日本で古くから親しまれている「あやとり」。実は世界中でも楽しまれていることをご存じでしょうか。また「あやとり」には脳に驚きの効果があることから、子どもの教育にピッタリな遊びとして知られています。そんな深い魅力がある「あやとり」の世界をご紹介します!
日本発祥?「あやとり」の歴史をご紹介!
実は世界中でも古くから「String Figures」と呼ばれ親しまれています。アフリカやオーストラリア、アメリカなどの大陸や太平洋に散らばる島のあらゆる場所で遊ばれていることが調査でわかっています。まだはっきりとした起源はわかっていませんが、世界中で自然に誕生したと考えられています。
楽しい「あやとり」の驚きの効果とは
実際にあやとりが完成した感覚は、難しい数式を解いたときの感覚に似ています。難しい数式は子どもに理解できなくても、「あやとり」であれば感性を磨くことが可能です。
また「あやとり」は頭でイメージを描き、すべての指を使っておこないます。脳が活性化されて集中力を高め、創造力を伸ばします。
2人でおこなう「あやとり」ではコミュニケーション能力の向上など、さまざまな効果が期待できます。
「あやとり」をはじめる年齢とは
先に答えを言ってしまうと、それはズバリ「できるだけ早く」ということ。計算や数式はある程度理解できる年齢にならないとはじめられません。しかし「あやとり」は物心がついたらすぐにはじめられ、小さいときから能力を伸ばせます。
年齢を問わずに楽しめて脳が活性化されるため、高齢者のケアにも利用されています。
「あやとり」に適した紐を見つけましょう!
メーカー:森製紐
日本のみならず世界中で愛されている「あやとり」は、紐さえあればすぐにはじめられます。しかし本格的に楽しむためには、やはり適した紐が必要です。
手芸店や100円ショップなど売っている綿やナイロンなどの紐を購入し、小さいお子さまであれば140~160cm位に切って使います。
一般的には両手を水平に広げて、指先から指先までの長さが適していると言われているので、お子さまに合った長さのあやとり紐を作ってあげましょう!
素材はお好みで構いませんが、いくつか違った素材を用意することをおすすめします。素材によってはやりにくいので、迷ったときは「あやとり」専用の紐を購入しましょう。
はじめてのお子さまでも安心!おすすめの入門書
著者 :野口廣(監修)/野口とも(著者)
出版社 :高橋書店
子どもの能力を伸ばし、さまざまな効果が期待できる「あやとり」。
子どものころあやとりで遊んだことのあるパパママも書籍を参考にしてみてはいかがでしょうか。パパママも知らないあやとりのバリエーションが増えてより楽しめます。
なかでも『大人気!!親子で遊べる たのしい!あやとり』は、2本の「あやとり」専用の紐が付いていておすすめです。
わかりやすく紹介されていて、はじめてのお子さまでも安心してはじめることができます。ちなみに監修の野口 廣さんは、あやとりの世界では有名な数学者です。