2018年04月03日 公開

アイスクリームとラクトアイスの違いって?

ひんやりとして口当たりのいいアイスクリームは、大人にも子どもにも人気のスイーツです。しかし、一般的に言われる「アイスクリーム」には、実はいろいろな種類ごとに違いがあることをご存知でしょうか。アイスクリームとラクトアイス、アイスミルクの違いについてご説明します。

ひんやりとして口当たりのいいアイスクリームは、大人にも子どもにも人気のスイーツです。しかし、一般的に言われる「アイスクリーム」には、実はいろいろな種類ごとに違いがあることをご存知でしょうか。アイスクリームとラクトアイス、アイスミルクの違いについてご説明します。

アイスクリームの種類と違い

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アイスクリームの種類は、含まれる乳固形分と乳脂肪分の量で分けられています。乳固形分とは、牛乳から水分を抜いたもののこと。多ければ多いほどミルクの味わいが濃厚になります。

乳固形分と乳脂肪分は最も多い順にアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス。アイスミルクはアイスクリームとラクトアイスの中間の含有量ですが、味はアイスクリームとさほど変わらないものも多くあります。

アイスクリームの魅力は濃厚なコク

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アイスクリームに含まれる乳固形分は15.0%以上(うち乳脂肪分8.0%以上)です。三種類のアイスクリームの中で、最も牛乳の成分が多く含まれているため、味わいには濃いミルクの風味があります。

まったりとしたコクが感じられるのも、このアイスクリームの特徴です。

アイスミルクはまろやかな口当たり

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アイスミルクには乳固形分10.0%以上(うち乳脂肪分3.0%以上)が含まれています。牛乳の成分の量は、アイスクリームにはやや劣りますが、味わいの豊かさにかけては引けを取りません。ミルクの風味もしっかり残っており、アイスクリームに近い味が味わえます。

またアイスミルクは、乳脂肪分が少ないことから、いわゆる「アイスクリーム」の中では比較的カロリーが低いものが多くあります。カロリーが気になる場合は、表示を確認してアイスミルクを選ぶといいかもしれません。

ラクトアイスはさっぱりとしたおいしさ

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対して、さっぱりとした口当たりが魅力なのが、このラクトアイスです。アイスクリーム、アイスミルクのような濃厚さはありませんが、後を引かない独特の食感のよさがあります。

含まれる乳固形分は3%以上。三種類のアイスクリームの中では最も少ない量です。では、お子さまのカロリー摂取量を考えるとラクトアイスがいいのではないかというと、実はそうでもありません。

ラクトアイスには、コクを出すために植物油が使われることが多いのです。カロリーが高めのものもあるため、購入前にチェックしてみましょう。

それぞれのおいしさを味わおう

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お店のアイスクリームのコーナーには、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスが一緒に並んでいます。買う前に、手に取って表示を見て、違いを確かめてみるのもおもしろいかもしれません。長年「アイスクリーム」だと思っていたものが、実はそうではないこともあるでしょう。

それぞれに独特の味わいがあるので、お子さまと一緒に食べ比べて好みのものを見つけるのも楽しいですよ。

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この記事のライター