暑い夏も終わり、本の世界にひたるには気持ちのいい季節になりましたね。ところでみなさんは本にブックカバーをつけていますか?せっかく縁あって手元にある本ですから、手作りのブックカバーはいかがですか。お子さまと簡単に作ることができるブックカバーをご紹介します。
やっぱり王道!布で作るブックカバー
お気に入りの布でお気に入りの本をカバーするなんて素敵ですよね。
それではまずは布製のブックカバーのご紹介です。
用意するもの(文庫本用)
布(縦20cm×横30cm)
手芸用ボンド(両面テープでも可)
作り方
1. 布を裏側にして横長に置きます。
2. 本の高さに合わせ、上下の余った部分を裏側に折り、手芸用ボンドや両面テープで留めます。ちなみに、文庫本は高さ約15cmなので、上下各2.5cmほど折ることになります。
3. 本をぐるっと巻けば完成です。
もしアイロンがあれば、上下を折るときにアイロンがけをしておくと、しっかり折り目がついてボンドで留めやすくなります。
また、ボンドを横に端から端までつけるのではなく、左右5cmずつぐらいつけずにおくと、本を差し込むことができるので安定します。もちろん、もっと大きな布を用意すれば、新書や単行本などお好きな大きさの本をカバーすることができますよ。
布を切る手間を省く!手ぬぐいで作ってみよう
用意するもの(単行本用)
手ぬぐい
はがせるテープ
作り方
1. 手ぬぐいを裏側にして横長に置き、横半分に折ります。
2. 本の高さに合わせ、上下の余った部分を裏側に折ります。
3. 本を差し込んでカバーをし、はがせるテープで本と手ぬぐいを固定します。
はがせるテープなら、飽きたらテープをはがしてまた手ぬぐいとして利用できます。もう手ぬぐいとして使う予定がないのなら、横半分に折ったときに切っておくとカバーをしても薄くてごわつきません。
身近にある紙で作ってみるのもおすすめ
もっと手軽に、印刷して作る方法
ブックカバー専用のサイトもあれば、本屋さんがサービスの一環として提供していることもあります。
無料のところがほとんどなので、まずは検索してみましょう。
大抵のサイトは、気に入った絵柄のブックカバーを指定し、プリンターで印刷するだけです。
それを本の大きさに合わせて折れば、ブックカバーの完成です。
どの方法で作っても、オリジナルのブックカバー
ボンドを塗ったり両面テープを貼ったり、折り紙のように紙を折ったりなど、これならお子さまと一緒に作ることができますね。
できあがったブックカバーにリボンやビーズ、アップリケをつけてもおしゃれですよ。
ぜひ、お子さまと一緒に世界でひとつだけのオリジナルブックカバーを作ってみてください。