2022年07月15日 公開

休日に行きたい関西エリアのおすすめ科学館・博物館7選!

関西エリアにある幼児や小学生から子連れでも楽しめる科学館・博物館を7つ紹介!雨や暑さ・寒さに関わらず平日・休日も楽しめ、知的好奇心を高めるお出かけにぴったりです。

次の休日のお出かけ先はもう決まってますか?「どこかに行こう!」と思い立っても、迷ってなかなか決められないこともありますよね。
思いっきり外で体を動かす外のレジャーもいいですが、博物館や科学館は、知的好奇心を高めるのはぴったりのお出かけスポット!筆者が実際に子どもと行った関西エリアのおすすめ科学館・博物館を7つ紹介します。

博物館に行くメリットは?

文化庁によると日本国内にある博物館の数は、5,738館にも上るといいます。(平成30年時点)
いろいろな種類の博物館がありますが、子どもに分かりやすく楽しめる展示がある博物館も多く、知識を深めるには最適!室内なので、外遊びをするには天候が心配な日だって楽しめます。

さらには、子どもの頃に博物館や科学館などの文化施設によく連れて行かれた子どもの方が、学力が高いケースが多いという調査結果もあるほどです。
また常設展示の他にも、期間限定の展示が行われることも多く、お気に入りの博物館にはつい何回も通ってしまうことも。
また、公立博物館の場合、入館料が1人1000円未満のことが多く、家族みんなで行ってもお財布に優しいのも嬉しいポイント。自治体によっては、子どもの入館料が無料や特別割引になる場合もあるので、要チェックです!

科学や宇宙の知識を深めるなら科学館

科学や宇宙に興味がある子どもにおすすめしたいのが科学館。科学館と聞くと、特に文系のママやパパには身構えてしまうかもしれませんが、小さな子どもから大人まで思いっきり楽しめます。

バンドー神戸青少年科学館

開館35年を迎えた歴史ある科学館。コンセプトは「他の科学館とは、チョット違う」というだけあり、見て、触れて、体感しながら科学を学べる体験型科学館です。
バンドー科学館

2022年のリニューアルでは、ロボットとAIの関係を学べる展示や、神戸の街並みを最新のプロジェクションマッピングの映像で楽しめるコーナーが新設。
バンドー科学館 プロジェクションマッピング

他にも、理化学研究所が展示協力する細胞の進化について分かりやすく学べるコーナーや、歩きながら人間の消化の仕方が学べるコーナーなど、身近にあるサイエンスが体験を通して学べます。
また週末は、毎回テーマが異なる子ども向けの実験ショーを開催しています。

2022年7月にリニューアル予定のプラネタリウムは、最新の投影機や、関西では初のリラックスシートが導入されるそう。季節に合わせた子ども向けのオリジナルプログラムも必見です。(入館料とは別に料金が必要です)
第6展示室の「あそびのひろば」では、子どもが楽しめる滑り台やシーソーなどの遊具で遊んだり、サイエンスにちなんだおもちゃで遊んだりと、天気が悪い日でも思いっきり楽しめます。
神戸バンドー科学館 

施設名バンドー神戸青少年博物館
住所兵庫県神戸市中央区港島中町7丁目7-6
アクセスポートライナー南公園駅より徒歩約3分
開館時間月~木 9:30~16:30
金~日及び春・夏休み9:30~16:30
休館日水曜日 年末年始
入場料大人600円 
小人(小・中・高校生)300円
公式HPhttps://www.kobe-kagakukan.jp/

乗り物がテーマの博物館

乗り物が大好きな子どもにおすすめしたいのが、乗り物がテーマの博物館。普段からよく見る身近な乗り物の秘密や歴史を紐解くことができます。子どもの頃に乗り物にハマったママ、パパもきっと一緒に楽しめますよ。

京都鉄道博物館

電車好きの子どもと一緒に行きたいのが、鉄道博物館。全国各地にさまざまな鉄道博物館がありますが、京都鉄道博物館では、SLスチーム号に乗車できたり、実際の訓練で使用するシミュレータをもとにしたお仕事体験ができたり、電車好きにはたまらない博物館です。(お仕事体験には、事前予約が必要)
京都鉄道博物館

