・他の子どもと比べて悪いところばかり目につくとき

・早くしてほしいことに時間がかかってしまうとき

・何度も失敗を繰り返してしまうとき

・いたずらが過ぎて周りに迷惑をかけてしまうとき……など

まずは、イライラしてしまっている自分に自ら気付いて、その頂点に達してしまうまでのプロセスをしっかり見つめ直すことからはじめましょう。

イライラするタイミングがどこかわかってきたら、まず自分の気持ちを落ち着かせることからはじめてみましょう。どうやったら気持ちが落ち着くかは人それぞれです。例えば、深く深呼吸をして10まで数えてみる、その場に座って空を見上げて目を閉じてみるなど、自分に合ったスタイルを見つけてみましょう。

例えば、子どもと向かい合って視線を合わせる状態でいたとしたら、子どもの隣に立ち位置を変えてみましょう。子どもと対面してヒートアップしていた怒りの気持ちは、たったそれだけで消えていくことがあります。隣に座ると子どもと同じ方向を見ながらお話できますよね。真正面ではわからなかった、子どもの息づかいや気持ちがわかって話せることで、冷静に落ち着くことができます。いつもべったりと居るのではなく、子どもとの距離もうまくとりながらイライラにならない工夫を試していきましょう。

気をつけたいのが、何度も同じことを言い続けるのではなく、伝えたいポイントをしっかり教える叱り方をするということ。子どもの表情で伝わったかどうかはわかります。子どもを信じて、イライラ状態を脱していきましょう。