子連れ新幹線は不安でいっぱいですよね。筆者は長男が2歳のときから年に2度、帰省で東京から新大阪まで新幹線を利用しています。次男出産後も筆者1人で!赤ちゃんの頃より、動き出した1歳以降の方が大変でした。筆者の経験から子連れ新幹線をうまく乗り切るコツをご紹介します。
子連れ新幹線の予約時のポイント
乗車する日にちが決まっていたら、発売後すぐに購入し、希望の切符を予約できるようにするのがおすすめ。ちなみに、指定席は出発日の1カ月前の朝10時から予約ができますよ。
子連れでも安心して過ごせる予約時のポイントについて、詳しくご紹介します。
おすすめ車両
筆者が利用する東海道新幹線の場合、多目的室は11号車と12号車の間にあります。他の子連れファミリーもそこを狙うので、子どもが乗車する可能性が高くなっています。もし、体の不自由な方が利用されていて、多目的室が使えなかったとしても、子どもが多い車両のため、他と比べると安心です。
11号車と12号車は子連れファミリーに人気のため、いつも混雑しがち。そのため、この車両をあえてはずし、空いている車両を狙うという選択もあります。空いている可能性が高いのは、一番最後の車両。東海道新幹線でいえば16号車です。迷惑をかける相手が少ないと気が楽ですよね。
また、東海道新幹線では、毎年夏休み、GW、冬休みに「ファミリー車両」の設定があり、気兼ねなく過ごせるほか、子連れファミリーにうれしい特典も満載です。参考までに、2017年度の冬は10月下旬から、2018年夏は4月下旬から発売されていました。
Chiik! 2017-2018も運行!年末年始に便利なファミリー車両
おすすめ座席
最前列のメリットは、通常なら座席背面に付いているテーブルが壁に付いていることです。他の席だと、子どもはテーブルを何度も倒したり戻したり、叩いたりするため、前の座席の方に振動が伝わり迷惑をかけてしまいます。
また、荷物を前方に置くスペースがあるため、必要なものをすぐに取り出すことができて便利です。ベビーカーを折りたたんで置くこともできますよ。
最後列のメリットは、子どもが寝てしまったとき、ベビーカーに寝かせたまま後ろのスペースへ置けること。ただし、2席以上予約している場合に限ります。筆者はこれをよく利用していました。子どもがお昼寝を卒業した後は、最前列を利用することが多かったです。
乗車のおすすめ時間帯
新幹線に乗るまでの在来線の利用時間も気を付けましょう。朝晩のラッシュ時に、小さな子どもを連れて乗車するのは大変なのでなるべく避けてくださいね。
新幹線内の子どもの過ごし方
お弁当やお菓子を食べる
お菓子はすぐに食べ切ってしまうものではなく、粒がいっぱい入ったものや簡単な工作ができるもの、おまけにおもちゃが入っているものなら長持ちしますよ。
食べるときに大きな音が出るもの、こぼしたり散らばったりしやすいもの、匂いが強いものは避けたほうが無難です。
絵本やおもちゃで遊ぶ
筆者の子どもはミニカーが大好きだったので、新幹線内に持ち込んだことがありましたが、何度も落として大変!車の絵本やシールブックの方が楽でした。折り紙やお絵かき、ぬり絵もおすすめですよ。
デッキで過ごす
スマホやゲームを利用する
筆者の場合は、兄弟交代で20分ずつ、ゲームをするためには持参した勉強をすることや、静かに過ごす約束が守れたらなどルールを決めています。
子連れ新幹線で持参すると役立つもの
そして、持ち運ぶ荷物は必要最小限にとどめておくのがベスト。抱っこしながらやベビーカーに乗せながらの移動は大変なので、できるだけ身軽にしておきましょう。必要なものは宅急便などで事前に送っておくのがいいですよ。また、荷物だけを座席に置いておけるように、貴重品を入れるポーチを別に持っておくと便利です。
困った時の裏技!?
「車内販売が来ないかな~」と待つ時間から楽しめます。買ったときのアイスクリームはカチンコチン!溶けるまでしばらく待たなければいけないため、食べ終わるまでに時間がかかるので長持ちします(笑)。
また、子どもが眠くなるように、新幹線に乗車する日の朝は早めに起こして、車内でお昼寝したくなるようにする方法も。乗車前に思いっきり走らせて疲れさせるなど、子どもが幼いうちはそういった工夫をして、乗り切っているママ友もいましたよ。
子どもが楽しく過ごせるような工夫を
グズる子どもをずっと抱っこしたままデッキで過ごすママも見かけます。筆者は何十回も新幹線に乗っていますが、幸いなことに、そのような経験は一度もありません。とにかくお昼寝させること、食べ物やおもちゃを吟味することを徹底しています。
今回ご紹介した内容が、これから子連れで新幹線に乗るパパママにとって少しでも参考になれば幸いです。