大人にとっては当たり前のことでも、小さなお子さまには難しい交通ルール。お子さまと一緒におでかけする機会が増えてきたら、絵本を使って交通ルールを楽しく教えてあげましょう。今回は、交通ルールを学べる絵本5選をご紹介します。
1.たろうのおでかけ
著者:村山桂子(作)、堀内誠一(絵)
出版社:福音館書店
たろうくんがいけないことをすると、まわりの大人やお友達が「そんなことしちゃ だめ、だめ、だめ」と注意してくれます。リズミカルなセリフは、お子さまの頭にもしっかりと残ることでしょう。
2.がんばれ ごん
著者:きむらゆういち(作)、岡村好文(絵)
出版社:偕成社
ごんと一緒に道路の危険性を学ぶことができる、しかけ絵本です。
3.あぶない! くうぴい
著者:なかやみわ(作・絵)
出版社:三起商行(ミキハウス)
パパと一緒にボール遊びをしていた主人公・くうぴい。転がっていくボールを追いかけていると、そこに自転車がやって来て……。
「道路には危険がある」「普段遊ぶ公園でも、道路に飛び出すと危ない」ということが、小さいお子さまにも伝わりやすいストーリーになっています。
4.ぴかくん めをまわす
著者:松居直(作)、長新太(絵)
出版社:福音館書店
主人公は人ではなく、信号機のぴかくん。いつも規則正しく仕事をしていたぴかくんですが、あまりの忙しさに目を回してしまい、街中が大混乱に。
普段、何気なく見ている信号機の大切さや、信号機によって安全が守られていることを学べます。
5.しんごうきピコリ
著者:ザ・キャビンカンパニー(作)
出版社:あかね書房
世間の常識を覆すようなコミカルな展開に、子どもも大人も思わず夢中になってしまいます。もちろん、赤・青・黄色の正しい意味も覚えられますよ。
絵本で交通ルールを覚えよう!
とはいえ、ルールをただ教えるだけではなかなか身につきません。絵本のストーリーにのせて、お子さまが楽しみながら自然とルールを学べるよう工夫してあげましょう。
今回ご紹介した絵本はそれぞれタイプが異なるので、お子さまの好みに合わせて選んでくださいね。