2020年04月08日 公開

大好きな映画が教材に!子どものおうち英語学習にオススメ映画3選

おうちで過ごすことが多くなっているこの機会にお子さまが英語に親しめる方法を考えてみませんか?大好きな映画を英語音声で見るのは英語学習の導入にぴったり。英語に慣れていない親子にもオススメの3作品をご紹介します。連載【小1から英検チャレンジ】vol.23です。

おうちで過ごすことが多くなっているこの機会にお子さまが英語に親しめる方法を考えてみませんか?大好きな映画を英語音声で見るのは英語学習の導入にぴったり。英語に慣れていない親子にもオススメの3作品をご紹介します。連載【小1から英検チャレンジ】vol.23です。

子どもが英語に親しむ方法

連載の前回は、「英語耳の次は子どもの英語脳を育てる!」という記事で英語の番組を英語で見せることをおすすめしました。

しかし、これは少しでも英語に親しんでいるお子さま向けの英語学習法だと思います。英語にまだ慣れていない場合は、いきなり英語の番組を見てもちんぷんかんぷんになる可能性があります。

英語にあまり触れていない状態のお子さまは、どうしたら良いでしょうか?

子どもの好きな映画は英語教材になる!

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お子さまには好きな映画がありますか?

たとえば、女の子にはディズニーのプリンセスの作品が人気ですよね。大好きな映画なら、登場人物やセリフ、場面などもよく覚えているという子も多いことでしょう。

そんな映画がもしもあればラッキーです!ぜひDVDを入手して英語音声で見てみましょう。字幕はあってもなくても構いません。

ストーリーがわかっているので、英語音声になってもおそらく苦になることはないと思います。また、英語に慣れていなくても、少しは聞き取れる単語があるはずです。

セリフや場面を覚えているからこそ、聞き取れた単語があったときに日本語と英語がピンとつながるかもしれません。簡単な動詞や単語に気づくことができたら拍手ですね!

好きな映画がない場合は?

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2カ国語の音声・字幕が用意されているDVD・ブルーレイディスク作品を用意し、まずは日本語版で見てもらうと良いと思います。

日本語でストーリーの流れを覚えたら、次は英語音声で見てもらうようにします。話の内容を知っておいたほうが、英語でもストレスなく見れるでしょう。

日本語がしっかりと読める年齢であれば、英語音声に日本語字幕を付けてもいいかもしれません。意訳をされている場合もありますが、

「こういう時は英語でこんな表現をするんだ!」

という学びが得られます。

映画やドラマは大人も英語学習に活用している

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好きな映画やドラマで英語を学習する方法は、大人も多く活用しています。

興味のある作品で英語のセリフを何度も練習する人も多いですし、好きで英語で繰り返し見るうちに日常英会話をマスターした人もいます。

文法などをコツコツ学ぶのと違い、映像では会話から学んでいくのでリアルな英語が身につきます。

偶然ですが、先日朝の情報番組で英語学習に関する特集をやっていました。そこに登場していたある人気俳優が、意外と英語が話せていてびっくり。彼の英語学習方法が、まさに好きな映画作品を英語で見ながら学ぶスタイルでした。

字幕と音声の組み合わせを変えてもOK

2カ国語対応の映画のいいところは、音声と字幕のパターンをいろいろ組み合わせられるところです。

英語学習をするなら、理想は字幕と音声を両方英語にして視聴すること。しかし、日本語字幕を付けたり、逆に音声を日本語にして英語を字幕にしたりするのもOK。レベルに応じて音声と字幕を変えて、自分が覚えやすい形で英語の表現を学んでいくといいと思います。

NetflixやFuluなど動画配信サービスの中には英語と日本語の同時字幕で視聴できる映画を提供しているところもありますよ。

子どもの英語学習にオススメの映画3つ

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娘のミヤピーにはディズニーチャンネルをよく見せていましたが、たっぷり時間があるときは映画もよく流していました。大好きな映画だからこそ、集中して見ることができ、英語力を高めるのにも役立ったと感じています。

中でもオススメの3作品を紹介します。

■1『アナと雪の女王』
ストーリーも魅力的ですが、歌が多いのもオススメのポイントです。ミュージカル仕立てのため歌が多く、歌詞の中にはそのまま日本の歌でも取り入れられている英単語があるので、お子さまも馴染みやすいと思います。

■2『アニー』
女の子が主人公の、大変有名なミュージカル作品です。日本でも親しまれているので、ストーリーを知っているお子さまも多いのではないでしょうか。こちらも歌が多いので、作中のフレーズなどを覚えやすいです。

ちなみに『アニー』はミヤピーが一番好きな作品です。さまざまな英語のフレーズを歌から覚えました。

■3『インサイド・ヘッド』
登場人物が「感情」を表す名前になっており、名前に応じたキャラクターの特徴がとてもわかりやすいです。英語も聞き取りやすく、基本的な英語表現が学びやすいと感じました。

もしお子さまが、この3つの作品の日本語版をとても好んでいらっしゃるようでしたら、ぜひ英語音声で見せてはどうでしょうか?英語に親しむ良いきっかけになるはずです。

もちろんこの3つ以外にも、英語の学びにつながる作品はたくさんあると思います。お子さまの大好きな作品をぜひ探してみてくださいね。

それでは次回もお楽しみに!

↓過去の連載は↓
実録!小1から英検チャレンジ

■執筆者プロフィール

ママミーヤ
フルタイムで働く1児の母。ワーキングママ×保育園児で塾に通うことなく小学校受験をパス。英語学習は子どもが0歳の頃から聞き流しを開始。小1で英検5級・4級に、小2で3級・準2級に、小3で2級に合格。現在準1級を目指し英語学習を継続中。連載【小1から英検チャレンジ】では、自宅でできる子どもの英語学習法を紹介しています。お受験の経験を綴ったコラムはコチラ→連載『お受験』はじめました!

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この記事のライター

ママミーヤ
ママミーヤ

フルタイムではたらくママ(時に数日にわたる徹夜あり)。 会社員から脱却し、フリーランスになるが前より忙しくなる誤算に悩む。 0歳から保育園に通う娘が一人。昨年、塾なしで小学校受験に挑戦して無事に入学。 0歳からの幼児教育・お受験の勉強を自宅で行うためのコツ・時間のやりくりなどをお伝えします!