乗り物が大好きな男の子は多いでしょう。救急車やパトカー、レッカー車などの働く車はもちろん、船や鉄道や、飛行機などは見ているだけでもワクワクします。そんな興味の対象を英語学習に活かしてみませんか?男の子が興味を持つ、乗り物に関する英単語を10個ご紹介します。
意外と覚えやすい救急車【ambulance】
ただし「ambulance」をアンバランスと読んでしまわないように。日本語で不均衡を意味するアンバランスは、「unbalance」と書く別の言葉です。救急車は単語の頭にアクセントをつけて、「アンビュランス」と発音します。
意外と大人も知らない消防車【fire engine】
正しくは「fire engine(ファイヤー・エンジン)」、または「fire truck(ファイヤー・トラック)」です。
パトカーは「パトロールカー」ではない?【police car】
「ポリスカー」と発音も簡単なので、お子さまと一緒のときに見かけたらぜひ英語で言ってみましょう。
子どもにも身近なゴミ収集車【garbage truck】
「garbage」とはゴミのことですが、ほかにもゴミを表す英単語として「trash(トラッシュ)」「rubbish(ラビッシュ)」があります。「gargage」と「trash」はアメリカ英語、「rubbish」はイギリス英語です。
レッカー車の「レッカー」は時代遅れ?【tow truck】
レッカー車は牽引するの意の「tow」を使い、「tow truck(トウトラック)」といいます。
「海の下」の乗り物、潜水艦【submarine】
「sub」は「~の下」、「marine」は海、つまり「submarine」は海の下という意味です。「sub」がつく別の乗り物には地下鉄を意味する「subway(サブウェイ)」がありますが、これは主にアメリカ中心。イギリスでは基本的に、地下鉄と言いたい場合「underground(アンダーグラウンド)」がよく使われます。
発音に注意!三輪車【tricycle】
三輪車は「tricycle」、発音はローマ字読みせず「トライシクル」なのでご注意。「cycle」は輪を意味する言葉で、「tri」は数字の3、また自転車の「bi」は数字の2を表しています。同じルールで、一輪車は1を表す「uni」をつけて「unicycle(ユニサイクル)」です。
車体の文字で覚えやすいタクシー【taxi】
黄色いボディで有名なアメリカのタクシーは「yellow cab」と呼ばれていますが、この「cab」もタクシーを意味する言葉です。正確には「taxicab」と呼ばれていて、それが前後に分かれ「taxi」と「cab」の2つの言葉になりました。
前者はアメリカ・イギリス両方で、「cab」は一般的にアメリカで使われています。
新幹線は世界共通語【Shinkansen】
しかし日本のシンボルのひとつでもある新幹線は、そのまま「shinkansen」で海外に通じてしまうこともあります。オックスフォード英英辞典 にも「shinkansen」は収録されており、今や世界共通語と言えそうです。
幼稚園の送り迎えでも活躍するバス【bus】
子どもには覚えるのが難しいかもしれませんが、そのほかのバス関係の英単語は日本語化されているものも多く簡単です。たとえば小学校以上の学校の送迎バスは「school bus」、ホテルなどの送迎バスは「suttle bus」。バス停なら「bus stop」です。
好きな乗り物を英語で言ってみよう
興味のあるものに対して、子どもはポジティブな気持ちでどんどん吸収してくれるもの。記事でご紹介した以外にも、ミキサー車(concrete mixer truck)、タンクローリー(tank lorry)、クレーン車(crane)、ブルドーザー(bulldozer)など、子どもたちの好きな乗り物はまだまだあります。街で乗り物を見かけたら、パパママも一緒に英語で口に出す習慣をつけてみませんか?