2017年03月22日 公開
数々のベストセラー絵本をうみだした!かこさとしさんのおすすめ絵本5選
親しみのあるユニークなキャラクターをたくさん誕生させてきた、かこさとしさんの絵本をご紹介します。92歳まで渉外現役絵本作家として活躍されてきたかこさとしさんは楽しい作品をたくさんうみだしてくれました。パパやママも小さいころに読んだことがあるという作品も多いはずです。
親しみのあるユニークなキャラクターをたくさん誕生させてきた、かこさとしさんの絵本をご紹介します。92歳まで渉外現役絵本作家として活躍されてきたかこさとしさんは楽しい作品をたくさんうみだしてくれました。パパやママも小さいころに読んだことがあるという作品も多いはずです。
人気作品の「からすのパンやさん」
タイトル:からすのパンやさん
著者 :かこさとし(絵・文)
出版社 :偕成社
かこさとしさんの代表作といえるのが、からすのパンやさんです。1970年代に登場した絵本のため、パパやママも小さいころに読んだ方も多いでしょう。パンがたくさん登場してリズム感がある言葉が魅力です。
売れないからすのパンやさんが登場し、たくさんのパンを焼いたら評判になって森は大騒ぎとなってしまいます。いろいろなカラスの表情や、たくさんのパンが出てきて、イラストも楽しめるようになっています。
45年ものベストセラー「だるまちゃんシリーズ」
タイトル:だるまちゃんとてんぐちゃん
著者 :加古 里子(作・絵)
出版社 :福音館書店
かこさとしさんのベストセラー絵本のもうひとつが、だるまちゃんシリーズです。1960年代の絵本で、45年以上もロングセラーとなっています。だるまちゃんと相手役にてんぐ、うさぎなども登場します。その組み合わせは200あるそうで、今後も違う組み合わせが楽しめそうです。
てんぐが登場するお話は、てんぐちゃんが持っているものを何でも欲しがるストーリーです。子どもの気持ちを上手く表現し、ユーモアがあって温かみのある話なのが魅力です。
科学に触れることができる「かわ」
タイトル:かわ
著者 :加古 里子(作・絵)
出版社 :福音館書店
かこさとしさんは、科学の絵本も多く手がけている方です。イラストを通して川がどのように流れて、一生をたどっていくのかがわかります。子どもたちにも身近な川が、最初は小さく、だんだんと大きくなっていく様子に発見があるでしょう。
絵本のなかにはいろいろな動物たちも登場し、探す楽しみもあります。いつものポップな描写とは異なりますが、小学校に入る前の子どもから何度も眺めて楽しむことができます。
からだのことがわかる「たべもののたび」
タイトル:たべもののたび
著者 :かこ さとし
出版社 :童心社
毎日食べる食べ物が、からだのなかでどんな風になっていくのかわかる絵本です。子どもも毎日食べるご飯、お菓子がからだのどこを通り、どう出ていくのかをイラストでわかりやすくなっています。
子どもも自分のからだのことは興味がある子が多く、食の大切さを教える絵本になります。子どものどうして?に答えることができ、かこさとしさんらしいユーモアもあるため、楽しみながら学ぶことができます。
笑ってたのしめる「どろぼう がっこう」
タイトル:どろぼう がっこう
著者 :かこさとし(絵・文)
出版社 :偕成社
まぬけな校長先生と生徒たちのどろぼう学校の話です。ある真夜中にみんなで町一番大きな建物に忍び込み…というお話です。どろぼうといっても、みんな愛嬌があって面白く、間抜けなところもあって楽しめます。
1973年に発売してから人気のシリーズで、最後のどんでん返しが魅力の絵本です。幼児や低学年の子どもから読むことができて、何度も読みたくなる作品でしょう。
親子でたのしめる絵本を利用しよう
かこさとしさんの絵本は、読んだことがあるパパママも多いでしょう。まだ読んだことがない方も、子どもと一緒に読んでみてください。ユニークなキャラクターが登場する絵本や、科学やからだのことを学べる絵本も多く、楽しみながら学びたい家庭におすすめです。