2020年02月08日 公開
フィジー親子留学は費用がリーズナブルで大人気!魅力やプランも紹介
「世界でいちばん幸せな国」といわれているフィジーは、近年、親子留学の渡航先としても人気です。1週間滞在で費用5万円~と、比較的リーズナブルに親子留学ができるのも人気の理由の一つ。この記事では、フィジー親子留学の魅力について、ご紹介します。
「世界でいちばん幸せな国」といわれているフィジーは、近年、親子留学の渡航先としても人気です。1週間滞在で費用5万円~と、比較的リーズナブルに親子留学ができるのも人気の理由の一つ。この記事では、フィジー親子留学の魅力について、ご紹介します。
親子留学でフィジーがおすすめの理由とは?その魅力は?
海外留学に興味があり、フィリピン留学とフィジー留学、どちらがいいか迷っている方も多いかと思います。どちらも比較的、留学費用が格安な渡航先ですが、ご自身やお子様の英語力に自信のない親子には、フィジーがおすすめです。その理由や魅力について、ご紹介します。
英語初心者におすすめ
フィジー人は温和な性格上、比較的ゆっくり話す人が多いため、英語もネイティブの人が話すレベルではついていけない
英語初心者でも聞き取りやすいというメリットがあります。
ちなみにフィジーの公用語は、英語はもちろん、フィジー語、ヒンディー語(フィジー・ヒンディー語)です。メラネシア人が人口の約50% 、インド人が約50%の割合を占めています。
フィジー国民の9割が英語を話しますが、やや英語になまりも。またフィジーは元々、イギリス領だったため、イギリス英語に近い英語が使われています。
温厚な国民性と温暖な気候
「世界一フレンドリーな国民」と言われているほど、フィジーは
温厚な性格の人が多い国です。ちなみに、アメリカの世論調査会社「ギャラップ・インターナショナル」等が行った「幸福度調査2018」では、見事1位を獲得。これからもわかるように、フィジー人は
元来幸せを感じやすい国民性です。スリや置き引きなどの軽犯罪はありますが、基本的に
治安もよく、初めての海外生活もフィジーなら、
親子共々安心して生活できます。
気候も温暖で、一年を通して寒暖の差がないため、どの時期に訪れたとしても、過ごしやすいでしょう。
南太平洋の楽園でアクティビティが楽しめる
フィジーは、南太平洋に浮ぶ300以上もの島々によって形成される島国です。どこに行ってもエメラルドラグーンの海が目の前に広がり、日本では体験できないマリンアクティビティを楽しむのにもってこい。勉強後には、白いビーチでのんびりしたり、シュノーケリングで魚と戯れたり、ゆっくり流れるフィジータイムのなか、お子さんも飽きることなく海を満喫できます。
物価が安い
フィジーは発展途上国のため、物価は日本の約半分程度といわれています。地元で採れる野菜や肉類、魚は比較的、安く手に入ります。ただし、お菓子やお酒などは輸入品が多く、日本とあまり変わらないか、もしくはそれ以上かかることも。食費など上手にやりくりすれば、親子2人、1カ月の生活費は日本の6割程度で暮らせます。
東京から直行便もある
2018年7月から、東京・成田発の直行便が就航しました。それ以前は、ニュージーランド経由など、乗り換えが必要でしたが、現在はフィジーの国営であるフィジー・エアウェイズが週2便(火・金曜)、運航しています。
フィジー親子留学のデメリットはある?
先述したようにフィジーは、発展途上国です。生活水準も低く、日本のように
インフラがきちんと整っているわけではありません。そのため、
不便を感じる場面も多くあるでしょう。またゴキブリやムカデなどの
虫に弱い人も注意が必要です。
また分け合う、共有するという「ケレケレ文化」も根付いており、助け合いの精神を大切にしているフィジー。ケレケレ文化をよく理解せずにいると、ホームステイ先のホストファミリーとトラブルになることもしばしば。
フィジーは安いから……と安易に決めるのではなく、フィジーという国や文化、食事、環境などの違い、そこで暮らす人たちのことを理解したうえで親子留学を検討しましょう。
フィジー親子留学でかかる費用の目安は?
