御田植祭(おたうえまつり)は、農作業の田植えを模擬的に行うことで豊作を祈願する神事です。稲作と日本人の関りが深いことを証明する神事でもあり、全国各地で豊作祈願する神事は行われています。食べ物の大切さを伝える教育からもお子さまと訪れてみてはいかがでしょう。
御田植祭は、どこで行われている?
via www.photo-ac.com
「御田植祭」は、神社、皇室などが所有する領田(=御田)で、豊作を祈願する神事です。
農作業を基本ベースに行いますが、地域の芸能などを加えることもあります。
御田植祭というように、実際に田植えの作業を行います。
農作業を基本ベースに行いますが、地域の芸能などを加えることもあります。
御田植祭というように、実際に田植えの作業を行います。
中でも日本三大御田植祭として有名なのは、三重県志摩の「磯部の御神田」、大阪府住吉区の「御田植神事」、千葉県香取市の「香取神宮御田植祭」です。
この中で6月に開催される三重県志摩と大阪府住吉の2つを紹介していきます。
三重県志摩市の「磯部の御神田」のご紹介
伊勢神宮の別宮である「伊雑宮」の御田で毎年6月に行われる御田植祭を、「磯部の御神田」と呼んでいます。国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
平安時代末期には今のような神事になったと言われています。見どころは、田楽が鳴り響く中での一列に並んで田植えをする神事や、男たちが泥んこになりながら団扇のついた竹を奪い合う竹取神事です。見ごたえがあります。
平安時代末期には今のような神事になったと言われています。見どころは、田楽が鳴り響く中での一列に並んで田植えをする神事や、男たちが泥んこになりながら団扇のついた竹を奪い合う竹取神事です。見ごたえがあります。
伊雑宮|内宮(皇大神宮)|神宮について|伊勢神宮
志摩市磯部町に鎮座する内宮の別宮、伊雑宮についてご紹介。天照大御神御魂をお祀りする伊雑宮、その由緒と沿革についてご説明します。お伊勢さんとして親しまれる伊勢神宮へぜひお参りください。
大阪府住吉区の「住吉の御田植」の見どころ紹介!
住吉の御田植(すみよしのおたうえ)は、大阪府大阪市住吉区の住吉大社に伝わる御田植祭です。
3世紀ごろに神功皇后が御田を作らせたのが始まりだと言われています。
国指定重要無形民俗文化財に指定されています。住吉大社でのお祓い等の神事を行った後に、御田に向かい盛大な踊りや舞を行います。中でも最後に行われる住吉踊りは大変有名です。とても可愛らしく和みますよ。
3世紀ごろに神功皇后が御田を作らせたのが始まりだと言われています。
国指定重要無形民俗文化財に指定されています。住吉大社でのお祓い等の神事を行った後に、御田に向かい盛大な踊りや舞を行います。中でも最後に行われる住吉踊りは大変有名です。とても可愛らしく和みますよ。
日本三大御田植祭のうち2つの紹介
磯部の御神田と住吉の御田植神事をご紹介しました。
豊作を祈願して、田植えの神事やその土地での様々な神事。いずれも昔から伝わる神社の行事です。
近ごろでは、田植えの体験をすることも少なくなってきているのではないかとは思います。
農作業や神社の神事を通して、農業という物だけでなく、食を意識するためにもオススメのイベントですよ。
豊作を祈願して、田植えの神事やその土地での様々な神事。いずれも昔から伝わる神社の行事です。
近ごろでは、田植えの体験をすることも少なくなってきているのではないかとは思います。
農作業や神社の神事を通して、農業という物だけでなく、食を意識するためにもオススメのイベントですよ。