53台もの歴史的に重要な車両の展示をはじめ、実物の80分の1スケールの鉄道模型のジオラマなど見どころがたくさん!他にも、車輪がなぜ動くのかを紹介する展示や、連結装置のしくみがわかる展示など、「電車のなぜ?」が分かる博物館です。
天気のいい日には、3階のスカイテラスからの眺望もおすすめ!実際に走行する在来線や新幹線と一緒に、京都の街並みも望めますよ。
京都鉄道博物館

施設名京都鉄道博物館
住所京都府京都市下京区観喜寺町
アクセスJR京都駅より徒歩約20分、または嵯峨野線梅小路京都西駅より徒歩約2分
開館時間10:00~17:00
休館日水曜日 年末年始
入館料大人1,200円 大・高校生1,000円 中・小学生500円 3歳以上200円
公式HPhttps://www.kyotorailwaymuseum.jp/

神戸海洋博物館

エントランスのイギリス軍艦ロドニー号の模型展示は、迫力があり圧巻!
神戸港の映像の中で船を操縦できたり、船からトラックにコンテナを乗せたりと、海に関するさまざまな仕事をシミュレーターで体験できます。
また、神戸港の開港に深く関係のある川崎重工業の企業博物館「カワサキワールド」を併設。カワサキが手がけた歴代のバイクや、実際に中に入れる0系新幹線、バートルKV-107Ⅱ型ヘリコプターの展示など、乗り物好きの子どもには大興奮間違いなしの博物館です。
神戸ハーバーランドからも徒歩圏内と、神戸観光のついでに立ち寄りやすいスポットです。

施設名神戸海洋博物館
住所兵庫県神戸市中央区波止場町2-2
アクセスJR、阪神元町駅より徒歩約15分
開館時間10:00~18:00
休館日月曜日 年末年始
入館料大人900円 小人(小・中・高校生)400円
※カワサキワールドの入館を含みます
公式HPhttps://kobe-maritime-museum.com/

生き物好きにおすすめの博物館

普段身近にいてよく目にする生物から、今は存在していないような生物までありとあらゆる生命の不思議に出会えます。生き物好きの子どもはもちろん、今まであまり興味がない子どももきっと新しい発見があるはず!筆者がかつて訪れたことのある、おすすめの博物館を4つ紹介します。

大阪市立自然史博物館

大阪の自然や生物の進化、地球の生命の歴史が学べる博物館。常設展示室は5つのテーマごとに分かれており、実際に触れる化石の展示もあります。
また、玄関で出迎えてくれるナウマンゾウの復元模型のリアルさは圧巻もの!他にも、ナガスクジラや恐竜、世界で一番大きな貝の展示など生き物好きではなくても見ごたえばっちりです。

小さな子どもにもわかりやすい「キッズパネル」や、触れる展示の「さわってみようパネル」、第5展示室の体験型ゲームなど幼児から学べる工夫が散りばめられています。
入場料は長居公園内にある植物園と共通なので、季節の草花を見ながらの自然散策も一緒に楽しめます。
大阪市立博物館

施設名大阪市立自然史博物館
住所大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23
アクセス地下鉄御堂筋長居駅より徒歩約8分
開館時間9:30~17:00
(11~2月は16:30まで)
休館日月曜日 年末年始
入館料大人300円 大・高校生200円 中学生以下無料
公式HPhttp://www.mus-nh.city.osaka.jp/

伊丹市昆虫館

世界中から集められた珍しい昆虫の標本や、約30種の昆虫の展示など、昆虫の生態を知ることができる昆虫館。
玄関近くにはビッグビーと呼ばれる実物200倍サイズのミツバチの模型があり、迫力もさることながら左右に動かしながらミツバチの視界を実際に体験することができます。
伊丹昆虫館

中でも関西一の大きさを誇り、約1000頭の蝶が飛び回る蝶温室は必見!
200種類もの熱帯・亜熱帯の花や木が生い茂る温室内はまるで楽園にいるかのような気分を味わえます。関西屈指の渡り鳥の飛来地でもある昆陽池公園の一角にあるので、道中でも珍しい鳥や虫などの生き物を見つけられるかもしれません。

