街にクリスマスソングが流れてくると、お子さまたちもワクワクそわそわ。楽しい季節がやってきます。3歳から6歳くらいのお子さまにおすすめのクリスマス絵本をご紹介します。サンタさんの様子やクリスマスの準備など、楽しいテーマがいっぱいです。
手紙入り!『ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス』
著者 :作 ジャネット& アラン・アルバーグ,訳 佐野 洋子
出版社 : 文化出版局
ゆうびんやさんが「ハンプティ・ダンプティ」や「赤ずきんちゃん」などにクリスマスのお手紙を届けます。
本当に手紙が入っていて、それらを開けて実際に読むことができますよ。
他にもジグソーパズル、すごろく、のぞき絵手紙、ミニ本など、一冊にたくさんの楽しいことが詰まっている絵本です。
お話に登場するマザーグースのキャラクターや、赤ずきんちゃん、三匹の子豚などのお話を知っていると、より楽しめます。
クリスマスプレゼントにもおすすめです。
サンタさんの生活は?『あのね、サンタの国ではね…』
著者 :文 嘉納 純子,絵 黒井 健
出版社 :偕成社
クリスマスが近づくと、子どもたちはサンタさんが来てくれるかソワソワしはじめますね。
サンタさんは1年間、どのように暮らしているのでしょうか?
子どもたちからのお手紙を読んだり、おもちゃがなる実を畑にまいたり、身体測定したりとサンタさんも忙しそう。
トナカイは「となかい学校」に入学して、ソリを引く勉強をしますよ。
サンタさんに関する子どもたちの小さな疑問に答えてくれる絵本です。
クリスマスシーズンだけでなく、「今サンタさんは何をしているのかな?」と一年中楽しめます。
クリスマスの準備をしよう『クリスマスのおかいもの』
著者 :たしろ ちさと
出版社 :講談社
※品切れ・重版未定
もみのきマンションに住んでいる動物たちが、クリスマスパーティーの準備にお買い物に出かけます。
商店街の石畳やお店の様子は、ヨーロッパのどこかの小さな町のよう。
お互いへのクリスマスプレゼントやケーキの材料などを買ったら、マンションの飾りつけです。
みんなのプレゼントは何かな?そしてサンタさんからのプレゼントは?
主人公たちだけでなく、商店街に入る他の動物たちにもそれぞれストーリーが感じられます。
みんながクリスマスを楽しみに待つ気持ちが伝わってくるような絵本です。
かわいくて切ない『よるくまクリスマスのまえのよる』
著者 :酒井 駒子
出版社 :白泉社
クリスマスイブの夜、自分は悪い子だからサンタさんが来ないかもしれない……と心配している男の子の元へ、夜みたいに黒いクマの子・よるくまがやってきます。サンタさんを知らないよるくまに、男の子はサンタさんのことを教えてあげます。
そしてクリスマスツリーの飾りの中からよるくまが気に入ったものをプレゼントします。でも「ぼくのところにはサンタさんは来ないかもしれない」と泣く男の子を、よるくまは精一杯ぎゅっとしてなぐさめてあげます。
男の子の不安になる気持ちや、小さいけれど一生懸命に男の子を慰めるよるくまの様子に、ちょっと胸がキュッとするお話です。
誰かが家にやってきた『ぐりとぐらのおきゃくさま』
著者 :文 中川 李枝子,絵 山脇 百合子
出版社 :福音館書店
大人気の「ぐりとぐら」シリーズ。
ぐりとぐらが雪の中に見つけた大きな足跡をたどってみると、なんと二人の家に続いています。
ドアを開けると大きなブーツ、玄関のオーバー掛けには大きな赤いオーバーが。
部屋の隅には大きな袋が置いてあって……「誰が来た」とは書かれていませんが、もうわかってしまいますね。
夜は訪ねてきたお友だちとパーティーです。
ドキドキ、ワクワクするお話。
クリスマスが近くなったらぜひ読んでみてください。
クリスマスプレゼントにもおすすめです
サンタさんの様子やプレゼントの内容、クリスマスパーティーまで、気になることがいっぱいですね。
クリスマスのワクワク感を感じられる絵本は、クリスマスプレゼントにもおすすめです。
パパママもお子さまも、みんなでワクワク楽しいときを過ごせますように!