幼稚園や小学校では、いすに座って先生のお話を聴く機会がたくさんあります。正しい姿勢で座ることができないと、印象が悪くなるだけでなく、集中力も低下するともいわれています。家庭でも子どものいすの座り方を確認してみましょう。
子どもはいすに正しく座れていますか?
幼稚園で授業参観などのイベントがあると、子どもたちは自分のいすに座って前を向き、親はその後ろから見守ることが多かったのですが、子どもによっていすの座り方がずいぶん違うのです。
深く座って足を浮かせている子もいれば、浅く腰かけてしっかりと前を見ている子もいます。わが子を見てみると、前を向いて座っているものの、ひざが大きく開いていました。
「背筋を伸ばして!」と声をかけることはあっても、正しいいすの座り方を子どもに教える機会は、案外少ないものです。
そこで今回は、正しい姿勢でいすに座るための3つのステップを紹介します。
STEP1:いすに浅く腰かける
STEP2:足をそろえる
つま先が開いているとひざが開いてきてしまうので、足の指先まで意識してそろえましょう。
STEP3:手は太ももの上にのせる
視線はどこに向ける?
ただし、1対1で話をしているときなどは、ずっと目を見続けていると相手が少し窮屈に感じることもあります。また、真正面から相手の目を見るのは恥ずかしいと感じる子もいるでしょう。
その場合は、相手の眉間から首元あたりまでの間に目を向けると、視線をそらした印象にはならず、相手もきちんと目を見て話を聞いてくれていると感じられますよ。
こんな姿勢に要注意!
親子で正しい座り方をマスターしよう!
良い姿勢でいすに座っていられるということは、相手に落ち着いた印象を与え、信頼感を高めます。
子どもと一緒に、ぜひ一度あらためていすの座り方をチェックしてみてくださいね。