幼稚園・保育園への入園が近づいてくると、お子さまはドキドキと不安な気持ちでいっぱいになりますね。パパママも、お子さまがちゃんとやっていけるかな?と心配になってしまうことでしょう。これからどんな生活が待っているのか、お子さまと一緒に絵本を読んでみましょう。
不安があっても大丈夫『ようちえんにいきたいな』
著者 :アンバー・スチュアート(文) レイン・マーロウ(絵) ささやまゆうこ(訳)
出版社 :徳間書店
生まれたばかりのころからずっと「はやく、ようちえんにいきたいなあ」と思っていたピヨくん。でもいざ前の晩になると、怖くなってきました。お母さんと離れるのは不安なピヨくん。でもその日はやってきて……。
不安な気持ちでいるお子さまに読んであげるだけでなく、ピヨくんのママの言葉が素敵で、パパママも「こんな言葉をかけてあげたらいいんだ」と思える絵本です。
『ふたごのひよちゃんぴよちゃん はじめてのようちえん』
著者 :バレリー・ゴルバチョフ(作・絵) なかがわちひろ(訳)
出版社 : 徳間書店
どうして二人が最初のうちは他の子に声をかけてもうまくいかなかったのかな?とお話を参考にお子さまと話し合ってもいいですね。入園後、なかなかお友だちができなくて悲しい思いをしているお子さまや幼稚園に行くのがあまり好きではないお子さまにもおすすめです。
幼稚園での生活がよく分かる『ようちえんのいちにち』
著者 :おか しゅうぞう(作) ふじた ひおこ(絵)
出版社 :佼成出版社
幼稚園に行ったらどんな1日を過ごすんだろう?バスに乗って、お外で遊んだりお絵描きをしたり、歌を歌ったりお弁当を食べたりと、幼稚園での1日が丁寧に描かれています。
入園を控えて「幼稚園ってどんなところ?」と疑問に思っているお子さまにも、また幼稚園に通いはじめたお子さまと一緒に「こんなこと、やったかな?」と会話するのにも、どちらにもおすすめです。
『わたし ようちえんに いくの』
著者 :ローレンス・アンホールト(文) キャスリーン・アンホールト(絵) 角野栄子(訳)
出版社 :文化出版局
幼稚園に行くことになったアンナ。「お友だちと仲良くできるかな」「一人で靴が履けるかな」と不安でいっぱいです。ママがいない寂しさも感じ、はじめは心細かった気持ちが、お友だちができたり、楽しいお遊びをしたり、先生のお手伝いをしていくことで、だんだんと楽しみに変わります。
アンナの最初の不安が手に取るようにわかるので、すぐお話に引き込まれていきます。