子供はかたつむりが大好き。雨の多い季節にはかたつむりが登場する絵本を読んで楽しみませんか。子どもにとってかたつむりは、道端や公園などどこでも見かける身近な存在です。お外でかたつむりを見つけたら、おうちでは親子で一緒に絵本を読んでみましょう。
かたつむりってどんなふうに大きくなるの?
著者 :いとう せつこ(文) 島津 和子(絵)
出版社 :福音館書店
実は成長とともに殻も大きくなるかたつむり。だからたくさん食べたほうがいいのです。
小食な子どもや、好き嫌いがある子どもにもおすすめの絵本です。この絵本を読んだら「体を大きくするためにたくさん食べよう!」と思ってくれるかもしれません。
また、かたつむりは生まれた殻はどんなふうになっているのか、どのように育つのかご存じですか?生まれてから大きくなるまでのかたつむりの成長も分かりやすく知ることができ、おもしろいですよ。
かたつむりと一緒に冒険に出かけよう!
著者 :ジュリア・ドナルドソン/文 アクセル・シェフラー/絵 柳瀬尚紀/訳
出版社 :評論社
難しい言葉も出てきますが、それらの言葉の響きが魅力の絵本です。ハラハラドキドキする出来事もたくさん登場し、子どもも大人も読んでいてわくわくする作品です。
冒険の旅が魅力に溢れていて、想像するのが楽しい絵本です。
かたつむりで楽しく数を覚えよう!
著者 :エイプリル・P・セイヤーとジェフ・セイヤー/文 ランディ・セシル/絵 久山太市/訳
出版社 :評論社
たくさんの生き物の足を比較する楽しさもあり、数がまだ分からない子どもでも楽しく数に触れられる絵本です。
数の数え方には、掛け算を使ったものもあるため、小学校低学年の子どもにもおすすめです。
ユニークなイラストの狂言えほん
著者 :文/内田 麟太郎 絵/かつらこ
出版社 :ポプラ社
狂言の「蝸牛」を絵本にした作品で、親子で日本の伝統芸能に触れることができる絵本としてもおすすめ。ゆかいなストーリーに大笑いして楽しめますよ。
ありのままの自分が一番と教えてくれる
著者 :レオ=レオニ/作 谷川俊太郎/訳
出版社 :好学社
「大きくなったら世界一大きなうちがほしい」と言うちびかたつむりに、お父さんかたつむりが、世界一大きな家を持ったばかりに、家の重みで動けなくなったかたつむりのお話をします。
ちびかたつむりは大きければかっこいい、見た目が良いという理由でそう言ったのですが、お父さんかたつむりの話を聞いて、大事なこととは何かを悟るのでした。
必要以上に自分を着飾ったり大きく見せようとせずにそのままの自分が一番いい、見栄を張る必要がないということを伝えられる絵本です。大人になっても心に響く絵本となるでしょう。