2018年09月19日 公開

子連れで「鳴子狭」絶景紅葉狩りへでかけよう

宮城県にある鳴子狭は、深さ100mの大渓谷で、色とりどりの紅葉をダイナミックに見渡せる絶景スポットです。この秋は、鳴子峡でお子さまとともに、自然の雄大さを体感してみては?紅葉の絶景スポットや渋滞の回避方法など、子連れのおでかけに役立つ情報をご紹介します。

宮城県にある鳴子狭は、深さ100mの大渓谷で、色とりどりの紅葉をダイナミックに見渡せる絶景スポットです。この秋は、鳴子峡でお子さまとともに、自然の雄大さを体感してみては?紅葉の絶景スポットや渋滞の回避方法など、子連れのおでかけに役立つ情報をご紹介します。

紅葉の絶景名所 鳴子狭(なるこきょう)とは?

File:鳴子峡 - panoramio (4).jpg - Wikimedia Commons (114489)

くろふね/CC BY 3.0
大谷川が刻んだ、深さ100mにおよぶV字型の大峡谷である鳴子狭。上の写真のように、大深沢橋が映り込んだ絶景写真を目にしたことがあるパパママも、多いのではないでしょうか。

紅葉する木の種類は、ウリハダカエデ、コシアブラ イタヤカエデ、ブナなど。色とりどりの紅葉が、この絶景を生み出しています。

紅葉の見ごろは、10月中旬~11月上旬の約2週間。期間中は、15万人もの人が訪れる、国内で人気の紅葉スポットです。

お子さま連れにおすすめ!見どころスポットを紹介

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紅葉を美しく見るポイントはいろいろとありますが、最もよく知られているのは、「鳴子狭レストハウス」の見晴台から大深沢橋を眺めるアングルです。

一番最初の写真が、まさにそのアングル。大深沢橋から鳴子トンネルを通過する電車を、一緒に写真に撮れるスポットとしても有名です。

なかでも、お子さま連れにイチオシの紅葉スポットは「大深沢遊歩道」です。

子連れなら遊歩道の散策がおすすめ

「大深沢遊歩道」は、鳴子狭レストハウスを起点として整備されており、しかも秋は気温も10度~20度ほどと、気持ちの良い散策が楽しめます。

山道といっても、道幅が広めで勾配がゆるやかな部分が多いので、お子さまでも比較的歩きやすいのが特徴。遊歩道を歩くだけで、紅葉を思う存分満喫することができますよ。

混雑しがちなレストハウスにいるよりもゆっくりと紅葉を見られるので、歩くのに自信があるお子さまは、ぜひ散策してみてくださいね。

なお、「鳴子峡遊歩道」は、一部通行止めになっています。鳴子峡レストハウスから回顧橋までの区間と、大谷橋から約230mまでの区間は通行可能。短いコースなので、長い距離を歩くのが難しい場合、そちらに挑戦するのも良いでしょう。

ちなみに開放されている時間は、午前9:00~午後4:00です。

気になる渋滞情報!回避用法も紹介

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鳴子狭の紅葉が色づきはじめるのは、10月中旬~。11月上旬までが見頃です。10月最終週や11月第一週の土日は、例年大変混雑するため、覚悟しておきましょう。

「見晴台」のあるレストハウスを目指す国道47号線は、片側一車線しかなく、渋滞は避けられません。しかし、子どもを連れての移動では、できるだけ渋滞は回避したいところ。渋滞を回避して、紅葉を楽しむ方法をいくつかご紹介します。

渋滞回避:車編

小さなお子さま連れとなると荷物が多くなり、やはり車移動が便利ですよね。しかし、鳴子狭レストハウスの駐車場は約150台分のみ。紅葉時期は、例年大渋滞になっています。

渋滞を回避するには、とにかく早めに行動することが大切。駐車場の利用は午前7:30からなので、なるべく早め到着するようにしましょう。

なお、レストハウスの営業時間は午前8:30〜午後5:00です。

渋滞回避:電車編

渋滞を完全に回避するなら、電車を使うのがおすすめ。電車移動を楽しむことができるお子さまには、最適でしょう。

陸羽東線の奥の細道ゆけむりラインを利用すれば、鳴子峡の両側にある「鳴子温泉駅」と「中山平温泉駅」まで行くことができます。

それぞれの駅から鳴子狭まで歩くと、30分くらいかかってしまうため、駅からはバス、またはタクシーを利用するといいでしょう。

渋滞回避:宿泊して温泉を楽しむプランもおすすめ

周辺で一泊することで、余裕を持ったスケジュールを組むことができます。

【プラン例1】
1. 朝に温泉宿に荷物を預けて散策・紅葉狩り
2. 夕方は宿の温泉でゆっくりして、そのまま宿泊
3. 翌朝、渋滞に巻き込まれない時間帯に自宅に帰る

【プラン例2】
1. 観光の前日に宿泊。温泉や周辺スポットの観光を済ませる
2. 翌日の朝早く行動し、紅葉を見る
3. 散策を終えたら、そのまま帰路へ

以上のようなプランで行動すると、ゆったりと落ち着いて紅葉を見ることができるはずです。参考にしてみてくださいね。

鳴子峡周辺の観光スポット

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時間に余裕がある方や宿泊を考えている方は、ぜひ周辺にある観光スポットもあわせて楽しみましょう。

鳴子温泉

5つの温泉を持つ鳴子温泉郷。なかでも中心となる「鳴子温泉」は、古くから「奥州三名湯」に数えられ、食事処や旅館、お土産屋さんが豊富です。離乳食が食べられたり、沐浴ができたりと、赤ちゃん歓迎の宿も多いので、チェックしてみてください。

【所在地】
宮城県大崎市鳴子温泉

日本こけし館

お土産を買うなら、こちら。鳴子峡の名産として知られている「こけし」の博物館です。全国から集められた、さまざまな種類のこけしが約5,000本も展示されています。入り口には巨大なこけしや顔はめパネルもあるので、お子さまと記念撮影も楽しんでください。

【開館時間】
午前8:30~午後5:00
※4月1日~12月31日まで無休

【入館料】
 大人 320円
高校生 160円
中学生 110円
小学生  80円

【所在地】
宮城県大崎市鳴子温泉字尿前74-2

鳴子狭情報まとめ

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【所在地】
宮城県大崎市鳴子温泉

【アクセス情報】
・電車
JR鳴子温泉駅 タクシーで約10分
JR中山平温泉駅 タクシーで約4分

・自動車
東北自動車道古川IC 約50分
※駐車場(253台)あり

ゆったりプランでお子さまと紅葉を楽しんで

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人気の紅葉スポット鳴子狭で、壮大かつダイナミックな絶景をお子さまと一緒に楽しむために、いくつかのポイントをご紹介しました。

紅葉を見て季節や色彩を体中で感じることで、お子さまの感性も刺激されるはず。何よりステキな光景を家族で味わうという、思い出作りにもピッタリです。

余裕を持って行動して、鳴子峡の絶景を楽しんでください。

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