2017年02月20日 公開

冬こそおすすめ!冬ならではの動物園の楽しみ方

「冬の動物園は、寒さで動物たちも元気がないかもしれない。春になってから行こうかな……」と考えている方は多くいらっしゃるかもしれません。でも実は、動物園は冬こそおすすめなのです。今回は、知育スポット冬の動物園の見どころについてご紹介いたします。

「冬の動物園は、寒さで動物たちも元気がないかもしれない。春になってから行こうかな……」と考えている方は多くいらっしゃるかもしれません。でも実は、動物園は冬こそおすすめなのです。今回は、知育スポット冬の動物園の見どころについてご紹介いたします。

冬の動物園の魅力

これまで何度か動物園に行ったことはあるけれど、冬に行ったことはない方も多いかもしれません。
動物は一年を通して動物園で暮らしていますが、夏と冬では動きや生活も異なる動物も多く、いろいろな季節に行ってみて比べてみると同じ動物でも面白いものです。特に寒い地域の動物たちは、冬だからこそ本来に近い姿を見せてくれます。
また、屋外展示だけでなく屋内展示もみどころたくさんです。春には混み合う園内が比較的空いているのも冬ならでは。子どもは風の子といいますから、親子で元気に動物園で楽しみましょう。

冬の動物園の風物詩 寒さで固まるサル団子

動物園の中でも人気なのがニホンザルのサル山のコーナー。赤ちゃん猿がママ猿にしがみついている様子や、エサを求めて手を伸ばしている様子、仲間同士での毛づくろいの様子などは人間に通じるものもあり、見ていて非常にほほえましく感じます。
そんなサル山の冬ならではの楽しみ方といえばなんといっても「サル団子」です。寒い時期だけに見られる行動で、まるでおしくらまんじゅうのように固まってお互いに体を寄せ合い温めあう様子を見ることができます。ほほえましくて、見ているだけで心が温まる光景です。

冬の動物園のアイドル レッサーパンダ

冬に元気になる動物の代表格といえば、なんといってもレッサーパンダです。レッサーパンダは冬が大好き。もともと野生のレッサーパンダは寒冷地で暮らしているため、寒さに大変強い動物なのです。他の動物に比べて冬の間でも元気に動き回るので、冬の動物園をにぎやかにしてくれるアイドル的存在といえます。

冬の王者、アムールトラ

Dave Pape/public domain
via commons.wikimedia.org
アムールトラはロシアの極東地域に生息する最大のネコ科動物です。
絶滅危惧種でもあり、ぜひ動物園でみておきたいトラの王様です。寒いタイガに住んでいる動物ですので、冬の動物園で活動的な姿が期待できます。
アムールトラを見ることができる動物園は下記サイトで調べられますので参考にしてください。

冬の動物園のお楽しみ ペンギンの大行進

冬が大好きなペンギンの雪上お散歩をプログラムしている動物園も多いです。柵やガラス越しではなく、歩く姿を間近で見ることができる絶好のチャンス!ペンギンたちの生命力や匂いまで感じ取ることができます。
お散歩は、ペンギンにとっても運動不足解消や病気の予防、日常と違う刺激を与えてあげられるといった効果があるんです。列をなして雪の上をいきいきと歩くペンギンのかわいらしさに、パパママもお子さまも大喜び間違いなしですね。

他にも、冬に活動的になる動物はホッキョクグマ、ユキヒョウ、ジャイアントパンダ、エゾシカなどたくさんいます。
また、リスやキツネなどは、冬毛に生えかわり夏とは違った姿を楽しむことができます。

屋内展示もおすすめ

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via Chiik!編集部

寒い冬には、冬に活動的になる動物を屋外でみる楽しみとは別に、温度調整された快適な屋内施設で動物をみるのもおすすめです。
爬虫類館、昆虫館など併設されている動物園では、冬でも生き物たちの元気な姿を楽しめます。
外で身体が冷えた後、温かい屋内施設はありがたいものです。コートを脱いでゆっくり観賞してみてください。

また、屋内施設では冬ならではの冬眠展示を行っているところもあります。一例としては上野動物園のツキノワグマの冬眠展示です。

冬は動物たちが見やすい

冬の動物園の魅力がもう一点あります。
動物たちの行動が他の季節よりも見やすくなります。葉が青々と生い茂り隠されていた部分も、冬は葉が落ちる分、見通しがよくなることから、他の季節よりも観察がしやすくなっています。冬の動物園では、今まで見たことのない動物たちのかわいらしい姿を見ることができるかもしれませんよ。

冬こそ動物たちを観察しよう

今まで冬の動物園は敬遠していた方も、ぜひ今回の記事を参考に他の季節とは違う動物たちの姿を観察しに行ってみてくださいね。お子さまにとっても季節による動物たちの過ごし方の違いはきっと心に残るものとなるに違いありません。

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この記事のライター