2020年から小学生の英語が必修化されます。そのため、小さなうちから英語に親しませようと考えるパパママも多いでしょう。英語に親しむきっかけとして「絵辞典」を活用するのはいかがでしょうか。こちらでは英語の絵辞典の選び方や、おすすめ商品をご紹介します。
英語の絵辞典とは?
英語を学ぶ際、単語の意味などを調べるのに辞書は必須。しかし、小さなお子さまに辞書は難しく、興味を持ちにくいでしょう。一方で「わからないことを調べる」という体験は、知的好奇心を促すなど、お子さまの今後の学習に良い影響を与えてくれます。
そこでおすすめなのが、英語の絵辞典です。お子さまがよく使う言葉などを、イラストと英語で紹介しています。年齢に合わせたさまざまな難易度のものが用意され、お子さまの興味をひく工夫が施されているのがポイント。絵本感覚で眺めるうちに、楽しみながら英語に親しむことができるでしょう。
英語の絵辞典の選び方
年齢に合わせたものを選ぶ
出版時期に注意
子どもが興味を持ちやすいものを選ぶ
子どもの性格や個性は一人ひとり異なるように、興味の対象もさまざま。お子さまに合わせて最適なものを選ぶことが重要です。最近はタッチペン付きで音声の流れるものが人気ですが、子どもによってはあまり興味を持たないこともあります。周囲の評判だけを参考にするのではなく、お子さま自身の好みも考慮しましょう。
またタッチペン付きのものは、タッチペンの扱いやすさも確認しておきます。反応が良くないものや扱い方が難しいものを選んでしまうと、出番が少なくなりがちです。
1歳から使える英語の絵辞典
出版社 :ベネッセコーポレーション
英語の発音やリスニングは、小さなうちから始めたほうが身につきやすいとされています。この絵辞典には、スピーカーのついたタッチペンが付属。イラストをタッチし、簡単に英語の発音を確認できるところが最大のメリットです。使い方も簡単なので、音の出るおもちゃ感覚で楽しめます。
辞典はページが厚いので、やぶれにくく小さなお子さまにも安心して触らせられるでしょう。また英語と同時に日本語も学べて、言葉を覚え始めのお子さまにはピッタリです。かわいいイラストを眺めながら、英語と日本語がするする頭に入ります。
0歳から小学校低学年まで長い期間使える
著者 :旺文社(編)
出版社 :旺文社
語彙数が多めで、長い期間使えるところが魅力です。お子さまにとって身近な単語やフレーズを中心に収録しており、タッチペンですぐにネイティブの発音を確認できます。
英語だけではなく日本語も収録されており、小さなお子さまが言葉を覚えるのにも役立ちそうです。また単語と一緒に日常でよく使うフレーズも紹介されているため、「英語でお話してみたい」という気持ちがわいてくるかもしれません。
小学生におすすめ
著者 :ジェリー・ソーレス(監修)、ムライタケシ(絵)
出版社 :東京書籍
2020年から小学校でも英語の授業が始まります。『小学生の英語絵ずかん』は、日常生活でよく使われる言葉やフレーズを中心に収録した、1年生にも親しみやすい内容です。タッチペンで発音をすぐに確認できるため、パパママが英語が苦手でも安心でしょう。
また学年ごとに内容を分けており、お子さまのレベルに合わせて使えるところも魅力です。小学校で初めて英語に触れるお子さまのなかには、英語に拒否反応を起こす子もいるかもしれません。入学直前から英語絵辞典を使うことで、楽しみながら英語学習に臨めそうです。
12歳までに身に付けたい、2000語を収録!
著者 :久埜百合(くのゆり)/中部学院大学客員教授(監修)
出版社 :アルク
アメリカ中西部を舞台とした63の楽しい場面イラストで構成され、英語圏の子どもが日常の中で使っている“生きた”英単語や会話例などが幅広く詰まっています。単語はもちろん、歌や会話、チャンツ、クイズなど約2800種類の音声を「音が出るペン」でタッチするだけですぐ聞くことができるので、楽しみながら自然に英語を身につけられます。
お子さまへの問いかけの仕方など指導のヒントものっていますので、親子でコミュニケーションを楽しみながら、思い思いのペースで英語の学習を進めてみましょう。