伊丹市昆虫館 蝶温室

施設名伊丹市昆虫館
住所伊丹市昆陽池3-1伊丹公園内
アクセスJR伊丹駅もしくは阪急伊丹駅より市バス「松ヶ丘」より徒歩約8分
開館時間9:30~16:30
休館日火曜日、年末年始
入館料大人400円 中高生200円 3~小学生100円
公式HPhttps://www.itakon.com/

兵庫県立人と自然の博物館

兵庫県三田市にある「人と自然の共生」をテーマにした自然史博物館。通称「ひとはく」と呼ばれています。博物館の施設は、展示物がある本館以外を合わせると、国内公立博物館では最大級の規模を誇ります。中でも珍しいのが、「ひとはく恐竜ラボ」。実際に研究者が恐竜の化石をクリーニングしている姿を間近で見ることができます。
本館1階から3階までの常設展示は、5つのテーマに分類。実物大の恐竜をはじめ、野生動物や海洋生物の模型や化石の展示は迫力満点!
1階にある「共生の森」は、ボルネオ島の熱帯雨林のレプリカを歩きながら、森の中に住むオラウータンや、幻の花とも呼ばれる世界最大の花「ラフレシア」のレプリカを間近に見ることができます。
ひとはく

土日には、当日参加可能の子ども向けセミナーも多く開催されているので、要チェック!当日は何度でも再入館できるので、隣の広い芝生公園での外遊びも併せて一日中楽しめます。

施設名伊丹市昆虫館
住所伊丹市昆陽池3-1伊丹公園内
アクセスJR伊丹駅もしくは阪急伊丹駅より市バス「松ヶ丘」より徒歩約8分
開館時間9:30~16:30
休館日火曜日、年末年始
入館料大人400円 中高生200円 3~小学生100円
公式HPhttps://www.itakon.com/

丹波竜化石工房ちーたんの館

丹波竜などの恐竜類をはじめ、世界的にも貴重な化石の発見が続く兵庫県丹波エリアにある博物館。大阪市内から車で約1時間半と、少し距離はあるものの、恐竜好きの子どもにとってはたまらないはず!

館内はこじんまりとしていますが、世界唯一の原寸大の丹波竜の全身骨格のレプリカや、約10種類の恐竜のレプリカが常設展示され見ごたえたっぷりです。
ちーたんの館

どのように恐竜の化石を発掘するのか再現した展示では、発掘に使われる道具も一緒に展示されていたり、化石発掘体験ができたりと、はるか昔に存在していた恐竜を近くに感じられるかもしれません。
大きな恐竜の形の遊具がある公園も近くにあり、天気のいい日には外遊びも楽しめます。都会とは違う自然豊かな環境に、大人も子供もリフレッシュできそうです。
ちーたんの館 公園

施設名丹波竜化石工房ちーたんの館
住所兵庫県丹波市南町谷川1110番地
アクセスJR福知山線谷川駅よりタクシー約5分 
※無料駐車場完備
開館時間10:00~16:00(4~7月は17時まで)
休館日月曜日 年末年始
入館料大人210円 小中学生100円
公式HPhttps://www.tambaryu.com/

お気に入りの博物館を見つけてみよう

紹介した他にも、科学館や、博物館は全国各地にたくさんあります。
自宅から近くの博物館はもちろん、帰省や旅行のついでに行ったことのない博物館に足を運んでみるのも新しい学びの機会につながりそうです。
子どもが参加できるセミナーを開催している科学館や博物館も多く、研究員から直接話を聞けるチャンスは貴重な機会になることでしょう。親子でわくわくできるお気に入りの博物館を、見つけてみてはいかがでしょうか。

※ご紹介した施設概要は2022年7月時点のものです。お出かけ前には各施設の公式HPなどで最新情報をご確認ください。

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この記事のライター

KUMIKO
KUMIKO

兵庫県在住。6歳・3歳のわんぱく兄弟のママです。 大学では英語を専攻していたことから、 ゆるめの英語育児を楽しんでいます。 子どもたちとの体験からの気づきや学びを、ママ目線でシェアしていきます。 旅行と海外ドラマと美味しいものが好き。