夏の厳しい暑さも少しずつ和らぎ、陽がかげるころには秋の気配を感じさせる涼しい風が頬をなでる季節となります。秋の風物詩といえば「秋祭り」。今回は、お子さまと行ってみたい関東の秋祭り4選をご紹介します!
関東の三大祭のひとつ獅子が舞う「石岡のおまつり」
開催期間中の市街地は、約40万人の見物客で大にぎわい!
石岡市が1年でいちばん熱く燃えあがるお祭りです。
創建1000年の歴史を持つ「常陸國總社宮」の最も重要な祭事である「石岡のおまつり」は、延享年間(1744~47)に、奉納相撲が催されたのが起源だと伝えられています。
現在のような、豪華な山車が街の中をねり歩くにぎやかな「お祭り」に変化したのは明治時代前半。それ以降、さまざまな要素が加えられ現在のお祭りへと進化していきました。
見どころは、古くから伝えられている獅子頭を使った迫力満点の獅子舞!
小さなお子さまから、大人まで楽しめるお祭りです。
【会場】
茨城県石岡市石岡駅周辺
【開催日時】
9月17日(土)~19日(月)
午後1:00~午後9:00
【アクセス情報】
常磐自動車道千代田石岡ICより水戸方面に約3km
JR石岡駅 徒歩1分
「浦和まつり 第38回北浦和阿波おどり大会」
JR北浦和駅で行われる「ちびっこ駅長制服撮影会」や、「消防車撮影会」、「ゆるキャラ登場」など、小さなお子さま連れでも楽しめるイベントが盛りだくさん!
阿波踊りのほかの見どころは、第3会場の音楽ステージで行われる地元の中高校生吹奏楽部による生演奏と、第1会場〜第3会場の間で行われる音楽パレードです。
パレードには、地元の小学校の金管バンドとさいたま市消防音楽隊が参加します。
活気あふれる会場で踊る阿波踊りや演奏される生の音楽を、体全体で感じてみるのも楽しいですよ!
【会場】
埼玉県さいたま市浦和市北浦和駅西口周辺
【開催日時】
9月3日(土)※小雨決行
午後1:30~午後8:30
【アクセス情報】
北浦和駅西口徒歩すぐ
雅楽や巫女舞を奉納「北澤八幡神社例大祭」
北澤八幡神社は室町時代の半ば、もともと村人が「豊作を祈るため」に利用していた祭祀地があった場所に、当時の城主(吉良頼康氏)が鬼門である東北の守護のために創建したと伝えられています。
下北沢南口に勢揃いした神輿が一斉に神社にむかう「宮入り」の行事は、まさに「日本のお祭り」そのもの。目の前で繰り広げられる見ごたえ抜群の勇壮な光景に、大人から子どもまで目を奪われることでしょう。
また境内で奉納される演目には、定番の和太鼓やお囃子のほかに江戸神楽や雅楽、巫女舞などがあり、お子さまが古くから伝わる日本の文化や情緒に触れるには絶好の機会ではないでしょうか。
神社までは最寄りの小田急線、井の頭線下北沢駅から徒歩12分。アクセスの良さと小さなお子さまも無理なく歩けるほどよい距離もオススメのポイントです。
【会場】
東京都世田谷区代沢3-25-3
北澤八幡神社
【開催日時】
9月3日(土)~4日(日)
・9月3日(土)午前9:00から各睦会地区にて修祓が行われ、
境内では和太鼓演奏が午後1:00よりスタート。
・9月4日(日)の境内への宮入りは午後1:00頃。
【アクセス情報】
小田急線、井の頭線下北沢駅 徒歩12分
北澤八幡神社例大祭(北澤八幡秋まつり)
江戸風俗行列「第26回しながわ宿場祭り」
中でも、9月24日(土)に行われる、華やかな「おいらん道中」は必見です!
かわいらしい「かむろ」や手古舞など、江戸時代の人々の様子が鮮やかによみがえります。
メイン会場である「聖跡公園」で開催される物産展「日本各地の恵み」では、北海道のトマトジュースやホタテ、秋田市のきりたんぽ鍋などの各地方の名産品が勢ぞろい!
ホテル村では、本格的なホテルレストランの料理が味わえます。
お子さま向けにはミニSLや昔のおもちゃ手作り教室などがあり、1日中たっぷりと楽しめるお祭りです!
【会場】
東京都品川区北品川~南品川(東海道品川宿周辺)
【開催日時】
9月24日(土)、25日(日)
午後1:00~午後9:00
【アクセス情報】
国道15号線沿い(旧東海道)
JR品川駅 徒歩10分、京浜急行北品川・新馬場・青物横丁よりすぐ