秋の味覚の代表といえば甘いサツマイモ。てんぷらや大学いもなどのおかずにしても、スイートポテトなどのお菓子にしてもおいしいですよね。そこで今回は、サツマイモの豆知識やサツマイモを使った「親子で簡単に作れる料理」のレシピをご紹介します!
甘くておいしい「サツマイモ」のあれこれ豆知識!
原産地は中米ですが、現在ではアジアでその大半が生産されています。
日本には1604年に中国を経由して、琉球(沖縄)に伝わりました。当時は、中国から伝わってきたいもということで「唐いも(からいも)」と呼ばれ、琉球を支配下においていた薩摩藩から関東に伝わったことから、「薩摩いも(さつまいも)」と呼ばれるようになり現在にいたります。
日本でいちばん多く生産されているのが鹿児島県(旧・薩摩藩)というのは、サツマイモの歴史を紐解いてみると、うなづける話です。
こんなにたくさん!サツマイモの栄養素
風邪予防や疲労回復に効果的で、加熱しても壊れないビタミンC。
便秘改善に効果的な食物繊維やヤラピンのほか、塩分を排泄してくれるカリウムなども多く含まれています。
また、紫色の品種には、ポリフェノールの一種であるアントシアニン、安納芋の黄色い果肉にはカロテンも含まれています。
このように、サツマイモはおいしいだけではなく、栄養豊富な健康食品でもあるのです。
オススメレシピ!「簡単かわいいスイートポテト」
お子さまも楽しくお手伝いできるポイントがたくさんありますので、ぜひ親子でチャレンジしてみてください。
材料
サツマイモ 3〜4本
バニラアイス 1個
お砂糖 適量
バニラエッセンス お好みで
速乾性チョコペン 1本
1.サツマイモは皮をむいて2〜3㎝の輪切りにし、水にさらして5分程アク抜きをします。
2.お鍋で柔らかくなるまでゆがきます。
3.お湯を切ってボウルに移し、つぶしていきます。
4.ある程度つぶしたら、バニラアイスを加えていきます。
5.程よい柔らかさになったら、味見をして砂糖を混ぜます。
6.なめらかになるように、ザルなどでこします。
7.カップに入れたり、成形してオーブン皿に並べます。
8.オーブンだと200度で7〜10分、トースターだと10分ほど焼きます。
9.冷めたらチョコペンで好きな絵を描きます。
[注意ポイントとコツ]
・チョコペンは、「速乾性」のものを使ってくださいね。
[お子さまのお手伝いポイント!]
5番の味見は、お子さまにもしてもらいましょう。
6番のザルでこす作業も親子でいっしょにできる作業です。
9番のチョコペンで好きな絵を描くのは、お子さまの最大のお手伝いポイントです。思う存分お絵かきしてもらってくださいね!
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思わず爆笑!楽しい絵本「さつまのおいも」
著者 :中川 ひろたか(文)/村上 康成(絵)
出版社 :童心社
土の中で暮らしている主人公の「さつまのおいも」。
ごく普通の生活を送っていたおいもの畑に、ある日子どもたちが「おいもほり」にやってきたから、さあたいへん!
おいもと子どもたちのつな引きバトル。勝つのは、いったいどっちでしょう!?
サツマイモを主人公にした、とても楽しいお話です。
鮮やかな色彩のイラストとシンプルで元気いっぱいの文章で、お子さまも釘付けになることでしょう。
小さなお子さまはもちろんのこと、大人も楽しめる一冊です。