2018年11月28日 公開

壁の落書きをきれいに消す方法!未然に防ぐための工夫は?

やけに静かだと思うと、壁への落書きに夢中になる子ども。お絵かきデビューしたばかりだと、描くことが楽しくて場所なんて関係ありません。それでも、壁の落書きを放っておくわけにもいかないでしょう。今回は落書きをきれいに消す難易度別の方法と、予防策を紹介します。

やけに静かだと思うと、壁への落書きに夢中になる子ども。お絵かきデビューしたばかりだと、描くことが楽しくて場所なんて関係ありません。それでも、壁の落書きを放っておくわけにもいかないでしょう。今回は落書きをきれいに消す難易度別の方法と、予防策を紹介します。

まずは確認することから!

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Alexeysun / shutterstock.com
落書きを見つけたとき、慌てて拭き掃除をはじめてはいけません。まずは以下3つのことを確認してみてください。

1.どのような種類のペンで書かれているのか?
2.壁紙の素材はどういったものか?
3.書かれた範囲を把握する

ペンの種類によっては、時間が経てば経つほど壁紙に浸透していってしまい、落ちにくくなるものがあります。ただし多くの一般家庭や賃貸住宅の壁紙には、ビニール製が使われているはず。そうであれば、わりと簡単に消すことができます。

ただし、あまりに広範囲の場合は消す作業自体に時間がかかってしまうことも。お助けしてくれる人がいると早く対処できます。

壁への落書きを未然に防ぐには?

お絵かきの間、子どもから目を離さないでいられるならそれが一番。しかし家事などが忙しいと、そうもいきません。もし壁の落書きを見つけたら、なぜそこに描いたのか理由を聞いてみましょう。「大きなところに描きたかった」「紙がなかった」など、子どもの声を聞くととるべき対策が見えてくるはずです。

たとえば大きな模造紙を用意してあげたり、不要なチラシや空き箱など、自由に使える材料を用意してあげたり。あるいは落書きすることを前提に、貼って剥がせる壁紙を使うのもひとつの方法です。今では簡単に消せるようなお絵かき道具も販売されています。

落書きをさせない工夫より、落書きをしても問題のない環境を整えてあげるほうが、お互いストレスがありません。お子さまの創造の芽も伸ばしてあげられそうです。

落書きを消す難易度:低レベルのもの

えんぴつ

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Fh Photo / shutterstock.com
えんぴつ・色えんぴつによる落書きの場合、傷さえ残っていなければ比較的簡単に消すことができます。

【用意するもの】
・消しゴム

【消し方】
書かれたえんぴつのラインに沿って、ゆっくりと小さな円を描くように消していくことがポイントです。激しくこすると壁紙がいたむ恐れがあります。丁寧にやってみてください。

落書きを消す難易度:中レベルのもの

水性絵の具

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Juliya Shangarey / shutterstock.com
水性絵の具の落書きも、楽に消せてしまうので焦る必要はありません。

【用意するもの】
・雑巾(軽く絞っておく)

【消し方】
だいたいは濡れた雑巾で拭けば落ちます。注意したいのは、落書きの範囲が広がらないように丁寧に拭くことです。もし落としづらいようであれば、除光液で湿らせたティッシュやコットンで拭きましょう。

クレヨン

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Juan Aunion / shutterstock.com
一見すると落としづらそうなクレヨンの落書きですが、自宅にあるものできれいになります。消す方法は大きく2種類あるので、やりやすいほうを試してみましょう。

【用意するもの①】
雑巾、歯ブラシ、歯磨き粉

【消し方①】
歯ブラシに歯磨きをつけて、クレヨンをなぞります。そのあと、固く絞った雑巾で拭き取ってみてください。

【用意するもの②】
雑巾、除光液

【消し方②】
除光液を含ませた雑巾を押し付けるように拭きとります。

落書きを消す難易度:ハイレベルなもの

油性マジック

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Craig Russell / shutterstock.com
油性マジックの落書きを見つけても、諦める必要はありません。落書きをしてから時間があまり経っていない場合と、かなり経過したものとで対処法が違うため気を付けましょう。

【用意するもの】
時間の経過が短い場合:メラニンスポンジ
時間の経過が長い場合:コットン、除光液

【消し方】
時間が経過していなければ、まずメラニンスポンジで軽くこすってみてください。時間が経過していると、これだけでは消えないはず。油性マジックペンの油分が壁に浸透してしまい、非常に落ちにくくなっています。その場合、除光液をコットンに染み込ませてから軽くトントンと拭いてみてください。

ボールペン

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Y9CunOgI / shutterstock.com
ボールペンでがりがりと描かれたアートも、地道に作業をすればきれいに消すことは可能です。水性・油性どちらかで用意するものが異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。

【用意するもの】
雑巾、綿棒
水性ボールペンの場合:ガラスクリーナー
油性ボールペンの場合:除光液

【消し方】
水性の場合は、綿棒にガラスクリーナーを少量を塗り、丁寧に線をなぞりましょう。このとき激しくこすると汚れが広がる恐れがあるので、ゆっくり根気よくやることがポイントです。

油性の場合は、綿棒に除光液を浸します。手順は水性の場合と同じです。

壁の拭き掃除での鉄則

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汚れの範囲を広めてしまう恐れがあるので、左右に拭いたり、強くこするように拭くことは避けてください。壁紙を傷めてしまわないよう、できる限り短時間勝負。たとえ水性でもあまりに時間が経過していると、染みが残ることもあります。パパママで協力して消していきましょう。

成長の証と捉えるのもひとつ

子どもにとっては、壁でさえアートな場となります。決して悪気があったわけではなく、「描けるところに描いた」という認識でしかありません。これをきっかけに、壁にお絵かきをすることはいけないことだと教えてあげましょう。

汚れてしまった壁紙を見た瞬間は、確かにがっかりします。とは言え、普段拭き掃除をすることの少ない壁をきれいにできるいい機会。子どもの豊かな発想力の証と捉える、ポジティブな気持ちも大切かもしれません。意外と素晴らしいアートになっているかも?記念に写真撮影しておきましょう!

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この記事のライター