2023年04月18日 公開

お花がパッと『咲く』メッセージカードスティックを作ろう

年間の行事やイベントで、サプライズプレゼントとして使えるメッセージカードを作ってみませんか?ハート型のつぼみを開くと、パッと花が咲いたように見える華やかなカードです。メッセージを書く部分が大きめなので、いろいろなシーンで活躍します!

行事やイベント、季節を問わずに年間いつでも使えるメッセージカードを作ってみませんか?

このカードは、一見ハート型のつぼみがついたスティックに見えますが、実はハート型を開くと四葉のクローバー型をした大きな花のメッセージカードが現われるんです。ちょっとしたサプライズとして使えそうですね。

メッセージを書くスペースもたっぷりあります!文字だけではなく、お子さまが絵を書いてみたり、かわいい手形を押してメッセージにそえるのもオススメです。

大きめのお花が存在感大!

今回はA4サイズの画用紙を3枚利用して作る方法をご紹介します。このサイズを使って作ると、花の上から茎の下までが直径約35cmになります。

カラフルで元気な色で作ると、さらに存在感大!カードを開いて、お花とメッセージが現われたら、カードを受け取った人は笑顔になること間違いなし。

大好きなお友達や家族、お世話になった先生へなど、誕生日や敬老の日、卒園・卒業シーズンなどの年間のイベントに、サプライズギフトとして作ってみてくださいね!

パッと咲くメッセージカードの材料

材料

・A4サイズの画用紙3枚(1枚は茎、2枚が花用です。)
・長い棒(今回はクッキング用の木のスプーンの柄で代用)
・のり
・下書き用の鉛筆など
・ハサミ

【花の部分】作り方の解説

外側の花(つぼみ)の作り方

まず、花の外側の色(つぼみの色)に出したいほうの画用紙を用意します。

横置きにして、左下の角を上の辺に向かって折り上げます。角が直線ラインに重なるようにして、下の写真のように折りましょう。

上の写真のように、三角の部分とそれ以外を切り離します。三角の部分が、広げると正方形になっているのを確認してください。

正方形になった紙を、縦横と等分に折り、小さい正方形を作ります。

次に、真ん中の折り目で半分になるよう、正方形の角と角を合わせるように折り、下の写真のような三角を作ります。

三角ができたら、上の写真のように半円を下書きして、その部分をハサミでカットします。

丁寧に広げたら、花の形(四葉のクローバー型)ができました!

内側の花(小さい花)の作り方

メッセージを書く面に出したい色のA4画用紙を用意します。

左下の角を上の辺の方向に折り上げますが、そのとき、上の辺から約3cm下がったところのラインに重なる所で三角を作ります。(上の写真参照)そしてハサミを使って、正方形を囲む「上・右のライン」で切り離します。
すると、オレンジで作った正方形より、縦横どちらも3㎝小さい三角形ができます。

切り離した正方形を、上の写真のように角を合わせるように折って、三角形にします。
外側の花のときと同じように、半円を下書きしてハサミで切ります。

内側の花を広げる前に、一度外側の花(オレンジ)の上に写真のように重ねて、大きさやカーブがイメージに合うかチェックしましょう。外側の花の色が見えにくい(内側の花が大きい)などがあれば、折ったままハサミでカーブ周りを切ったりして、調節してくださいね。

イメージに近くなったら、内側の花も広げて、外側の花(オレンジ)と重ねます。
これで、メッセージを書く部分(花の部分)ができあがりました。

【茎の部分】作り方の解説

茎の部分の作り方

外側の花(オレンジ)の一番最初の工程と同じように、A4サイズの画用紙を横置きにし、左下の角を上辺に重なる位置まで折り上げて、三角形を作ります。右の余り部分を切り離したら、正方形ができます。(余った紙も葉っぱとして使うので、とっておいてください。)

用意しておいた棒に、正方形に切った画用紙を巻いていきます。真ん中の折り目が中心からずれないように丁寧に折ると、しっかりした茎を作ることができます。

途中で棒から離れてしまったり、巻きがゆるくなる場合は、ときどきのりづけをしながら「固定する」「巻く」を繰り返すときれいな筒状の茎ができます。(下の写真参照)

葉の部分の作り方

茎を作ったときに切り離した残りの部分を利用して葉っぱを作ります。

紙を半分に折って、葉っぱの形を下書きします。葉の付け根の部分(葉柄)はつなげたまま、葉っぱの形に切りましょう。作った葉っぱは、後ほど使います。

パーツを組み合わせていこう

外側と内側の花を重ねてのりづけします。
(メッセージや絵を書くときは、貼りつける前に済ませておきます。)

花を四つ折りにして、ハートの形に戻したら、下の写真のように裏側に茎をのりづけします。(セロテープ等で強度を出すと、壊れにくいです。)

茎の次は、葉っぱをつけます。茎の部分に葉の細い部分(繋がった部分)を巻きつけるようにして、全体にのりをつけたら、重ねて固定します。

花(つぼみ)と茎と葉のパーツが全部つきました。

メッセージカード完成!

花がパッと咲くメッセージカードスティックの完成です。

スティックつきなので、お子さまが持ち運びやすく、相手に渡しやすいデザイン!
どんなイベントにも使える花モチーフのカードなので、色違いで作ってみたり、折り紙で小さめのものを作ってみたりと、いろいろ工夫してみても良さそうですね。

下の写真のように『お誕生日カード』として使っても華やかです!

花の色をピンクの画用紙に変えてバレンタイン用に、赤の花にして母の日(花の形も少しギザギザに切ると、カーネーションっぽくなります)用になど、色や切り方に変化をもたせて工夫すると楽しいです♪

他にも、茎の部分を作らずに緑のカードでお花の部分だけを作ると、四葉のクローバーカードとして利用することもできます。年間のいろいろなイベントが楽しくなるメッセージカード、ぜひお子さまと作ってみてくださいね。

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この記事のライター

いしこがわ理恵
いしこがわ理恵

在英16年目の2児の母。現在は日本語教育に携わる仕事とライター・イラストレーターとして活動中。興味の範囲が幅広いので、常にいろいろな方向にアンテナをはりつつ情報収集が日課です。ハッピー子育てに役立つ情報をみなさまにお届けできれば嬉しいです。Instagram 無料プリント @uk_warakado プライベート @rie_emily2023