子どもの「はじめてのひとりたび」はいつ頃、どうやって行うのが良いでしょうか。「ANAジュニアパイロット」というサービスを使って飛行機に1人で搭乗した、6歳の長女の体験記を申し込みから準備、当時の様子までご紹介します。
子ども1人でも飛行機に乗れるの?
ANAやJALをはじめ、多くの航空会社では6~7歳(希望により11歳まで)の子どもの1人旅をサポートするサービスを用意しています。サポートサービスの名称は各航空会社によって異なりますが、今回筆者の長女が利用したANAでは、「ANAジュニアパイロット」というサービス名でした。
サービスの利用には、事前の申し込みが必要となります。ANAはwebサイトからジュニアパイロットの申し込みができましたが、電話のみの受付となっている航空会社が多いようです。
前日までの準備
また、機内持ち込み用のバッグに入れておくものは、「何が必要だと思う?」と子どもと相談しながら決めていきました。相談の結果、長女は自分のリュックサックに、以下のものを入れていました。
・キャンディー5個
・小袋のお菓子2袋
・280mlのお茶のペットボトル
・映画をダウンロードしたKindle Fireタブレットとイヤホン
・お気に入りのぬいぐるみ
なお、ANAジュニアパイロットでは、見送りや出迎えをする人の連絡先が書かれた同意書を記入し、フライト当日に空港に持っていく必要があります。同意書も記入を済ませ、前日は早めに就寝しました。
いざ、空港へ!
便名や座席、名前が記載され、ホルダーの裏側に搭乗券も入れてもらえるので、子どもが紛失しにくくなっています。
また、付き添いで入場する保護者には、カウンターで手荷物検査場通過証を発行してもらえます。
搭乗口まで子どもの見送りができます
検査場を通過したら、指定の搭乗口へ向かいます。搭乗口に着くと、ジュニアパイロットのホルダーを見たスタッフの方がすぐに声をかけてくれ、「最初にご案内するので、出発予定時刻の20分前には、搭乗口付近にいてくださいね」と言われました。
機内では、客室乗務員さんから手書きのメッセージカードをもらうなど、手厚い気配りをしてもらい、楽しく過ごすことができたようです。1時間半ほどのフライトでしたが、長女は機内サービスでもらった折り紙でずっと遊んでいたとのことでした。
無事に目的地に到着!
長女に感想を聞いたところ、「1人でも平気だったし、楽しかった!」と、とても満足そうでした。
飛行機ははじめての1人旅に最適!
長女は、「1人でできること」が増えていくのがたまらなくうれしいようで、「飛行機も乗れたし、夜も1人で寝られそう!」と電話をかけてきてくれました。
子どもの自信を育てる1人旅。実家やご親族の家が遠方にあるという方は、こういったサポートサービスを利用して、お子さまと一緒に飛行機の1人旅を計画してみるのはいかがでしょうか。
ANAジュニアパイロット(お子様一人でご利用のお客様) [国内線]|Service & Info[国内線]|ANA
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