『カルちゃんエルくんあついあつい』は、いわむらかずおさんの描く「カルちゃんエルくん」シリーズのなかの一冊。優しいタッチの絵が、物語の世界へ引き込んでくれそうです。
2匹のカエルと一緒に夏の畑に飛び込んで、いろいろな野菜に会いに出かけましょう。
野菜畑の描写はまるで植物図鑑のよう。畑にいったことの無い子どもに、野菜がどうやって育つのかを伝えるのにもピッタリですよ。

『なつやさいのなつやすみ』は、会話がリズム良く、ユーモアもたっぷり。
お子さまと楽しみながら読むのにおすすめの一冊です。

夏休みは夏野菜たちにもやってきて、出かける先はなんとプール。どんなことが起こるのでしょうか？
トマトにゴーヤ、ピーマンにとうもろこし。さまざまな夏野菜への興味を育てましょう。
だじゃれで続いていく会話を、絵本を読んだ後に子どもと真似して遊ぶのもきっと楽しいですよ。

個性的でインパクトがある表紙の『トマトさん』は、木から落ちたトマトのお話です。
すっかり熟れて体の重たいトマトさんは、小川で泳ぎたいのですが……。
はたして小川に行くことはできるのでしょうか？

力強いタッチのイラストは、夏の暑さや水遊びの爽快感を気持ちよく伝えてくれます。
絵本を読み終わったときには、表情豊かなトマトさんのことがきっと好きになっているはずです。

『ハナちゃんのトマト』は、絵本を通して野菜を育てるよろこびを感じることができる絵本です。
トマトを苗から大切に大切に育てているハナちゃん。
その成長をハナちゃんと一緒に一喜一憂し、愛おしむ気持ちも知ることができるはずです。
読み聞かせを通じて、野菜を育て、食べるということの大切さを子どもに伝えることができる一冊です。

『きゅうりさんあぶないよ』は、そのタイトルと独特な絵から、どんなお話なのか大人も気になってしまう絵本。
お子さまをひざの上に座らせて、ワクワクしながら一緒に絵本を開いてみてはいかがですか？
いったいなにがあぶないのか……。ぜひ読んでみたい一冊です。

また、野菜を食べることが苦手なお子さまも、絵本をきっかけに好きになってくれるかもしれません。