入学準備は夏が終わるころから本格的になります。毎日お子さまが使う文房具もそのひとつ。リストを片手にお店へ行ってみると、特設コーナーにずらりと並ぶ文房具。目移りして決められないなんてことも。筆箱、鉛筆、鉛筆削りなど押さえておきたいポイントをご紹介します。
筆箱はマグネット開閉式の箱型を選びたい
メーカー:クツワ
筆箱は、クツワの「スーパー軽量筆入れ・クラリーノ素材」がおすすめです。いろいろなカラーがあり、男女ともにOKです。
ポイントは
1.鉛筆ホルダーがついている。
鉛筆の先をしっかり保護してくれるので、鉛筆キャップがいりません。
2.たっぷり入る。
定規や分度器などが入るくらいの余裕があると安心です。
3.丈夫
クラリーノ素材は、軽くて耐久性もばっちりです。
落とすとうるさい缶ペンケース、中のものを探すのに時間がかかるファスナータイプのペンケースは避けましょう。
鉛筆は、3角か6角か?まず1本買ってみる
メーカー:三菱鉛筆
メーカー:サクラクレパス
鉛筆は、筆圧の弱いお子さまでも濃く書ける2Bがおすすめです。
学校指定がある場合はそれに従いましょう。
いざ文房具コーナーへ行くと新1年生用として3角軸のかきかた鉛筆が並んでいますが、1ダースを手に取るのはちょっと待ってください。
すでに鉛筆に慣れていて、しっかりとした線や文字が書けるお子さまなら、3角軸は必要ありません。はじめから6角軸でも大丈夫。
十分な筆圧が無く、本格的に鉛筆を使うのがはじめてのお子さまでも、3角軸を使いにくいと感じることもあるようです。
3角軸に興味のある方は、まず数本購入してお子さまに使ってみてもらいましょう。1ダース買ってしまう前に試してみることをおすすめします。
6角軸の鉛筆は、これからいくらでも使うのでたくさんあっても大丈夫です。
1.三菱鉛筆 鉛筆 ユニパレット かきかたえんぴつト 2B 赤鉛筆付
鉛筆10本 赤鉛筆2本のセットです。赤鉛筆は自分で丸付けをするときに使う必需品です。
2.サクラクレパス 小学生文具 かきかたえんぴつ2B 3本入
三角軸を試してみたいときにどうぞ。
とがり具合を調節できる手動の鉛筆削り
メーカー:コクヨ
鉛筆はほぼ毎日家で削ります。電動は楽ですが削りすぎがちょっと心配。
おすすめは、芯のとがり具合を調節できる、手動の鉛筆削りです。
電動に比べると、値段も手ごろで助かります。
コクヨをはじめとした各メーカーから出ています。
芯のとがり具合を調節できる機能は、色鉛筆を削るときにも重宝しますよ。
短くなった鉛筆を最後まで大切に使うために
メーカー:クツワ
短くなってしまった鉛筆を最後まで使うために、鉛筆用補助軸があると便利です。
家にひとつ用意して宿題をするときなどに使いましょう。
ワンプッシュで鉛筆を抜き差しできる簡単さも魅力です。
2Bの鉛筆に適した消しゴムを探そう
メーカー:サクラクレパス
メーカー:プラス
一般的に売られている消しゴムは、HやHB用の消しゴムなのだそう。
お子さまの使う2Bなどの濃い鉛筆に適した消しゴムを選びましょう。
力を入れなくてもきれいに消える消しゴムがあります。
「サクラクレパス ラビット 小学生学習字消し」「プラス 消しゴム オムニ 2B~6B用」
などがおすすめです。
入学準備は親子で楽しくすすめましょう!
だからと言ってパパママの意見を押し付けてばかりじゃちょっとかわいそう。
お子さまの好みを尊重しながら、楽しく選びましょう。早めに準備して、使い慣れておくことも大切です。