2024年02月27日 公開

10分でできる【ひな祭り】折り紙で簡単工作 ぼんぼりを作ろう

ひな祭りをもっと身近に!今回は、折り紙工作『ぼんぼり』の作り方をご紹介します。お子さまがトライしやすいように、作り方をシンプルにしています。雛人形工作と合わせて飾ってみてはいかがでしょうか?所要時間は約10分と簡単です!

3月の行事と言えば、桃の節句『ひな祭り』ですね。おうちに雛人形を飾っていらっしゃるご家庭も多いかと思います。

今回は、ひな祭りがもっと身近に感じられるように、お子さまがご自分で作れる折り紙工作のひとつ『ぼんぼり』の作り方をご紹介します。作り方をシンプルにしていますので、気軽に作れるデザインです。所要時間は約10分程度です!

ひな祭り工作とぼんぼりを一緒に飾ると雰囲気アップ!

ひな祭り工作と検索すると、さまざまな工作が見つかります。しかし、そのほとんどがお雛様とお内裏様の人形部分の工作や折り紙であることが多く、周りのぼんぼりや飾りの作り方が一緒に紹介されていることは少ないようです。

せっかくですから、お子さまのひな祭り工作に『ぼんぼり』も追加して飾ってみませんか?ぼんぼりが左右に追加されるだけで、さらに工作の雰囲気が良くなりますよ!

折り紙で簡単ぼんぼり【材料】

材料

・折り紙2枚(2色:明かりが灯る部分と、ぼんぼりの支え部分)
・のり
・ハサミ/カッターナイフ

折り紙で簡単ぼんぼり【作り方】

パーツA(明かりが灯る部分)

まず、ぼんぼりの明かりが灯る部分に使いたい色の折り紙を用意します。上の写真のように4つ折りにしたら、ハサミやカッターナイフで2枚切り離します。
(折り紙の1/4の大きさを2枚。ぼんぼり2つ分です。)

まず、そのうちの1枚を使います。右上と左下の写真のように、三角を2回折って、折り目をつけたら開きます。

三角の片方を少し開くように持ち、右上の写真のように四角を作るように折ります。
裏返して、同じようにおります。
(この部分は、折り鶴の作り方の工程に少し似ています。)

四角の左右それぞれに2枚ずつ角ができている状態になっているので、左から1枚取り、右に倒します。(この紙の左には、もう一枚角のある紙が残っている状態です。)

折り紙を右へ90度回転させて、

この右に倒した紙(今、その紙は下向きになっています)で、大小の三角形を、中央の折り目に沿うように折ります。(写真参照)

続けて、2つの三角の間の角をほんの少しだけ内側に折ります。

ここまでできたら、今折った部分を上に倒して戻します。

今度は下の部分の紙(三角部分)を取り、上へ一度折ったら、180度回転させます。(上下が逆になります。)

続けて、上の写真のように大小の三角を折り、角を少しだけ折る工程をもう一度繰り返し、最後に上写真の右下のように中央部分を開きます。

パーツB(ぼんぼりの支え部分)

ぼんぼりの支えになる部分を作ります。折り紙を半分に折り、さらにもう一度半分に折ったら、細い短冊状の形になるので、2枚切り取ります。

まず、そのうちの1枚を使います。短冊状の紙を横長に置いたら、半分に折り、真ん中に折り目をつけます。右上と左下の写真のように中央の折り目(折線)に向かって、両端を折ります。上の方は、少し中央部分に重なるように折るのがポイントです。

AとBを合わせてぼんぼりにする

パーツAとB、のりとハサミを使います。
パーツB(支え部分)の端に5㎜ほどのりをつけたら、左下のようにパーツAの端を差し込み、固定します。

上写真の右下のように、4㎜ほど残して、後ろへ倒して折ります。

そのまま、くるっと1周させるように戻して、パーツAの下部分を差し込んだら、のりで固定します。支え部分がフラットになるように押したら(右上)、〇のついた4か所に約5㎜ほど切込みを入れてください。

切り込みを入れた部分を、左上の写真のように両側から折り、ぼんぼりの支え部分を細くします。

続けて、ぼんぼりの支えの下の部分が台形になるように、小さい三角を意識しながらで裏に向かって折り(右上写真)、ぼんぼり上部の4か所も小さく折り返したら(左下写真)、すべての折り返した部分をのりで固定してください。

これで、作り方の工程は終わりです。裏返したら、ぼんぼりの完成です!

色合いで雰囲気が変わります

文章で読むと複雑そうに思えるかもしれませんが、一度作ってみると、実はかなりシンプルなことに気づくかもしれません。慣れると5~10分程度で作ることができます♪

実際のぼんぼりの色は黒と白で作られていることが多いですが、最近では柔らかい雰囲気になるように、支え部分が茶色やベージュ、ピンクなどのセットもあるようです。
折り紙でも少し柔らかいイメージが出せるよう、茶色とピンクのバージョンも作ってみました。いかがでしょうか。

お雛様の折り紙と一緒に飾ってみませんか?

今回は折り紙で作る『ぼんぼり』の折り方をご紹介しました。お子さまが幼稚園や保育園、学校や子ども会から作ってきた『ひな祭り』工作と一緒に飾っていただくと、さらに桃の節句の雰囲気が出るのではないかと思います。

以下に、Chiik!で公開中の『ひな祭り飾り工作』のリンクを貼らせていただきます。今回のぼんぼりと並べると、大きさがちょうど良い折り紙工作です。ぜひ、合わせて作ってみてくださいね。

Chiik!では、この他にも『ひな祭り工作』を多数ご紹介しています。
ぜひ、こちらも合わせてご覧ください。
楽しいひなまつりをお過ごしください🎵

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この記事のライター

いしこがわ理恵
いしこがわ理恵

在英12年目ハンドメイド好きの2児の母。武蔵野美術大学卒業。現在は教育に携わる仕事の他に、日本にルーツのある子どもたちを対象とした日本語子ども会活動・児童文庫活動も行っています。興味の範囲が幅広いので、常にいろいろな方向にアンテナをはりつつ情報収集が日課です。ハッピー子育てに役立つ情報をみなさまにお届けできれば嬉しいです。Instagram @rie.ishikogawa