・食器を洗う時間が短縮できる
・手洗いより節水できる
・高温洗浄で衛生的
・油汚れがきれいに落ちる
・手洗いしにくいものもきれいに洗える
・シンクに洗い物がたまらない
・手荒れの心配がなくなる
・食器洗いから解放される
・「食器洗いをしなければ……」という憂鬱な気持ちにならない

・洗えない食器や調理器具がある
・大きな調理器具は入らない
・食器が入りきらないことがある
・食器を洗う時間が長い
・家電製品なので10年後程度で買い替える必要がある

食洗機は、デメリットを含めて考えても、時短もできて食器洗いから解放されるメリットが大きい家電製品です。

「食洗機を使いはじめると手放せなくなる」という声をよく聞きます。忙しくて食器を洗うのが億劫というパパママは検討の価値があるでしょう。

また、ビルトインタイプは給排水工事が別途必要なので、食洗機の金額と工事金額をあわせると15～20万円と高額に。故障や寿命による取り換え工事も考えておく必要があります。

45㎝幅のタイプには浅型と深型があり、キッチンを新設する場合は45㎝幅の浅型がいちばん人気。深型はフライパンや鍋なども入るので、調理器具まで洗いたい人におすすめです。

60㎝幅のタイプは容量が大きいので、家族が多い人や食器をまとめて洗いたい人におすすめ。

スライドオープンのメリットは、引き出して上から食器を出し入れできるので動線がラクなところ。また、各メーカーのラインナップが充実しているので、種類や機能が豊富なのも魅力的です。デメリットはフロントタイプに比べると庫内が小さく、食器を詰めるのにコツがいることでしょう。

フロントオープンのメリットは、上下の網かごに食器をセットできるので、出し入れがしやすいところ。デメリットは、使うときに前傾姿勢になるので腰に負担がかかることと、水はねしやすいことです。日本製では選べる機種が少ないのですが、根強い人気もあります。

デメリットとしては、卓上型タイプの食洗機を設置するスペースがなければ導入できない点、大きいので目立つ・圧迫感がある点、キッチンの水栓に分岐金具を付ける必要がある点などです。さらに気を付けたいのが、設置する場所で食洗機の扉を開けることができるかどうか。ガス管や水栓などに当たると食洗機の扉が開かなくて困るため、十分注意が必要です。

たとえば、調理器具や大皿も一緒に洗いたい、子どもと大人のお弁当箱や哺乳瓶もまとめて洗いたい、家族が多いのでいちどにたくさん食洗機に入れたいなどです。

逆に、食洗機では洗えない食器や調理器具が多い、よく使うコップやお皿は手洗いでこまめに洗いたいといった場合は手洗い用の水切りかごも必要になります。

調理器具を洗いたい人、洗う食器が多い人は6人家族用の大きめサイズを選びましょう。ビルトインタイプだと深型や60㎝幅のものがおすすめです。卓上型タイプは、設置しても扉を開くときに邪魔になるものがないかを確認してください。

また、食洗機を導入しても必ず手洗いのものはあるので、小さくても水切りかごを置く場所も考慮しておきましょう。

【ドア開閉方法】引き出し式
【食器容量】4点（6人分）

【ドア開閉方法】引き出し式
【食器容量】7点

【ドア開閉方法】引き出し式
【食器容量】40点

【ドア開閉方法】引き出し式
【食器容量】44点

【ドア開閉方法】フロントオープン
【食器容量】56点

【容量】食器点数40点

高温除菌と酵素活性化洗浄で食器の汚れを分解しながら、すばやく洗い流せます。

【容量】食器点数40点

【容量】食器点数18点

【容量】食器点数46点

・毎回のお手入れ、残菜フィルター掃除
食洗機の底にある残菜フィルターをとりはずし、残菜を捨てて洗います。汚れている場合は歯ブラシなどで丁寧に洗いましょう。さらに食洗機の底に残菜などがあれば、きれいにとってください。

・月1回のお手入れ、拭き掃除
固くしぼった柔らかい布で、ドアや庫内などをやさしく拭き掃除しましょう。

・数カ月に1回、ノズルのお手入れ
回転ノズルをとりはずし、水をためたシンクなどで洗います。

・定期的な庫内洗浄
食洗機庫内に何も入れず食洗機用の洗剤を入れ、「標準コース」や「お手入れコース」で庫内を洗浄します。

食器を手洗い用の洗剤で余洗いするときにも気を付けなければなりません。手洗い用の洗剤のすすぎ残しが食洗機内で泡立ち、それが目詰まりを起こして故障したという例もあります。余洗いするときは、しっかりすすぐこともお忘れなく。

食器洗いが面倒だな……と思っているパパママは、食洗機の購入を考えてみてはいかがでしょうか。