子どもの英語学習のひとつとして、『ピクチャーディクショナリー』を取り入れるパパママが増えています。ピクチャーディクショナリーとは、一体どのようなものなのでしょうか?その活用方法を、おすすめのピクチャーディクショナリー5選とともにご紹介します。
ピクチャーディクショナリー(Picture Dicitonary)とは?
単語帳を使って文字として言葉を暗記していくよりも、イメージとして理解でき、言葉が記憶に定着しやすいところがポイントです。「ものをイメージして英語に訳す」、または反対に「英語のものを日本語に訳してイメージと合わせる」というと、少し遠回りに感じるでしょう。
ピクチャーディクショナリーはそれぞれがダイレクトに伝わるため、理解するまでの時間も短くて済むとされています。
ピクチャーディクショナリーの活用法
とくに日本人は、英語と日常的に接することは少ないもの。ピクチャーディクショナリーが1冊あれば、幼児はもちろん学生のTOEIC対策や、大人のビジネスシーンでの英会話学習までマルチに役立つはずです。子どもの場合、ただ単語を見て覚える以外にも活用法はさまざま。パパママが質問をして、子どもがイラストから答えを見つけるなど、ゲーム感覚で遊ぶこともできるでしょう。
これらのメリットから、子どもの家庭学習のひとつとして取り入れるパパママも増えてきました。早くからたくさんの英単語に触れることで、英語脳を育てやすくなる効果が期待できます。
おすすめのピクチャーディクショナリー5選
著者:Jayme Adelson-Goldstein,Norma Shapiro
出版社 :Oxford Univ Pr
オックスフォード大学出版から発行されている、最もスタンダードなピクチャーディクショナリーのひとつです。日常生活からビジネスシーンまで、さまざまなカテゴリーに対応した約4,000単語を収録しています。英語のみのモノリンガル版と、日本語訳つきのバイリンガル版の2種類があるため、好みのタイプを選びましょう。
イラストのビジュアルが写真のようにリアルなので、ついつい見入ってしまうはず。小学校入学のプレゼントとしてはもちろん、語彙を増やしたいパパママにもおすすめです。
著者 : PRENTICE HALL
出版社 :Pearson Education Asia Ltd.
小学生くらいの子どもが日常生活で使用する単語を、800語収録しています。トピックやシーン別に紹介されており、イメージとして定着させやすいでしょう。英会話の入門として、日常表現を習得したい場合におすすめです。
9~12歳が対象となっていますが、歌やチャンツなどを通して3歳くらいからでも楽しく学習できます。付属教材としてCDが付いており、ネイティブの発音を音声でチェックできるところもポイントです。
著者 : Richard Scarry
出版社 : Golden Books
インテリアとして飾っておきたくなるような、フルカラーのピクチャーディクショナリーです。キュートな絵柄が子どもの興味を引いてくれるでしょう。英単語は700語以上が収録され、その単語の一つひとつに、主人公も内容も異なるそれぞれのお話がつけられています。絵本感覚で楽しめそうです。
著者 :Felicity Brooks、Jo Litchfield
出版社 :Usborne Publishing Ltd
キレイな色使いとキュートなイラストが目を引く『the Usborne English Picture Dictionary 』。1,300を超えるイラストで絵本のような雰囲気に仕立てながらも、1,000以上の英単語を網羅する実力派です。イギリス英語表記なので、アメリカ英語との違いも勉強のポイントにしてみてはいかがでしょうか?
著者 :Clare Kirtley
出版社 :Oxford University Press
ネイティブの4~5歳くらいの子どもを対象とした、はじめての辞書にぴったりな1冊です。日常的に親しみやすい300以上の英単語のほかに、色、数字、形、日付などをカテゴリー別にまとめたページも付属しています。イラストの鮮やかな色使いが、子どもの興味を惹きつけてくれるでしょう。
アプリも活用しよう
アプリ版のメリット、デメリット
本版と大きく異なる点は、「音声」の部分にも特徴的です。通常の『オックスフォードピクチャーディクショナリー』には音声CDがついておらず、ネイティブの発音を確認することはできません。しかしアプリ版の場合、音声再生ボタンがあります。
デメリットとして挙げられるのは、複数人で確認しづらいということ。本であれば、パパママが子どもと一緒にページを開くことができます。アプリ版はその点、画面が小さかったり反射したりと、使いづらさを感じるかもしれません。
アプリ版の活用方法
「英会話スクールに通う時間がなかなか取れない」という方にも、最適の勉強法だと言えそうです。