックな物語は誰もが知っているお話です。子どもにもわかりやすく読み聞かせて、ちゃんと教えたい物語でもあります。そんな七夕をテーマにした、絵本と紙芝居をご紹介します。
人気のバスシリーズ『たなばたバス』
著者 :藤本 ともひこ
出版社 :鈴木出版
大人気バスシリーズの三作目。
ねすみくんが活躍するバスが七夕を舞台に活躍します。
ダイナミックな展開で体を動かしながら読み進めることができます。
いつものダジャレと独特のストーリーで大人も一緒に楽しめる作品です。
美しく心あたたまる『たなばたまつり』
著者 :松成 真理子
出版社 :講談社
読み聞かせ絵本として人気の一冊。
ある町で七夕祭りが開催されました。みんなで願いを書いた短冊が空に飛んでいったその先は……。
夏の行事、七夕を楽しむことができる心温まる物語です。
彦星さまと織姫さまの『たなばたものがたり』
著者 :作、舟崎 克彦 絵、二俣 英五郎
出版社 :教育画劇
七夕の主人公である彦星さまと織姫さま。絵本でロマンチックな恋の物語を読むことのできる作品です。
七夕の由来や意味など、わかりやすく子どもに教えるのにぴったりです。
大人も、もう一度七夕について学ぶことができる一冊です。
きつねが主人公の『きつねのたなばたさま』
著者 :作、正岡 慧子 絵、 松永 禎郎
出版社 :世界文化社
かわいいこぎつねが主人公の絵本。
いなくなってしまったお母さんを探しているこぎつね。
あるとき、人間が七夕に願いをかけているのを見かけます。それを真似しようと試みますが……。
親子の絆で感動すること間違いなしの一冊です。
謎のヒーロー『たなばたセブン』
著者 :作、もとした いづみ 絵、 ふくだ いわお
出版社 :世界文化社
七夕に現れる謎のヒーロー、たなばたセブン。
これまでに見たことのないヒーローが七夕について、子どもたちに語ります。
他の作品とは違う視点から描かれている七夕に、新しい発見があるかもしれません。
大切なことを教えてくれる、それがたなばたセブンです。
保育園が舞台の『もうおねしょしません』
著者 :作、寺村 輝夫 絵、 いもと ようこ
出版社 :あかね書房
一見、七夕とは関係なさそうなタイトルの絵本ですが、
保育園が舞台のこの作品では、七夕の短冊に願いをかけます。
七夕の前日におねしょをしてしまった主人公であるネズミのちゅうこ。
保育園や幼稚園に通っているお子さまなら親近感のもてるお話です。
紙芝居『なぜ、七夕にささかざりをするの?』
著者 :作、若山 甲介 絵、 藤田 ひおこ
出版社 :童心社
七夕をテーマにした紙芝居。
どうして七夕になると竹を使って笹飾りをするのか、素朴な疑問を解決してくれます。
七夕の歴史や由来、言い伝えなどを紙芝居を使ってわかりやすく教えてくれる作品です。
紙芝居『たなばたのこねこ』
著者 :作、古山広子 絵、 長谷川 知子
出版社 :童心社
主人公を通じて心あたたまる紙芝居。
七夕が近い日に一匹のこねこを見つけたてっぺい君。
彼は自分の願いよりもこねこを助けてあげたいと考えて……。
優しい気持ちと大切な心を感じられる作品です。
紙芝居『たなばたのおはなし』
著者 :作、北田 伸 絵、降矢 洋子
出版社 :童心社
全部で12場面ある紙芝居。七夕のお話を紙芝居を通じて読み聞かせることができます。
しっかりとしたタッチで描かれたイラストは小学生くらいのお子さまにぴったりです。
読む練習として、お子さまに読んでもらうのもありかもしれませんね。
絵本や紙芝居で読み聞かせてあげましょう
数ある物語の中でも特にロマンチックな七夕はいくつになっても楽しめます。
絵本や紙芝居のあとは、短冊に願いをかければもっともっと楽しめるでしょう。
ぜひお子さまが喜ぶ一冊を選んで、一緒に読んでみてくださいね。