春、夏、冬休み以外にハーフタームという休みが、年に何回もあるイギリスの学校。休みが近づくと親同士で「休暇の予定は?」と情報交換をしますが、定番なのは「ファーム(農場)へ行くこと」です。実際の体験談を交えながら、イギリスのファームの魅力をお伝えします。
体験型ファームって、どんなことができるの?
まずは当日配られるパンフレットや掲示板のタイムテーブルに目を通して、体験したいイベントを見逃さないようにチェックし、一日の流れを決めます。
絵本とは違う本物の動物を観察してみよう
イギリスのファームは、牛・馬・羊・ヤギ・ニワトリなど一般的な農場の動物以外にも、ラマ(リャマ)など珍しい動物に会えることも。ほとんどが動物のすぐ近くまで行けるので、じっくりと観察することができます。
絵本で見たことがある動物が実際はどれくらいの大きさなのか、どんな動きをするのか、本物の動物との出会いで、子どもたちの世界観が大きく広がります。
体験イベントへの参加はどんな感じ?
ヒヨコを一羽ずつ手渡されると、その軽さと繊細さ、そして温かさから「命」の存在を感じ、幼いころから動物と触れ合う機会を持つことの大切さを改めて実感した時間でした。
ほかにもポニーへの乗馬・グルーミング体験、羊や牛の赤ちゃんへのミルクやり体験などもありました。
イメージと本物のギャップも思い出作りには不可欠!
丘の上で、のんびりと草を食べているイメージの羊でしたが、そういうステレオタイプのイメージを覆す発見ができることもファーム体験の魅力ですね。
疲れてきたら屋内外遊具施設でひと休み
今回訪れたファームには、屋外にスイミングプールサイズのとても大きな砂場がありました。一面のサラサラな質感の砂の上に、自由に使えるスコップやバケツなどの砂場遊びセットが用意してあり、子どもたちは大はしゃぎでした。
屋内には、子どもの安全面を配慮して、年齢別に遊べるようにエリア分けされた大きなソフトプレイの遊具施設もありました。