2021年12月20日 公開

【折り紙】動く『パクパク唇』を作ってみよう!折り方動画つき

動かせる折り紙は、子どもがとっても喜びます。この動く唇の折り紙は、一度折ってみると意外と簡単なことに驚くと思います。指先のトレーニングにもなるので、いろいろな色を使って、たくさん折ってみてくださいね。

いろんな形が折れる折り紙は、創造力を伸ばしてくれる優れた知育アイテム。最近では色や柄の種類も豊富で、集める楽しさもありますね。
そんな折り紙のさまざまな折り方の中で、特に「動く(動かせる)」ものは、折り紙にあまり興味がないお子さんでも喜んでくれるメリットがあります!

今回の動く『パクパク唇』は、一度覚えてしまうと意外とシンプルなので、ぜひお子さんと一緒にトライしてみてくださいね。

動く『パクパク唇』材料と折り方

材料

折り紙 1枚
(どんな色柄でもOK。両面カラーだと、インパクトが出てお薦めです。)

折り方

①唇として出したい色の面を下に置きます。
(表にするのは肌の部分です。今回は、このオレンジが肌の色になります。)

②下の角を上に持ってきて折り、三角形を作ります。

③三角形ができました。次に、左右の角を底辺の長さ3等分の位置で内側に折ります。

(この折り紙では底辺の長さは約21.2㎝なので、7㎝ちょっとのところで折っています。)

④両側から約7センチのところで折ると、このような形になります。

次に、両方の三角形の下の角を上に折り上げ、三角形が縦にできるように折ります。

⑤左右に三角形ができました。

次に両方の三角形を、下に向かって半分に折り、小さい三角形を作ります。


⑥ここまで折れたら、今度は一番下の角を下の写真のように左右に飛び出すように折ります。


横の直線を合わせるように折ります。

⑦ここまで折ったら、一度折り紙を開いて…

⑧裏返します、

⑨折り目の多い両端が左右になるように、紙を配置し、右側からつまむように内側に引っ張ります。
このあたりの工程が少し折りにくいので、上の写真のように縦の直線に谷折りの形をぎゅっとつけておくと良いです。

上の丸印の部分をつまんで、右に引っ張っていきます。

うまく折れない場合は、下の写真の青線の部分を、山折りに癖づけるとしやすいです。(左右両側とも)

※わかりにくい場合は、記事の最後の動画を参考にしてみてください。

⑩反対側(左側)も同じように、つまむようにして折ります。

⑪真ん中に引っ張るようにして持っていったら下の写真のように、上下が合わさるように半分にします。

半分に折れたら、ロケットのような形になります。

⑫次に青線の部分で下へ向かって谷折りします。

⑬正方形の中心、青線の部分で、今度は上に向かって谷折り。

下の四角の部分が三角になりました。

⑭底辺の部分から、約1センチずつ2回折り上げて、写真のようにします

⑮裏返して、先ほどと同じ工程を繰り返します。

⑯青線のところで谷折りにして、下の写真の形を作り、正方形の真ん中(青線)で折り上げます。

⑰下から2回(約1センチずつ)折ります。(下の青線の部分参照)


ここまで折れたら、もう完成間近!

⑱向きを変えて…両側の青丸の部分を両手で軽く引っ張り、折り紙を左右に開いていきます。

⑲最後に、上下の唇の谷間の部分を、ほんの少しだけ折ったら…

⑳完成です!

両側を引っ張ったり緩めたりすると、口がパクパク動きますよ。

プラスアルファで、また違ったイメージに

色を変えたり、歯をつけてみたり、目を上に描いてみたりと、工夫次第でいろいろな唇が楽しめそうですね。折り紙は指先の動き、巧緻性のトレーニングにピッタリです。
楽しみながら器用さスキルを伸ばしましょう!

折り方を説明した動画も作りましたので、ぜひご参考になさってみてください。

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この記事のライター

いしこがわ理恵
いしこがわ理恵

在英12年目ハンドメイド好きの2児の母。武蔵野美術大学卒業。現在は教育に携わる仕事の他に、日本にルーツのある子どもたちを対象とした日本語子ども会活動・児童文庫活動も行っています。興味の範囲が幅広いので、常にいろいろな方向にアンテナをはりつつ情報収集が日課です。ハッピー子育てに役立つ情報をみなさまにお届けできれば嬉しいです。Instagram @rie.ishikogawa