私たち大人が小さい頃に、本で読んだりお話しを聞かせてもらった日本のむかしばなしは、自分たちの子どもにも絵本で読み聞かせしたいものです。中でも、いもとようこさんのやさしいタッチで描かれた「いもとようこの日本むかしばなし」シリーズは、ストーリーの魅力と相まってとてもおすすめの絵本です。ぜひ親子で一緒に楽しんでみてください。
うさぎの純粋さに心打たれるストーリー
著者 :いもとようこ(文・絵)
出版社 :金の星社
この絵本で語られる、うさぎが月に住むようになった理由はかなり衝撃的。でもいもとようこさんのやさしいタッチのイラストにより、柔らかい印象に。うさぎの純粋な気持ちに、心が打たれるのではないでしょうか。「優しさとは」と、考えさせられる内容でもあります。
節分の由来がわかる絵本
著者 :いもとようこ(文・絵)
出版社 :金の星社
この絵本は、「どうして豆を投げるの?」「どうしておにはそと!ふくはうち!っていうの?」など、節分の疑問に答えてくれます。由来を知ってから豆まきをすると、いっそう気分が盛り上がりそう。ひょっとしたらいもとようこさんの絵本がきっかけで、他の行事の由来にも興味が向くかもしれませんね。
勇気を持つことの大切さを伝える物語
著者 :いもとようこ(文・絵)
出版社 :金の星社
このお話は、子どもたちに勇気を持つことや、物事を成し遂げることの大切さを教えてくれます。これらは子どもが成長するうえで欠かせないものです。ストーリー自体も夢があり、いもとようこさんの鮮やかなイラストが楽しいので、ぜひ読んであげてください。
お金があれば幸せ?
著者 :いもとようこ(文・絵)
出版社 :金の星社
この日本むかしばなし絵本を通し、幸せや人の価値観はさまざまだということが伝わるのではないでしょうか。「幸せってなんだろう?」と考えさせられるストーリーです。
楽しいストーリーのとりこに
著者 :いもとようこ(文・絵)
出版社 :金の星社
ごんべえさんの横着ぶりに、あきれるやら笑えるやら。いもとようこさんによって描かれた、怠け者なのにどこかにくめないごんべえさんの魅力に、きっとハマってしまうことでしょう。
「日本むかしばなしはなんとなくとっつきにくい」「つまらなそう」と感じているお子さまに読んであげてはいかがでしょうか。日本むかしばなしのイメージが、ガラッと変わるかもしれません。
すばらしい話の世界を楽しんで
いもとようこさんの日本むかしばなしシリーズは、独特の絵とストーリーで魅力が味付けされていて、親しみやすく、親子で読んでいてとても楽しい作品に仕上がっています。
ぜひ、シリーズを通して読んでみてください。