だじゃれはクスっと笑えて気分を楽しくさせるものです。特に小さなお子さまは、単純でわかりやすいだじゃれが大好き。そんなだじゃれを満喫できるのが絵本館の「だじゃれ絵本シリーズ」です。今回は、だじゃれ絵本シリーズの魅力をご紹介します。
面白いだけじゃない!だじゃれのうれしい効果って?
・言葉の発達をうながす
だじゃれは、似たような音の言葉を重ねて文章を作る言葉遊び。単純でわかりやすいため、小学生くらいまでのお子さまは特に好むことが多いでしょう。
しかし、だじゃれを楽しむためには、語彙力や言葉への高い感度が必要です。だじゃれを楽しむうちに、自然と言葉の発達がうながされるといえます。
・脳が活性化される
だじゃれを思いつくためには、語彙力とともに柔軟な発想力が必要です。そのため、だじゃれを考えると脳が活性化されるといわれています。
親子で楽しめるだじゃれ絵本シリーズ
そのなかでもイチオシなのが、中川ひろたかさんの「だじゃれ絵本」シリーズ。大人も楽しめるような、技ありなだじゃれが満載です。
だじゃれ絵本シリーズは、2018年現在では以下の7冊が発行されています。
・だじゃれどうぶつえん
・だじゃれすいぞくかん
・だじゃれどうぶつえん
・だじゃれしょくぶつえん
・だじゃれレストラン
・だじゃれオリンピック
・えっちらおっちら日本だじゃれ旅
お子さまの好みにあわせて選んであげるといいでしょう。
著者の中川ひろたかさんってどんな人?
そんな中川さんの絵本は、子どもの心をぐっとつかむものばかり。そのひとつがこの「だじゃれ絵本」シリーズなのです。
中川さんはだじゃれ好きが高じて、「D1だじゃれグランプリ」なるものを開催しています。そんな中川さんが生み出すだじゃれは、大人も思わず笑ってしまうものばかり。親子で楽しめるでしょう。
今回は、そんな中川さんのだじゃれ絵本シリーズから、一番新しい作品「えっちらおっちら日本だじゃれ旅」をご紹介します。
だじゃれだけではなく日本の地理も学べる
著者 :中川 ひろたか(文)、高畠 純 (絵)
出版社 :絵本館
だじゃれだけではなく、都道府県の特徴を学べるところもうれしいポイント。日本地理の勉強に苦戦する小学生や中学生にもおすすめです。だじゃれを楽しみながら、自然と知識が身に付くでしょう。
この絵本がきっかけで「日本のことをもっと知りたい!」と好奇心がかきたてられるかもしれません。日本地理を勉強するきっかけになるのではないでしょうか。
だじゃれ絵本でもっと絵本が好きになる
絵本を読み終えた後は、親子で新しいだじゃれを考えてみるのもおすすめです。親子のコミュニケーションのきっかけになりそうですね。