ここで紹介する費用は、家族2人分の目安です。滞在先や通う語学学校によって異なります。
[期間別]2人分の留学費用の目安 |
1週間 |
5~20万円 |
1カ月 |
10~50万円 |
3カ月 |
30~60万円 |
6カ年 |
60~90万円 |
1年間 |
100~160万円 |
フィジー親子留学の人気の滞在都市は?
ナンディ
ビティレブ島の西部に位置する都市ナンディは、ナンディ国際空港を有するため、フィジーに来た人はまずここに降り立ちます。そのため、人口5万人と少ないながらも、国内人口第3位の観光都市として栄え、「サウスパシフィックフリーバード ナンディ校」「カラーズ」といった語学学校も数多く存在。ホストファミリーの登録も多く、この都市に滞在して留学する日本人が多数います。
ラウトカ
ラウトカは、ナンディ国際空港から北へ約25kmに位置しているフィジー第2の都市です。ラウトカは国全体の工業生産の50%を担っており、またサトウキビで栄えているため、別名「シュガーシティ(砂糖の街)」とも呼ばれています。観光スポットとしては、亜熱帯地域の植物に触れられる「コロヤニトゥ国立公園」が人気。こちらもホストファミリー登録数が多く、語学学校「フリーバードインスティテュート ラウトカ校」「Blue Will Language Institute」もあるため、日本人が集中する滞在先エリアの一つでしょう。
スバ
ビティレブ島に位置するフィジーの首都「スバ」。ナシヌーに次ぐ、国内第2の人口を有する都市であり、フィジー有数の港街としても有名。観光スポットとして、フィジーの民族衣装や植民地時代の歴史について学べる「フィジー博物館」をはじめ、観光客でにぎわう大規模なショッピングモール「タプーシティ」「MHCC」もあり、生活するにも便利な場所といえるでしょう。スバは高級リゾートホテルが多く、ちょっとリッチに滞在したいという親子におすすめのエリアです。
ナシヌー
ビティレブ島の最大都市であるナシヌーは、国内最大の地方自治体です。商業地区として発展し、数多くのショッピングモールが建ち並びます。またナシヌーにはフィジー国立大学があり、日本人留学生の語学留学の受け入れも行っています。
フィジー親子留学で人気のプランを知りたい
親子留学の人気プランはホームステイしながら、親御さんは
語学学校へ、
6歳以上15歳以下のお子さんであれば、留学生として
小学校に通うというもの。現地の先生に英語だけでなく、他のことにも教えてもらいつつ、現地の子供たちと一緒にクラスで授業を受けます。コミュニケーションを取りながら生活に慣れていけるので、成長できるいい経験になりますね。
3歳以上5歳以下のお子さんなら、現地の幼稚園に通うことも可能ですよ。また多くの場合、語学学校と小学校、幼稚園が同じ敷地内にあり、通学面でも便利といえます。
6月~8月下旬の夏休みの時期には、小中高校生を対象にした短期プログラムやサマースクールを実施する学校もあります。希望する学校が見つかったら、実施しているかチェックしてみましょう。
フィジー親子留学でビザは必要なの?
フィジーの場合、滞在日数によってビザの種類が異なります。
滞在日数が2週間(14日)以内の場合、ビザは不要です。
滞在日数が2週間以上3カ月未満(15~84日)以内は、短期学生ビザが必要ですが、日本での申請は必要ありません。フィジーに入国してからの手続きになります。ただし、現地の語学学校を通して行う必要があるため、通う語学学校が決まったら、スタッフに聞いてみましょう。
滞在日数が3カ月以上(85日)以上は、長期学生ビザが必要です。こちらは、日本で申請を行います。書類もそろえるものが多く、特にフィジーのビザ申請には、健康診断書もそろえる必要があります。しかも診断結果は英語での記載が必須。英語で記載してくれる病院探しから行いましょう。
ビザ申請には、4カ月近く時間を要することがあるため、できれば渡航半年前には、申し込みを計画的に進めましょう。
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