「子育てに、笑いと発見を」をコンセプトに、記事が育児の癒しや活力になり、それぞれの家族らしい幸せをつくるきっかけ作りを目指す、人気の子育てメディア、コノビー[Conobie]。アプリにはChiik!も参加!渡辺龍彦編集長に、コノビーが目指しているものやその魅力を伺いました。
大人気の子育てメディア「コノビー」って?
障害者向け就労支援事業や、子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社LITALICO(リタリコ)が運営しています。
2015年4月にスタートし、2017年7月現在で、月間970万PV、170万ユーザーを達成。笑ったり、感動したりできる育児に関する読み物や、マンガを中心に、親として学びを深められるインタビューやコラム記事などを多数配信している、国内有数の子育てメディアです。
今回は、渡辺龍彦編集長に、コノビーの提供するサービスやコンテンツ内容、目指すものをお伺いしました。
Conobie[コノビー] | 妊娠・出産・育児情報が満載
株式会社LITALICO(りたりこ)
子育て中の親に、まずは余裕と笑いを届けたい!
渡辺(以下敬称略):LITALICOが展開する福祉・教育事業を通じて多くの子育て家庭と関わる中で、家庭での子どもへの関わり方の重要性を再認識したと同時に、家庭の子育てを支えるサービス不足が課題として見えてきました。
また、LITALICOが障害児支援事業で掲げている、「子どものできることに注目し、自己肯定感を高め、違いを認め、個性をのばしていくこと」の重要性は、障害児に限らないという思いもありました。
そこで「個性がのびる、子どもが伸びる。」を掲げ、「コノビー」という名をつけ、2015年の4月にこのwebメディアをスタートさせたのです。子どもの個性がのびる方向を見つけ、さらにのばしていけるように、パパママが自分たちなりの子育てスタイルを発見できる場を目指していました。
その思いが変化した訳ではありませんが、運営していくうちに、子どもの個性をのばすためには、子どもへの直接的な関わり方よりも、まずは親の余裕が足りていない。メディアとしても、親にもっと寄り添う必要があると感じました。
特に出産後は、友人が遊びに来ても、子どもの顔を見て「可愛い」とは言うんですね。ただ、自分へのスポットライトは当たりにくくなる。そういう自分の社会的なパーソナリティを見つめ直す経験と、子育てそのものの大変さが同時に押し寄せてくる、余裕が持ちにくい時期ではないかと思います。
そうした状況を踏まえずに、記事でいくら「大切なこと」を伝えようとしていても、一方的な押し付けになってしまうのではないかと気づいたのです。
笑いあり涙ありの子育てマンガがたくさん!その理由は……
渡辺:そうですね。育児マンガが多いです。内容としては、育児のあるあるネタ、ほっとする、安心するエピソード、あるいは読んだ後に自分らしさを肯定できるようなコンテンツを、ユーモアを交えて提供しているのが特徴です。育児中に、心のリセットができると喜んでいただいています。
コノビーには、「こうあるべき」に縛られてしまうことによる子育ての辛さを減らしていきたい、という思いがあります。
その思いを、マンガや小説などを活用してユーモアや物語性のある手法で伝えたいのです。笑いながら、いつの間にか固定概念から解放され、いろんな選択肢があることが伝わると嬉しいですね。
子育て中の発見:トレンドから基礎知識まで豊富な育児情報
渡辺:変化の大きい時代の中で、親が知っておいたほうがいいこと、育児や家族、パートナーシップに関するちょっとしたノウハウや考え方も扱っています。
情報があふれていて、誰でも容易に知りたいことを知れるようでいて、その探し方や活用の仕方を知っているかどうかで情報格差が広がっている面もあるように思うので、コノビーの読者には、具体的なノウハウから考え方に至るまで、親として、一人の人間として、これからの社会を生き抜いていくための「使える道具を渡したい」というふうに思っています。
それぞれの親子が自分たちらしい幸せ像を作っていけるように、知っていると、よりハッピーになれる記事を、お届けしたいと願っています。
–ありがとうございました!
次回は渡辺編集長が高校生の時から関わっている「おもちゃ論」についてもお話を伺っています。お楽しみに!
パパママが子育てに必要な情報をまとめた「コノビーアプリ」
2016年7月から提供を開始したアプリ。子どもの月齢に合わせたオススメ記事を毎日配信してくれます。Chiik!の最新記事もチェックしやすくなりますので、ぜひスマホやタブロイドにダウンロードして便利に活用してくださいね。